天下茶屋

天下茶屋は秀吉と利休が出会って、よく天下国家を論じたという茶屋です。紀州街道沿いにあります。和歌山まで通じているから現在は紀州街道と呼ばれますが、もとは住吉街道(住吉大社)であり、また堺街道(堺に通じている)でもありました。

面白いのが大坂城と堺旧市のちょうど中間地点に、「天下茶屋」が位置しているということ。同時刻に大坂城を出発した秀吉と、堺を出発した利休が歩いていくと、ちょうど、この真ん中の天下茶屋で出会うんですな。

秀吉は天下を征した武家政権の代表であり、利休は南蛮貿易を牛耳って、鉄砲を大量生産する自由自治都市・堺(商家政権)の代表。秀吉はおいそれと利休を大坂城に呼びつけるなんてことはできなかったし、利休も天下人となった太閤秀吉の命令を無下に断れる立場ではなかった。両者のプライド、駆け引きの折衷が、大坂と堺の中間地点の天下茶屋という場やったんですな。

大坂と堺という都市の中間。こういう場はなかなか珍しい。ぼくは大阪人であり、堺人でもありますから、もうちょっと、天下茶屋をクローズアップしたいなぁ、と昔から考えてます。例えば、天下茶屋で大茶会を開くとか。いずれ、企画しますww


2011年 11月 4日
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