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「メディアを作る」ということこそが「自分を表現する」ということであり「生きる」ということ

2013 年 10 月 24 日

東北の河北新報社さん、九州の西日本新聞社さん、広島の蒲池新聞舗さん、その他にも色んな方々が「まわしよみ新聞ワークショップ」を全国各地で開催してくれて、見ず知らずの参加者の方から「楽しかったです!」「こんなに面白いなんて!」と感想を頂く。とても嬉しい。みなさんから「ありがとう」といわれますが、日々、感謝しているのはぼくの方です。本当にありがとうございます。ただワークショップに参加するだけではなくて、出来うることならば「まわしよみ新聞ワークショップ」を主催してほしいので、「ぜひあなたも色んな場でワークショップを企画してみてください」と返信しています。

「メディア」というのは結局のところ「当事者性」が重要なんです。だからといって現場を取材して記事を書くというのは非常に難しい。これは一朝一夕にはできません。やっぱりプロの仕事です。ただ、記事を選んで、みんなと話をする(これは批評です)ことでも、素晴らしい立派なメディアの場となります。切り抜いた新聞記事で壁新聞を作る(これは編集です)ことで「みんなの新聞」を発行したことになります。批評や編集によって、メディアは遠いものではなくて、自分の、日常の、すぐ身近にあるものなんだということを体験してわかってほしい。そして「メディアを作る」ということこそが「自分を表現する」ということであり「生きる」ということだと気づいてほしい。多種多様なメディアを認め合える社会が、素晴らしい幸福社会なんだとわかってほしい。

「まわしよみ新聞」、作るのは非常に簡単です。場所と新聞とハサミとノリとペンと四つ切画用紙があれば大丈夫。いつでも、どこでも、だれでもできます。ぜひ、メディアを作ってみてください。その体験は、大袈裟にいうと、あなたのメディア観、人生観が変わりますw

■まわしよみ新聞の作り方
http://www.mawashiyomishinbun.info/manual/


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