トークイベント「摂津国の基層にある文化交流」より
2012 年 11 月 4 日
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トークイベント「摂津国の基層にある文化交流」より。
傀儡師の人形は「人間ではない何か」であるわけで、つまり偶像性や匿名性を獲得することで人間は神や仏や鬼や悪魔を召還できるんですな。そして近代社会は人間のつながりや関係性を断ち切る社会で、偶像性、匿名性に満ち満ちているので、じつは神や仏、鬼、悪魔、妖怪が跳梁跋扈する時代であること。それだけにそれらを見破る、敏感に察知する「霊性」(理性や知性、感性ではなく)が必要であること。そして霊性を獲得、修練するのは「場」(トポス)や「型」(エートス)であること。まとめると、そういう話になりました。伯爵とぼくとでマシンガントーク炸裂しまくり・・・で聞いてる方は大変やったんちゃうかな?と思いますがww
ちなみに黒い円は、「具体」の巨匠・松谷武判氏の作品「岩肌(蓬莱峡)/オブジェS/オブジェ緑/球体/円と球」です。これまたスゴイ「場」でしたww
■西宮船坂ビエンナーレ2012
http://funasaka-art.com/
カテゴリー: 雑感