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2022 年 6 月 のアーカイブ

午後は大正駅から弁天町駅へ。こちらはマニアックww いや、いいんですよ。これが。深い。

2022 年 6 月 4 日 Comments off
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大阪まち歩き大学。大正から弁天町。地味なまち歩きですが、オモロイ。大阪はオモロイ。まちはオモロイ。

2022 年 6 月 4 日 Comments off
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中之島図書館へ。原稿の資料を取りに行く。戦前の本。著作権は切れてるから、そういうのは、はよデジタルアーカイブ化してほしいなあ。

2022 年 6 月 4 日 Comments off
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大阪まち歩き大学はまち歩き終了後に有志のみなさんと茶をしばきはったおしております。これが楽しいw このために歩いてるという気がする。まち歩きは前座でありますw

2022 年 6 月 4 日 Comments off
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七墓巡りは大阪、堺、河内だけではなくて愛知でも実施されていたという記録がある。

2022 年 6 月 4 日 Comments off

七墓巡りは大阪、堺、河内だけではなくて愛知でも実施されていたという記録がある。

面白いのが西尾張界隈の七墓で、村の若者たちが「七墓連中」という組織に所属して、新盆の家の前などで浄瑠璃を語ったという。そのお礼に金銭や米を受け取る。若者たちは年中、語りの練習をやっていたそうで、だから尾張の一部の地域では「語り、声、歌の名人」のことを「七墓やなぁ」といったりしたらしい。「七墓」というのが誉め言葉になっているw

大阪や堺で「七墓で浄瑠璃をやった」というような記録は僕が調べた中ではないが大阪だと「歌舞音曲」と共に練り歩いていたという記録はある。もしかしたら大阪でも浄瑠璃なんかも用いられたかもしれない。なんでもありだったかな。

西尾張の七墓で凄いのが浄瑠璃の台本を「七墓台本」というそうで、これが250冊ほど民俗資料として残っていること。大阪、堺ではそんな七墓関連の民俗資料はまるで残っていない。この手の古式の文化は、やはり都市ではアッサリと消滅しやすい。地方の方が濃厚に残るようだ。

七墓台本の中身は「源平盛衰記」とか「照手姫(小栗判官)伝説」とか「善光寺縁起」とか、要するに人気の浄瑠璃をそのまま使っているようで死者の墓前で若者が浄瑠璃を聞かせている光景は想像すると、なかなかシュールで面白い。

新作もあったようで「大塩平八郎」やペリー来航を題材にした「異国船」なんて台本もあるとか。当時最新の時事ネタであり、トップニュースである。浄瑠璃という形態で村々に伝えられ、それが西尾張では七墓台本として取り入れられたということだろう。死者も「最近の世の中はこうなっとるのか。世も末やのう」と知るわけですな。

記録では西尾張の七墓は明治時代以降も行われていたようで最新作としては「日清戦争」というのもあるらしい。近隣の村の出来事(大体、殺人事件とか心中事件)を語ったものもあるそうで、浄瑠璃はまさしく新聞的な役割を果たしていたことがよくわかる。

実際に西尾張から七墓(浄瑠璃)というメディアが衰退していくのは新聞というニューメディアの登場の影響だそうで、新聞が出てくることで七墓は消滅していったらしい。この辺も大変、興味深い。

また若者たちが七墓で家家を巡るが、その家には時には若い娘もいるわけで、そういうところでは若者も気合が違う。死者供養のための浄瑠璃といいながら、じつは若い娘を自慢の声で、語りで、口説いている…なんてことがあり、実際に七墓で出会って結ばれたというケースも多々あったという。歌垣やんw

七墓連中は若者で組織するが、村を巡る道中で他の七墓連中と出会うこともある。このときは名乗りをあげるそうだが血気盛んな若者たちなんで、時には衝突して派手なケンカになったりもするらしい。家を巡ると金銭や米をもらうし、かわいい娘もいますしな。そりゃ、そうなりますわな。

画像は西尾張で実際に使われていた七墓台本。これまた面白いのが「浪花組」という文字があること。じつは七墓連中のことを「浪花組」といっていたそうで、やはり七墓は大阪が盛んで、「七墓文化」が大阪方面から来ている…ということの証左らしい。

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【大阪七墓巡り2022】第一夜:8/13(土)18時より「梅田」「南濱」「葭原」を巡る

https://www.facebook.com/events/842966676662438

【大阪七墓巡り2022】第二夜:8/14(日)18時より「蒲生」「真田山陸軍墓地」「小橋」を巡る

https://www.facebook.com/events/1160028208118220

【大阪七墓巡り2019】第三夜:8/15(月)18時より「鳶田」「千日」を巡る

https://www.facebook.com/events/389733783183949

9/4(日)12時より■堺七墓巡り復活プロジェクト2022

https://www.facebook.com/events/572906637742341


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【兵庫県】毎年恒例、尼崎のピッコロシアターさんにてピッコロ実技教室「まわしよみ新聞&演劇ワークショップ〈壁新聞を演じてみる〉」です!8/2(火)に開催します!

2022 年 6 月 3 日 Comments off

【兵庫県】毎年恒例、尼崎のピッコロシアターさんにてピッコロ実技教室「まわしよみ新聞&演劇ワークショップ〈壁新聞を演じてみる〉」です!8/2(火)に開催します!参加者のみなさんと一緒にまわしよみ新聞を作成して、その後、それを演劇化してみよう…というものです。

毎年、毎年、驚かされるのが本田さんの演劇ワークショップの技の数々。炸裂します。みんな乗せられて、あれよあれよと演劇作品が出来上がっていく。魔法みたいです。ほんまにw

ぜひともご参加してください~!^^

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■ピッコロ実技教室「まわしよみ新聞&演劇ワークショップ〈壁新聞を演じてみる〉」

https://piccolo-theater.jp/event/8274/

壁新聞づくりと演劇を組み合わせたユニークなワークショップ!「まわしよみ新聞」は、第66回読売教育賞NIE最優秀賞を受賞し、三省堂の高校国語教科書に掲載されるなど、国内外の教育現場で取り組まれています。みんなで作った壁新聞を、みんなで話し合って演劇化!みんなで演じます。

■開催日:8月2日(火)10時~16時(休憩1時間を含む)
■会場:ピッコロシアター 小ホール
■講師
陸奥 賢(まわしよみ新聞考案者/コモンズ・デザイナー)
本田千恵子(兵庫県立ピッコロ劇団/甲南女子大学文学部特任教員)

■内容
まわしよみ新聞(壁新聞づくり) 約2時間
持ち寄った新聞をまわし読み、気になる記事をスクラップ! 記事を紹介し、感想を出し合う。記事を大型紙に貼りつけ、見出しなどを書き込んだら、壁新聞完成!

演劇ワークショップ(壁新聞を演じる)約3時間
グループごとに壁新聞から記事を選び、ニュースから発想したセリフや動きを考え、短い演劇として稽古・発表!

<これまでの参加者の感想より>
「初対面の人ともたくさん関われて楽しかった」(60歳代)
「他校の生徒と意見や想いを交換しあえて嬉しかった」(高校生)
「世代の違う人と交流できて刺激になった」(20歳代)
「対面のコミュニケーションが脳活になった」(50歳代)
「記事から演劇にするのは難しいけど、楽しかった」(大学生)

■募集人数:先着20名(高校生以上)
■参加費:一般1000円 高校生500円 *当日精算
■申込方法:メールかFAXでタイトル『壁新聞を演じてみる』として必要事項〔①氏名 ②住所 ③電話・FAX ④メール ⑤年代(たとえば、60歳代など) ⑥所属名(任意)〕をご記入の上、下記までお申込みください。折り返しご返信します。
〈送付先〉ピッコロシアター『壁新聞を演じてみる』係
MAIL▶theater@hyogo-arts.or.jp
TEL 06-6426-1940

■主催:兵庫県立尼崎青少年創造劇場
2022ピッコロフェスティバル体験企画
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

■お問い合わせ:ピッコロシアター 
TEL:06-6426-1940
〒661-0012 尼崎市南塚口町3-17-8
(月曜休館、祝日の場合は翌日)


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■7/2(土)14時:大阪まち歩き大学【JR環状線⑯弁天町駅~西九条駅】伝説の市岡パラダイス跡から水都大阪の大動脈・安治川へ

2022 年 6 月 3 日 Comments off

■7/2(土)14時:大阪まち歩き大学【JR環状線⑯弁天町駅~西九条駅】伝説の市岡パラダイス跡から水都大阪の大動脈・安治川へ

https://www.facebook.com/events/1186082005540205/

かつて市岡新田会所に弁才天が祀られていたことに由来するのが弁天町。市岡新田は江戸時代はスイカの名産地で有名だったそうですが、近代都市化によって様変わりしていきます。今でも語り草なのが伝説の遊興施設・市岡パラダイス。ロサンゼルスのミリオンダラーシアターを参考に設計された大劇場に野外劇場、千人風呂、活動写真館、日本初の屋内アイススケート場(北極館)、魔宮殿、遊園地、動物園があったといいます。海浜リゾートの奔りといえます。その跡地から昭和のフェリーターミナル・弁天埠頭を経て、水都大阪の大動脈・安治川の川底トンネルを潜り抜けます。

■集合場所:JR「弁天町駅」南口改札前
■ルート:①交通科学博物館跡→②三社神社→③市岡パラダイス跡地→④弁天埠頭→⑤波除山跡→⑥市岡新田会所跡→⑦安治川→⑧安治川隧道(トンネル)
※雨天決行。警報発令時は中止。
※天候の都合、時間調整などでルート短縮、変更する場合もあります。ご了承ください。
■解散場所:JR西九条駅
■定員:8名(先着順)
■参加費:1500円
■予約方法:大阪まち歩き大学の「スケジュールと予約」ページからも予約可能です。

https://select-type.com/rsv/?id=Fu3KXIjo8hA

■ガイド:陸奥賢(観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者)
1978年生まれ。大阪生まれ。堺育ち。大阪まち歩き大学学長。日夜、大阪のまちを逍遥し続けている。2008年から2013年まで「大阪あそ歩」(観光庁長官表彰受賞)プロデューサー。「大阪七墓巡り復活プロジェクト」「まわしよみ新聞」(読売教育賞NIE部門最優秀賞受賞)「直観讀みブックマーカー」「当事者研究スゴロク」「歌垣風呂」(京都文化ベンチャーコンペティション企業賞受賞)「仏笑い」「劇札」「北船場将棋」「死生観光トランプ」「和泉そぞろ」「泉北てくてく」「堺探検クラブ」(堺商工会議所主催・地域活性化ビジネスプラン・SAKAI賞受賞)などを手掛ける。著書に『まわしよみ新聞をつくろう!』(創元社)


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大阪まち歩き大学のスケジュール。ぜひとも!^^

2022 年 6 月 3 日 Comments off
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大阪まち歩き大学。平日昼間ではなくて夜19時より実施します。7月8月は暑いw 夜まち歩きをやります。ぜひとも!m(_ _)m

2022 年 6 月 3 日 Comments off

大阪まち歩き大学。平日昼間ではなくて夜19時より実施します。7月8月は暑いw 夜まち歩きをやります。ぜひとも!m(_ _)m

■予約方法:大阪まち歩き大学の「スケジュールと予約」ページから予約可能です。

https://select-type.com/rsv/?id=Fu3KXIjo8hA

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■7/6(水)19時:大阪まち歩き大学【JR環状線⑩寺田町駅~天王寺駅】古代の難波大道を超えて謎の四天王寺七宮へ

https://www.facebook.com/events/964327844246010


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またまた講義。昼間も堺で、夜も堺の話。最近、堺めいてるなあ。

2022 年 6 月 3 日 Comments off
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