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平成17年(2005) 石橋克彦教授(神戸大)の提言と警鐘 「地震と共存する文化を」

2011 年 3 月 18 日

いまから6年前、平成17年(2005)の石橋克彦教授(神戸大)の提言と警鐘。さすがですね。

今回の地震で東京一極集中の弊害が如実に出ました。地方分権、分散化することで、リスクを回避しないと。日本のグランドデザインを変えるときです。

http://www.stop-hamaoka.com/koe/ishibashi050223.html
「地震と共存する文化を」
そもそも日本列島に居る限り、地震と共存する文化というものを確立しなければならない。つまり、従来は自然と対決する文明で、それに対して最新技術でもってバックアップしようという考え方でしたけれども、自然の摂理に逆らわない文明というものを我々は作っていかなければならないと思います。

要するに開発の論理、あるいは効率、集積、利便性の論理、それから東京一極集中、都市集中の論理、そういう物をやはり見直してですね、保全とか小規模、多極分散、安全と落ち着き、地方自立、国土の自然力と農村漁村の回復、といったようなことをキーワードにして、根本的な変革が必要であると、まあその地震災害を考えると、私は強く思います。


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