「まわしよみ新聞」の手法・方法論の新しい点

「まわしよみ新聞」の手法・方法論として新しい点は色々とありますが、まず以下の3つは押さえておきたいところです。

①記事を「書く」ではなく「選ぶ」
メディアを作るためには取材をして書くことですが、これがなかなか難しい。なので記事を「選ぶ」ということで、自分の考え方や感性を表現できるというわけです。なかなか1から自分の意見や思いを伝えられないという人でも、大前提となる「記事」があれば、それをステップに話をしやすくなります。

②「自分の意見を発表して終わり」ではなく選んだ記事について「みんなで対話をする」
「記事」について自分が思ったことを発表するわけですが、その後、みんなで話し合うということを大切にしています。「自分の意見を発表して終わり」ではなく、発表したものに対しての「他者の意見」「対話」を最重要視しています。また、記事は「3枚」(時と場合によって変わりますが)ほど選びますが、これは「持ちカード」で、「話題提供者になれる権利カード」です。テーブルトークをすると、どうも話のうまい人が話をしがちです。1人が半分以上喋り、あとのみなさんは聞いているだけというようなことが往々にしてある。「最初から最後までひとこともしゃべらない」という人までいる。それを防ぎます。みんな同じ数だけ、話題提供者になるし、なれることが非常に重要だと考えています。

③「選んだ記事をモチーフに1人で1枚のスクラップ新聞を作る」のではなくて、「みんなで記事を持ち寄って、1枚の新聞にする」
「1人で1新聞を作る」のではなくて「みんなで1新聞を作る」のが、これまた非常に重要な作業です。どの部分に、どういう記事をはるか?これとこれをくっつけるとこういう意味合いが出てくるのでは?と和気藹々と話し合いながらレイアウトや構成を考える。記事に対する意見や感想、ツッコミをみんなで書き込む。イメージを膨らませ、みんなに読んでもらいたいために楽しいイラストを描く・・・などをみんなで一緒になってやります。この「共同作業」が、「まわしよみ新聞」の醍醐味でもあります。

過去にも新聞をモチーフにしたワークショップはようさんあって、それらも充分、面白いのですが「まわしよみ新聞」はまた違った意味でウケている。一体、いままでのものとは何が違うのか?簡単に説明すると、以上の3つの手法・方法論がかなりカギになっています。なるほど!と思われた方は、ぜひ一度、やってみてください^^


2013年 11月 16日
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