コミュニティ・ツーリズム(まち歩き)とは自己の世界認識の提示
2012 年 2 月 11 日
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コミュニティ・ツーリズム(まち歩き)のガイドは、コミュニティ(まち)そのものを事象として語るだけに留まるのではなく、コミュニティ(まち)へのコミットメントを語ることによって、自分自身のアイデンティティ、内的心象世界を告白している。そういう意味でいえば、コミュニティ・ツーリズム(まち歩き)とは自己の世界認識の提示であり、表現活動の一種といえる。大阪あそ歩のガイドさんの中からは、歌を唄う人や紙芝居をやる人、夕霧太夫の墓の前で、夕霧太夫になりきって手紙を読む演劇をする人まで現れた。ぼくはただただ「まちを歩こう!」といっていたら、まちの中から「語り手」や「アーティスト」や「パフォーマー」や「役者」が自然発生的に誕生してきた。こういう「いちびりガイド」は大阪人のメンタリティ、パーソナリティなのかも知れませんがww しかし、もっともっと、こういう表現者が、まちから誕生し、通りに溢れ出たら素晴らしい。きっと大阪のまちは楽しくなる。まちは金儲けするところではなく。語るところ、歌うところ、踊るところ、遊ぶところです。
カテゴリー: 雑感