ホーム > 雑感 > 「まわしよみ教科書@足尾銅山鉱毒被害地」より。有名な田中正造の足尾銅山鉱毒事件の被害地図が掲載されていたので比較してみました。左が「清水書院」。右が「帝国書院」です。

「まわしよみ教科書@足尾銅山鉱毒被害地」より。有名な田中正造の足尾銅山鉱毒事件の被害地図が掲載されていたので比較してみました。左が「清水書院」。右が「帝国書院」です。

2013 年 4 月 23 日

「まわしよみ教科書@足尾銅山鉱毒被害地」より。有名な田中正造の足尾銅山鉱毒事件の被害地図が掲載されていたので比較してみました。左が「清水書院」。右が「帝国書院」です。

「帝国書院」の方が詳しく地図の汚染度合も若干、広いです。とくに「群馬県の太田界隈」が鉱毒に汚染された地域ということになっています。ところが「清水書院」では太田界隈は汚染地域にはなっていません。しかし逆に「帝国書院」では「群馬の館林界隈」が汚染地域になっていませんが、「清水書院」では「館林界隈」が汚染地域となっています。なんでこんなことになってるのかちょっとよくわかりませんが、群馬県の太田や館林界隈に住んでいる中学生たちがこれらの教科書を見たら、一体、なんて思うのか?気になりますな・・・。

■まわしよみ教科書~国(文部科学省)検定の中学歴史教科書8冊をまわしよんでみる~

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国(文部科学省)が検定した中学生の歴史教科書8冊をまわしよみます。「○○社の教科書が正解で●●出版の教科書が間違っている」とかそういうことではなく、また「自虐史観VS自賛史観(自尊史観)」ということでもありません。すべての歴史教科書に敬意を払いながら、それでいて「近代国民国家が教える歴史教育とはなにか?」を可視化し、「世の中にはいろんな歴史教科書があり、いろんな歴史観があるのだ」ということを伝えていきたいと思っています。


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