多種多様多彩な偏向
2016 年 7 月 12 日
批判殺到で文章(「子供たちを戦場に送るな」と主張し中立性を逸脱した教育を行う先生方がいる云々)は消去されたそうですが魚拓。
自民党さんが「政治的中立性な教育を」と宣って、自分たちに都合の悪い偏向のみを密告せよと奨励するのは、さすがに首を傾げざるを得ません。
むしろ極右から極左まで。保守から革命思想まで。ナショナリズムからアナーキズムまで。さまざまな政治スタンスを紹介し、自由闊達に、いろいろ対話することで、ようやく「中立・公平・公正的な政治の教育」が成せるんやないかと。こどもたちに必要なのは「多種多様多彩な偏向」やないかと個人的には思ってます。
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■自民党「学校教育における政治的中立性についての実態調査」
http://archive.is/FysFM
党文部科学部会では学校教育における政治的中立性の徹底的な確保等を求める提言を取りまとめ、不偏不党の教育を求めているところですが、教育現場の中には「教育の政治的中立はありえない」、あるいは「子供たちを戦場に送るな」と主張し中立性を逸脱した教育を行う先生方がいることも事実です。
学校現場における主権者教育が重要な意味を持つ中、偏向した教育が行われることで、生徒の多面的多角的な視点を失わせてしまう恐れがあり、高校等で行われる模擬投票等で意図的に政治色の強い偏向教育を行うことで、特定のイデオロギーに染まった結論が導き出されることをわが党は危惧しております。
そこで、この度、学校教育における政治的中立性についての実態調査を実施することといたしました。皆さまのご協力をお願いいたします。
カテゴリー: 雑感