大阪日日新聞「澪標」コラム 日本一のまち歩き計画

大阪日日新聞の「澪標」でコラムを担当することになりました。以下、全文です。

みなさん、はじめまして。ぼくは「大阪あそ歩(ぼ)」(公式サイト http://www.osaka-asobo.jp/)のアシスタント・プロデューサーをやっております、陸奥賢といいます。さて、唐突ですが、みなさんは大阪あそ歩ってご存じでしょうか? これは大阪コミュニティ・ツーリズム推進連絡協議会(大阪市、大阪商工会議所、大阪観光コンベンション協会などによって構成)による企画の総称です。

 名は体を現すといいますが、読んで字のごとく、「大阪のまちを歩いて遊ぼう」というもので、2008年秋に協議会が発足して、09年は「大阪あそ歩’09春」「大阪あそ歩’09秋」と銘打って、大阪市内で、春は25コース、秋は68コースのまち歩きを行いました。今年の春「大阪あそ歩’10春」(4月上旬~6月上旬実施予定)ではなんと、100コース以上ものまち歩きを実施する予定です。

 こうしたコミュニティ・ツーリズム、まち歩きの火付け役は06年に長崎で開催されて、延べ参加者数1千万人を突破した「日本ではじめてのまち歩き博覧会 長崎さるく博」であるといわれています。長崎さるく博は、その素晴らしい大成功から、「長崎さるく」と名前を変えて、いまだに継続して実施されています。

 最近ではNHKでタモリさんが東京のまちをぶらぶらと歩いて紹介する「ブラタモリ」といったテレビ番組が放送されていて人気を博していますが、いま日本全国で「自分のまちを見つめ直そう」というまち歩きがブームとなっています。実際に、北は北海道から南は沖縄まで、いろんな地域で行政組織、任意団体、NPOなどが、盛んにまち歩きを実施していますが、その中でも、大阪あそ歩のまち歩きコース数は驚異的な数で、市町村単位では「日本一」の数を誇ります。日本のコミュニティ・ツーリズムの草分け、リーディングの「長崎さるく」ですら50コースほどですので、コース数だけでいえば、大阪あそ歩は「日本一のまち歩きプロジェクト」なのです。

 また、大阪あそ歩で注目してほしいのはコース数だけではありません。特筆すべきは、その人気ぶりで「大阪あそ歩’09春」では、まち歩きの定員数以上の予約申込があって予約率が108%を記録。「あそ歩’09秋」では、さらにヒートアップして、なんと予約率が130%を突破しました。これは「ほとんどのまち歩きコースが満員御礼で、キャンセル待ちが発生している」という状態で、関係者を大いに瞠目(どうもく)させましたが、お客さんは、一度、大阪あそ歩のまち歩きに参加すると、その面白さにはまってしまって、熱烈なリピーターとなってしまうのです。

 一体、なぜ、これほどまでに大阪あそ歩が、大阪市民に受け入れられて、熱烈に支持されているのか? 大阪あそ歩の魅力とはなにか? 大阪あそ歩の最新情報や今後の展望は?-以上のような事柄について、今後、全5回のこの『澪標』コラムの中で、いろいろとお話させていただきたいと思います。


2010年 2月 2日
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