七夕(祭礼)は旧暦で祝いましょう

今年も雨でした。毎年、7月7日になると思うんですが、西洋暦(新暦)の7月7日やと日本は梅雨の時期真っ只中。これ、「旧暦の7月7日」(新暦8月7日前後)であれば、毎年、晴天で、夜空の星もめちゃくちゃキレイなんですわ。東洋の祭礼・七夕を西洋暦でムリヤリ祝おうとするから、こんなことになる。

旧暦から新暦に強制的に変えたのは明治政府の陰謀です。新暦が採用されたのは明治6年(1873)ですが、じつはこの年は閏月(うるうづき)がありました。そして明治維新以降、役人の俸給は年俸制から月給制に変ったので、政府は1年間の予算で13カ月分の月給を支払わなければならないという非常事態に陥ったわけです。財政難にあえぐ政府は急遽「旧暦なんて古い暦はダメだ!文明開化の進展には不都合である!西洋暦にする!」とよく判らない理屈を言い出して、有無を言わさず新暦を採用。明治5年12月3日を明治6年元旦にしてしまうことで、12月分と閏月分の2ヶ月分の給与支払いを消滅させたわけです。

政府は「金払わんで済んだ」と欣喜雀躍したようですが、これによって旧暦に依存する日本古来の祭礼日が1ヶ月ほど実施日がずれて狂ってしまい、七夕を梅雨時に祝う…というようなトンチンカンな祭礼が日本全国各地に生まれました。金のためならしょうがないと、文化大革命もビックリの日本文化ジェノサイド。近代日本が犯した大罪。神仏分離令(廃仏毀釈)と並ぶ歴史的大愚行といえるでしょう。

そろそろ、その反省をしてもええ頃ちゃいますかね?祭礼は昔ながらの旧暦でやらないと昔の人の季節感(自然観、世界観、宇宙観)や信仰、祈りなどが伝わりませんよ。


2011年 7月 7日
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