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西成・釜ヶ崎の「ひと花センター」で「まち歩き(散歩の会)」の講師をやることになりました

2014 年 4 月 3 日

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4月から「電話占い陸奥」ではなくて、西成・釜ヶ崎の「ひと花センター」で「まち歩き(散歩の会)」の講師をやることになりました。

「ひと花プロジェクト」は2013年7月からスタートした釜ヶ崎地の単身高齢で生活保護受給者の社会参加プログラムを行う事業(事業主管:西成区保健福祉課)です。「釜のおっちゃんたち」といえば毎月支払われる生活保護をもらった瞬間からお酒やらギャンブルやらに使い果たす…というような誤ったイメージがありまして、これはテレビの偏向報道の影響が大きいのですが(極々一部の人間の行いだけを切り取ってセンセーショナルに報道して、恰もそれが全体の状況であると見せるのがテレビの常套手段。はっきりいいますが大部分の釜のおっちゃんたちは、気前のいい、優しい、オモロイおっちゃんたちです)そういったマイナスイメージを払拭するために、色んな地域活動、社会活動に参加してもらおうというもんです。実際におっちゃんらがやっていることとしては、まちや公園、道路の清掃活動やら祭の手伝い、アーテイストと一緒にやる表現プログラム(作品作り、ワークショップなど)、農作業などなど。生活保護を渡してハイ終わり!ではなくて、仲間作り、関係性作りをやっていく。なんでこういうことを今までやってこなかったのか?不思議でしょうがないですが、遅ればせながらですが、こういう事業が始まったのはええことや思います。

また日本の高度経済成長を現場で支えてきたという人たちですから、兎に角、バイタリティがあって知的好奇心も旺盛。このあいだ初めて「まち歩き」をしましたが、大阪の昔話、思い出話に花が咲いて、ほんまに、おもろかったですな。貴重なまちネタが聴けて、ぼくの方が勉強させてもらってますww ありがたいお仕事です。感謝。

■ひと花センター「3/27 散歩の会」
http://hitohanap.org/327 散歩の会/


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