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2011 年 5 月 のアーカイブ

住吉大社御鎮座1800年記念大祭 神賑行事 御稔女 神田代舞(於:第一本宮)

2011 年 5 月 16 日 Comments off



神功皇后が三韓征伐のさいに長門国から植女を住吉に召しました。五穀豊穣の神に奉仕する植女は、その職業柄、やがて遊女ともなり、堺の乳守に定住。中世には、堺の乳守遊郭は日本でも有数の遊郭として知られ(平安貴族はもちろん。あの一休さんも堺の遊女・地獄太夫とのラブロマンスが伝わってます)、江戸時代に、江戸最大の吉原遊郭が開発されたさいには、その歴史と格式の高さから、堺の乳守の遊女をわざわざ召抱えて、何も知らない遊女たちに、遊郭の作法やしきたりを教えたといいます。実際、そうした由縁で吉原遊郭には「堺町」というエリアまでできました。

住吉大社では毎年6月14日に神田にて御田植神事(国指定重要無形文化財)を執り行いますが、これは乳守の遊女たちの神事を継承しています。また、その奉納神事のうちのひとつが御稔女(みとしめ)による「神田代舞」(みとしろまい)。かつてはこれも堺の乳守の遊女が御奉仕していたのでしょうが、明治に入ってからは当時、大阪最大の花町だった新町遊郭の芸妓が奉仕する定めとなりました。いまは、その新町もなくなったので、日本舞踊(西川流)の家元が継承しています。

住吉大社御鎮座1800年記念大祭ということで、第一本宮の拝殿にて神田代舞を堪能できました。眼福です。


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ノリさん日替わりマスターのバー「SINGLES」でマスター@梅田

2011 年 5 月 14 日 Comments off



2畳大学の学長・梅山くんのお誘いで「ノリさん日替わりマスターのバーSINGLESでマスター@梅田」に遊びにいきました。ノリさんというのは廣水乃生(ひろみずのりお)さんのニックネームです。

廣水乃生(ひろみずのりお)
1968年生まれ。東京芸術大学大学院教育学研究科終了後、7年間にわたって教師を務める。教育を通して人と人のコミュニケーションに興味を持ち、教諭を退職。米国プロセスワーク研究所にて葛藤解決・組織改革ファシリテーション・マスターコースを修了する。その後ファシリテーションスキルを日常生活に活かすための講座や人々が社会的な立場を超えて交流する場「オープンフォーラム」を企画するなど様々な活動を企画実施している。水戸教育フォーラム共同代表、コミュニティファシリテーション研究所代表、茨城・教師を支える会代表。


仕事で来阪してはったんですが、色々とありまして、ぼくがガイドとして大阪のまちを案内。道頓堀、法善寺、千日前、日本橋、新世界、太子、山王、飛田、釜ヶ崎などを一緒に巡りました。その後日、梅田・堂山のSINGLESでマスターをするとのことやったので、お伺いしたというわけです。

大阪のまちネタ、雑談ばっかりして、結局、ファシリテーションスキルに関しては、あんまり話をせずで、ようわかりませんでした(笑)次はそのへんのお話をぜひともお聞きしたいです。


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5/12 『月刊島民』 第1回 淀屋橋編集会議 『タウン誌のつくり方』(淀屋橋odona アイ・スポットにて)

2011 年 5 月 13 日 Comments off



淀屋橋odonaアイ・スポットで実施された『月刊島民』の第1回淀屋橋編集会議『タウン誌のつくり方』に参加しました。

月刊島民編集部による新たなメディアがスタート。
参加者の方々とコミュニケーションしながら、街の楽しみ方、
街ネタの伝え方などを考えていきます。
いわば読者参加型の公開編集会議のようなノリ。
第1回は「タウン誌のつくりかた」。
月刊島民ファンだけでなく、いろいろな形で
情報発信に関わる方々、お集まりください。
毎回登場するゲストにも乞うご期待!


なんとなく参加したのですが、想像以上に面白かったです。中之島に限らず、大阪のまちは、どこも個性が強いです。大阪あそ歩は大阪市内だけで、150ものまち歩きコースを作りました。これは大阪のまちの、潜在的な、驚異的な、ポテンシャルの賜物。もっともっと、あっちこっちに、地域密着のタウン誌があってええと思ってるんですが・・・。


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住吉大社御鎮座1800年記念大祭 神館 黒茶碗(樂焼)

2011 年 5 月 12 日 Comments off



住吉大社御鎮座1800年記念大祭で境内をぶらぶらしていたら、K権禰宜のご好意で、国指定重要文化財の神館を見せていただきました。お茶席を頂き、さらに樂焼茶碗の逸品が展示されていました。

堺が産んだ茶聖・千利休の究極の理想が、この黒茶碗でした。というのも利休時代の抹茶は現在の抹茶よりも色が白かった。白と黒のコントラストが、虚飾を捨て去ったモノクローム、水墨画のような世界感と美が「利休好み」やったんですな。

現在の抹茶は、あまりに色が強く、その粋はなかなか伝わりませんが。


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住吉大社 御鎮座千八百年記念大祭 幣帛料御下賜 天皇陛下 平成二十三年五月二十三日

2011 年 5 月 12 日 Comments off



2011年5月12日は、摂津一宮・住吉大社が御鎮座1800年という記念すべき日でした。

参拝したら第一本殿前に「住吉大社 御鎮座千八百年記念大祭 幣帛料御下賜 天皇陛下 平成二十三年五月二十三日」の看板がありまして。

なかなか見れないもんですんで、思わず写メール(笑)


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大阪料理とは何か?~割烹、懐石、出汁(だし)文化~

2011 年 5 月 11 日 Comments off

新しくなった大阪駅(大阪ステーションシティ)に大阪が誇る大阪料理の名店「高麗橋吉兆」が入っててちょっと驚きました。「高麗橋吉兆 JR大阪三越伊勢丹店」とか。店名がやたらと長い・・・。
http://osakastationcity.com/restaurant/438.php
http://www.kitcho.com/osaka-hon/eat_open/index.html

日本料理というと「京料理」のイメージがありますが、京都(平安京)は「山背」というように山奥に位置していて海がないので魚を生食することが非常に難しい。京都古来の料理というのは乾き物などを合わせた「煮る食文化」に留まっています。これは古都・奈良も同じくです。また江戸は港町で魚が豊富ですが17世紀以降に出来た新興都市であり、畿内半島から遠く離れていることもあって「煮る食文化」が伝播せずに刺身や江戸前寿司に代表されるような「割く食文化」を形成しました。対して大阪は京都の煮る食文化の影響を受けながら、港町であるという絶好のロケーションにあったので「煮る食文化」+「割く食文化」を見事に融合させて「割烹」という新ジャンルを確立させました。「割烹」という漢字の「割」は割くこと、「烹」は煮ることを意味していて、要するに日本料理というのは「割烹」のことであり、大阪料理のことです。こういうのを大阪弁で「ええとこどり」といいます。

日本料理の一大ジャンルの懐石料理も、茶聖・千利休の茶懐石から派生したものです。千利休も大阪・堺生まれで紛れもなく大阪人(堺人)。利休の懐石は当初は「一汁三菜」という質素な形体から始まりましたが、やがて四季折々の自然や風流を入れ込むという粋な食文化へと発展していきました。舌だけで料理を味わうのではなく、器や杯、掛け軸、普請、庭などと一体化させて、味覚、触覚、視覚、聴覚、嗅覚と五感を駆使して食を楽しむ。これほど「贅沢極まりない食文化」というのは日本はおろか世界を探しても稀で、だからでこそ住友や鴻池、加島屋といった名だたる大坂豪商たちが深く懐石料理を愛したわけです。また江戸時代の大阪は「天下の台所」として諸国の特産物の流通センターでした。北国の北海道の昆布と、南国土佐の鰹を掛け合わせて「だし」を取ることを発明したのは大阪の町衆です。これは画期的な発明で、昆布というのは「植物性アミノ酸」、鰹というのは「動物性アミノ酸」で、これを掛け合わせると、なんと「旨み成分」(アミノ酸=味の基です。笑)が約7倍になるんですな。

いま日本料理というと、昆布+カツオの「だし」が基本ベースになってますが、これは、大阪人の発明。「大阪料理とはなにか?」というと、この「だし」の文化で、これはしかし、もはや「日本料理のスタンダード」になってしまっているので、誰も「大阪名物」といわない。しかし、ほんまは、この「だし」こそが「大阪名物」なんです。東京は「ミシュランガイドで世界最高数の星をとった!東京はパリを抜いて世界最大の食の都だ!」なんてことをいってますが、それは大阪の「だし文化」があってこそ、です。日本料理店から昆布とカツオの「だし」を抜いたら、一体、どういうことになるか。考えてみてください。大阪の町衆が発明した「だし文化」こそが、世界最大の食の発明でした。大阪人は、もっと、自分たちの先達が産み出した偉大な食文化を誇りにして宣伝しましょう(笑)


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大阪あそ歩まち遊びプログラム 大阪ものがたりシリーズ②「曽根崎心中」 ~この日こそ、お初・徳兵衛~

2011 年 5 月 10 日 Comments off



大阪あそ歩の毎年春の恒例(?)となりました近松門左衛門の名作『曽根崎心中』をテーマにしたまち遊びプログラムといえば大阪ものがたりシリーズ②「曽根崎心中」 ~この日こそ、お初・徳兵衛~

http://www.osaka-asobo.jp/course72.html
元禄16年(1703年)に、大坂庶民のあいだに「心中もの」の一大ブームを巻き起こしたのが近松門左衛門の名作「曽根崎心中」。その主人公・お初と徳兵衛が、曽根崎の露天神の森で心中を果たしたこの日(旧暦4月7日)に現場となった露天神で2人の冥福を祈ります。コースは「五大力」の浄祐寺から道行の道をたどって、お初天神へ。語り・解説付でお楽しみください。


落語家の笑福亭仁勇さんによる軽妙洒脱な『曽根崎心中』のあらすじ解説と、長唄杵勝会の杵屋勝寿真さんの迫真、名調子!の原文朗読。参加者の皆さんの拍手喝采でプログラムを終えました。この企画は、何度やっても、ほんまにおもろいですねぇ。お初と徳兵衛の心中日に、その現場で『曽根崎心中』を語るんですから、リアリティ、感動が違います。仁勇さん、勝寿真さん、本当に、ありがとうございました!

※画像は仁勇さんの解説光景。露天神社(お初天神。天神さんといえば梅)ということで、衣装も梅色にコーディネイトしてくれました。さすがプロのサービス精神・・・頭が下がります。


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大坂夏の陣(大坂城落城)の日に、淀殿の墓(太融寺・大阪市北区)へ

2011 年 5 月 8 日 Comments off



‎5月8日は何の日?大阪夏の陣で大坂城が落城した日です。この日、豊臣政権が滅び、淀殿が亡くなりました。画像は淀殿のお墓で、大阪市北区の太融寺にあります。命日にお伺いすると墓に白ユリが添えられてました。

じつは燃えさかる大坂城の中で、淀殿は自分の侍従の女性たちに「ここから逃げなさい」といって秘密の抜穴で逃亡させ、命を助けたとか。以後、彼女たちは淀殿の命日に集まって密かに淀殿の菩提を弔い、それは侍従の子孫にまで受け継がれ、1615年の夏の陣から2011年の現在に至るまで、その法要は欠かされたことがないんです。この日もわざわざ淀殿の故郷の小谷から侍従たちの子孫の方が来てました。白ユリを供えるのは、淀殿が白ユリを愛でたからとか。

この手の「知られざる歴史秘話」のようなものは、大阪のまちを歩けば、いたるところに、そこらじゅうに、ゴロゴロしてます。大阪は「文化不毛の地」「歴史なんかない」と思われがちですが、じつは物語の宝庫。日本最大の歴史都市、文化都市、物語都市が大阪です。そろそろ大阪への都市認識、都市イメージを改めてほしいですねぇ。


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A’ワーク創造館「イベント・企画デザイナー養成講座」で「コミュニティ・デザイン」の講師をやります

2011 年 5 月 5 日 Comments off

毎年恒例(?)となりましたA’ワーク創造館の「イベント・企画デザイナー養成講座」を今年も実施します。ぼく、梅山くん(A’ワーク創造館スタッフ・2畳大学学長)、アサダワタルさん(日常編集家・オフィス事編kotoami主宰)の3人で、色々と「コミュニティ・デザイン」について語ります。ぼくは毎回、狂言役で「(イベント・企画デザイナー養成講座なのに)イベントなんてやめてしまえ!」と過激なことをいうんですが(笑)興味がある方は参加してください。

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イベント・企画デザイナー養成講座
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http://www.adash.or.jp/?p=2800

「講座やイベントをしなければいけないんだけど、いつも同じような感じになってしまって変化がない」「はじめは面白がって来てくれたけど継続しない」など感じていませんか。これからの時代を切り開いていくような新しい発想で生まれた事例をもとに、アイデアを形にしていく力を育てましょう。

この講座では、「イベント・企画」を一過性やルーチンなものではなく、特定のコミュニティ(家族・身内から、自分の住んでいる地域、都道府県、全国レベル、または社会的マイノリティな立場の集団まで)の中にある関心や問題意識などを探求・解決していくための「コミュニティデザインのための手段」としてを捉えます。そして、「企画書ができた後」の運営ノウハウを学ぶのではなく、「企画書に起こすまで」のアイデアを思いつくための基盤づくりと、思いついたイメージやアイデアを形にするためのコツを学びます。

講座は、全4回の講座+1回の個別相談(3日目までの間に実施)で構成されています。個別相談では、具体的なアイデアがあればワークショップに向けて内容の整理をおこないます。また、具体的なアイデアがなくても、モヤモヤを具体化させたり、そのヒントを探すお手伝いを一緒にします。

◎プログラム
1日目:【講義1】コミュニティデザインのツールとしての「大阪あそ歩」
2日目:【講義2】イベント・企画のデザインを始める前に
オプション:個別相談(3日目までの間に実施)
3日目:【ワークショップ1】「イベント制作ワークショップ」
4日目:【ワークショップ2】「イベント制作ワークショップ」

◎こんな人にお勧め
・NPOなどの団体や組織でイベントや講座、企画などを担当している方
・アイデアはあるけど、なかなか形にならないという方
・自分の住んでいる地域で何か始めてみたいが、モヤモヤしている方 など

◎講師
●陸奥 賢 (大阪あそ歩アシスタントプロデューサー/株式会社まちらぼ代表)
大阪あそ歩 http://www.osaka-asobo.jp/
大阪の「まち」を舞台にコミュニティ・ツーリズムを企画、実施している「大阪あそ歩」。2011年度には大阪市内150エリア以上で「まち歩き」「まち遊び」を展開します。新しいものを1から作るのではなく、元々ある面白いものを見てもらう。そんなコンセプトで、3年目を迎える今年も人気が拡大中。

●アサダワタル (日常編集家 / オフィス事編kotoami主宰)
1979年生。大阪市立大学法学部卒。音楽や美術などの表現領域で培った妄想を、都市政策、社会福祉、メディア制作などに転用させる数々のプロジェクトの構想・演出を手がける。活動コンセプトは「日常再編集」「分野ノマディズム」「積極的コミュニティ難民」。近年の代表的な活動として、自宅の一部を他者に開放する「住み開き」という概念を提唱。その活動について執筆した共著「編集進化論 editするのは誰か」がフィルムアート社より2010年9月出版。2011年秋には、単著「住み開き(仮題)」が筑摩書房より出版予定。ソロ「大和川レコード」、バンド「SJQ」(HEADZ/cubicmusic)にてライブ活動やCDリリース、神戸女学院非常勤講師、NPO「cocoroom」副代表理事、近江八幡ボーダレス・アートミュージアム「NO-MA」アドバイザーとしても超雑多に活動中。

日時:2011年7月6、13、20、27日(水曜日)19:00~21:00、全4回
参加費:¥12,600(教材費・税込み)
定員:15名(先着順)
会場:A´ワーク創造館
申込:まずはお電話にて。
06-6562-0410


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大阪名物みやげ!浪花ことばせんべい(阿倍野区・はやし製菓本舗)

2011 年 5 月 4 日 Comments off



大阪あそ歩のまち遊び企画昭和の日に昭和町まち遊び~どっぷり昭和町を満喫!~で立ち寄り、お土産に買って帰りました。阿倍野名物の「はやし製菓本舗」さんの「浪花ことばせんべい」。郷土史研究家で『大阪ことば事典』編者の牧村史陽さんが「これが大阪やいうもんを作ろうやないか」と先代のご主人と考案して作られたとか。

全部で26種類あるんですが、面白いので100種類ぐらい作ってほしいなぁ・・・と勝手に思っております(笑)


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