京都南座「吉例顔見世興行」 愛之助贔屓宣言

年末、京都南座「吉例顔見世興行」を観ました。片岡愛之助の「外郎売」に拍手喝采。市川海老蔵の急遽の代役だったわけですが、これがもう見事!

「外郎売」といえば、市川宗家の十八番中の十八番で、これを演じることが宗家の宗家たる由縁であったわけですが、それを上方歌舞伎の片岡愛之助が見事に演じきったとなると、これは市川宗家の面子丸潰れやないでしょうか?江戸歌舞伎が上方歌舞伎の役者の手に掛かれば、お茶の子さいさい。御茶立ちょ、茶立ちょ、ちゃっと立ちょ、茶立ちょ。青竹茶筅で御茶ちゃっと立ちゃ。

片岡愛之助さんは大阪・堺市の一般家庭から歌舞伎の世界に弟子入りしたとか。昨今の歌舞伎界では珍しい、世襲ではない歌舞伎役者なんですが、希代の名優・十三代目片岡仁左衛門に見い出されただけあります。和事もやれば、荒事もこなす。華もある。気品もある。姿も良い。まさに三拍子。

ぼくは愛之助贔屓を宣言します。


2010年 12月 22日
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