【福井県】鯖江青年会議所さんからのご依頼で、10/27(木)18時から鯖江市嚮陽会館にてまわしよみ新聞を実施します!^^ 参加者募集中!福井県界隈の方はぜひともよろしくお願いします~!m(_ _)m
2012年の大阪大学での「まち歩きリーダー養成講座」のレジュメw
この「まちの時間」というものを考えだしてから、ぼくは「死者」(かつてまちに存在した人)とか「未来者」(やがてまちに存在する人)という存在との邂逅を考えるようになります。それは「他者」であったし「見えないもの」でもあり、こうした「非言語なもの」とどうコンタクトするか?というのが「大阪七墓巡り復活プロジェクト」や一連の「コモンズ・デザイン」(コモンズはひとことで言えば「他者が漂える余白」)や「蚕」「鯰」「狸」「亀」「魔女」といった「異類」に着目するプロジェクトにまで広がっていきました。
「陸奥は、なにしてるかようわからん」とよう言われますが、ちゃんと「観光」という立脚点からは、まったくブレてないんです。一応。ぼくの中ではw
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「まち歩き」とは、結局のところ、まちの概念を高次化することです。
世間一般でいま言われている「まち歩き」というのは、じつは全くまち歩きではなくて、単なる観光名所をスポットとして捉えて巡っているだけの「点のまち見学」です。
まちというのは、スポットとスポットのあいだにも、当然のように展開しています。そこをちゃんと体感して「線のまち歩き」を認識させないといけない。だから、「歩く」という連続性のアクションを必要とするわけです。
さらに「線のまち」を高次化するのに必要なのが「ひと」という横軸的存在で。まちを歩きながら、ひとと出会うことで、そのまちのコミュニティを知ることで、まちの関係性が見えてくる。まちが横にスライドして、多様性を獲得し、さまざまな人間が介在している「面のまち」として捉えられてくる。
最後に必要なのが、「時間」でまちやひとを捉えるという縦軸の動きで、まちもひとも、ある日いきなり誕生するものではないわけで、そこには過去からの連続性があり、そして、未来への可能性が存在している。まちの時間というのが、「歴史」や「ドラマ」や「物語」や「伝説」や「伝承」で、ひとの時間が、そのまちへの「感情」や「記憶」や「想い」というものです。そこを語ることで、ようやく、まちは「立方体のまち」となり、そこを体感することが、「ほんまもんのまち歩き」で、ぼくが理想とするものです。
こういうまち歩きを日本全国でやってほしいなぁと思っているのですが・・・。
【東京都】津屋崎まわしよみ新聞がご近所ラボ新橋で発行されました!ww
東京に津屋崎をもっていって、24時間体感してもらう…というムチャな企画で、そこにまわしよみ新聞も含まれてました。津屋崎の場作り、人作り、縁作りのツールとして、まわしよみ新聞は欠かせない…ということなんでしょう。ほんまにありがたいことですm(_ _)m
おもろかったんが、この企画に「震災リゲイン」の相澤ネーサンや「菩提院」の霜村さんが参加してはることw 津屋崎、東北、いわきと、いろんなまちの現場の人(ネーサン、神出鬼没すぎてどこの人かようわからんけどww)が集って対話を重ねる。いや、ほんま、凄い。贅沢すぎる。
こんなこと、なかなか大阪ではできんやろうなあ…。津屋崎24時間とか。東京のキャパシティ、津屋崎のアクティブに脱帽ですw
【福岡県】北九州市若松区の高須市民センターでまわしよみ新聞が発行されました!^ ^ ありがとうございます〜!m(_ _)m
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若松区の高須市民センターで、地元の小学生と住民ボランティア計約30人が8日、気になる新聞記事を切り抜き、グループで意見交換して壁新聞にまとめるワークショップ「まわしよみ新聞」を体験した。活字に親しむ機会をつくろうと、同センターが子ども向け講座の一環で企画した。子どもたちは6グループに分かれて同日付の西日本新聞朝刊を熟読。ボランティアに手助けしてもらいながら興味のある記事を切り抜き、模造紙に貼っていった=写真。題字は話し合いで決め、「世界に一つだけ新聞」「たかす新聞」などと名付けた。プロ野球とフィギュアスケートの記事を選んだ高須小4年の男児(10)は「新聞にはたくさんのスポーツ記事が載っていることが分かった。自分だけの新聞を作れたので楽しかった」と話した。=2016/10/09付 西日本新聞朝刊=
【富山県】10/21、「氷見市まちづくりバンク」さんで「ひみでまわしよみ新聞」です!^^ 今回は夕方からとか。ぜひともご参加してください~!m(_ _)m
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「まわしよみ新聞」第5回の開催です。今回は金曜の夕方18:30からおこないます。「まわしよみ新聞」とは、新聞の見出しや記事をみんなで読み、気になった記事をはりあわせて自分たちだけの新聞をつくり出すという社会的・文化的な遊びです。大阪ではじめて行われてから各地に広まり、現在では日本全国各地に愛好者がいます。自分が気になったニュースについて語る機会というのはあまりないかもしれませんが、ここでは大いに語って楽しめますよ。集まる人によってニュースを選ぶセンスもそれぞれ違うので、社会的な意識を高めることにもつながります。今回は夕方18時30分から開催します。コーヒーとお菓子を用意しておりますので、ゆっくり楽しくやりましょう。これまで参加できなかった方もぜひご参加ください!
日時:平成28年10月21日(金)夕方6:30~8:00
場所:氷見市まちづくりバンク(氷見市中央町9-1)
参加費:300円(パン・おかしなど実費)
主催:ひみの◯活実行委員会(担当:山下)
詳しくはメッセージでなんでも聞いてみてください!!※参加をご希望の方は、前日までに「参加」ボタンを押す、メッセージを送るなどしてお知らせください。
当事者研究スゴロク!また傑作スゴロクができました。深い…ww
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■当事者研究スゴロク(PDFバージョン)ダウンロード
https://goo.gl/0dpSih
オープンソースです。A3サイズ推奨です。自由に印刷して、ご使用ください。
■当事者研究とは?
北海道浦河町にある「べてるの家」と「浦河赤十字病院精神科」ではじまったアセスメントとリハビリテーションのプログラムです。どうにもならない自分を、他人事のように考えるとなぜだか元気になってくる不思議な研究。合言葉は「自分自身で、共に!」「無反省で行こう!」など。
■当事者研究スゴロクとは?
むつさとし(観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者)が企画した参加交流型のソーシャル・ゲームです。オープンソースですので、誰でも自由に、無料で作って遊べるスゴロク遊びです。ぜひいろんなところで遊んでみてください。
■クレジット
企画:むつさとし
制作:一ノ瀬かおる
協力:向谷地宣明、應典院寺町倶楽部、NPOそーね
公式FBページ:
https://www.facebook.com/toujisyakenkyuu.sugoroku
(お問い合わせなどはfacebookページからメッセージをお願いします)
【当事者研究スゴロクの遊び方】
http://tk-sugoroku.jimdo.com/
①3~5名で1グループを作ります。2名でも6名でも遊べますが推奨は4名です。人数が多いときはわけてやりましょう。
②自分の「失敗・挫折・苦労」のエピソードを四角い枠の中に書きこんでください。書きこむ白紙の枠は全部で8枠あります。ひとり1枠は必ず「失敗・挫折・苦労」エピソードを書きこんでください。
③失敗・挫折・苦労のエピソードの「衝撃レベル」を「1から6」で評価して「○コマすすむ」の中に書きこんでください。すごい衝撃のエピソードほど「6コマすすむ」でゴールに近づきます。
④サイコロを振ってスゴロクをスタート!
⑤最初の1コマから6コマでは「自己病名」をつけるコマです。スゴロクの右欄にある「みんなの自己病名枠」に書きこんでください。
⑥早くゴールすることよりも「スゴロクのコマ作り(エピソード語り)」や「自己病名についての対話」を楽しみましょう!
失敗・挫折・苦労エピソードを話して、その「衝撃レベル」をみんなで評価することで、自分の失敗、挫折、苦労を「大変だと思ってたけど3コマぐらいなんだ」とか「6コマレベルですごいといわれた!」といったように相対化できます。やればやるほど、「6コマレベル」を目指したくなるので、どんどんとみんなが、より衝撃の失敗・挫折・苦労エピソードを語りだす・・・という「弱さの情報開示」が進む効果があります。
「当事者研究」を知らない人でも気軽に楽しめる、アイスブレイク的なコミュニケーション・ツールです。