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【宮城県】谷津新聞店さんが河北新報社さんと家庭教師アップルさんと連携してまわしよみ新聞をやってくれました!詳しくは谷津さんのレポートをご覧ください^ ^

2015 年 8 月 7 日

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【宮城県】谷津新聞店さんが河北新報社さんと家庭教師アップルさんと連携してまわしよみ新聞をやってくれました!詳しくは谷津さんのレポートをご覧ください^ ^

谷津さんも書いてくれてますが、まわしよみ新聞と新聞スクラップの違いは「みんなで作る」「ひとりで作る」という部分で。まわしよみ新聞はみんなで作るから「集合知」が立ち上ってくるんですな。みんなでやるから新聞の面白さ、可能性が拡張される。これはなかなか口で説明しても難しいので「新聞スクラップとなにがちゃうねん?」という方にはぜひとも一度は体験してもらいたいところです。

画像と記事は谷津さんからシェア。ありがとうございます〜!m(_ _)m

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「まわしよみ新聞」、小学生向けにやってみました〜、楽しかった!

昨日は谷津新聞店が、河北新報社と共催で「家庭教師のアップル」を経営する畠山明さんによるセミナーを開催。私はその裏で、子どもたちを対象にしたワークショップの企画運営をして、前から気になっていた「まわしよみ新聞」をやってみたのでした。

実際にやってみると、考案者の むつ さとし さんが言われていることが、少しかもしれないですが実感できました。新聞は雑多なニュースがあのパッケージに詰められているからこそ、「少人数で顔を合わせてシェア」することがやりやすいということ。

新聞だろうがWEBだろうが読書だろうが、ふだんはみんなどうしても、自分がもともと興味のある話題、共感できる話題ばかりを追いがちになるのが、ほかの人と気になった記事をシェアして、さらにそれをその場で顔を合わせた人たちと一緒に画用紙にまとめ直すことで、「私とあの人とあの人で編集した情報」に変わること。これはやっぱり、自分一人で記事をスクラップするより断然面白いと思います。

SNSでも、自分が気になった情報をシェアして他の人と意見交換するということは起こるんだけど、やっぱり自分の興味や主張を色濃く反映したものになる。「まわしよみ新聞」だといい具合にそれが薄れて(笑)、他の人と意見を対立させることなく「共存」できる。なるほどな〜、という感じです。

子どもたちは4年生男子が多くて、最初はふざけて、記事の中身とは関係ないイラストの面白さみたいなものばかり取り上げていたりしていたけど、最終的には興味のある記事を見つけて、それをどういう風に他の人に見せるか伝えるか、集中して取り組んでいました。

みんな、興味のあるものはあるし、それに対する想いもある。新聞が完全にニュートラルとは言えないけれど、それでもやはり幅広い話題に触れられるツールなんだということを、そんなところからも感じました。

さらに低学年以下の子には 庄司 亮一 くんにお願いして工作ワークショップを実施。

新聞紙を溶かして作るお面は子どもにも大人にも大好評。ペットボトルにちぎった新聞と水を入れて振る、とか、竹ざるにそれを広げて乾かすことで簡単な紙すきになる、とか、行為的にも見た目的にも楽しいアイディアを短期間で考えてくれて、本当にありがたかった!

「新聞は役に立つから読んでください」みたいな話って、みんながずっと昔から知ってるツールだけに食傷ぎみなのは否めないですが、あのパッケージだからできる「遊び」って、デバイスでコミュニケーションするのが主流の世の中に「リアル」を生き残らせる一つの可能性を持っているかもなあ、と感じられて面白かったです。

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Posted by まわしよみ新聞~新聞メディアの新しい可能性を探る~ on 2015年7月30日


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