人智を超えた「祭」の力

屋島を挟んで源平の船が並ぶ。このとき平家は一隻の船を出して、そこに扇の的を掲げた。源氏は、それを見て、弓の名手・那須与一を出す。もし的を外せば、死ぬしかない。決死の覚悟で「南無八幡大菩薩」と呟き、那須与一は矢を放ち、見事に扇の的を射ぬく。天晴。すると平家はなにもいわずに海域から去っていく・・・。

同等の、2つの力が対峙したときに、自然発生した事件。これは一種の神事です。ここにあるのは論理ではなく、人智を超えた「祭」の力。この有無をいわさぬ説得力。

どうしようもない、愚かな人間の争いを収めるのは、政治ではなく、祭だったりします。つまり、祈りや願いが、人間社会には絶対に必要ということです。

こういう知恵もあるんですが・・・。

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2012年 9月 26日
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