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「直観讀みブックマーカー」は「イリュージョン」を起こします。イリュージョンとはなにか?ぼくなりに、かなり乱暴に意訳すると、それは「錯覚」です。

2017 年 2 月 10 日

「直観讀みブックマーカー」は「イリュージョン」を起こします。イリュージョンとはなにか?ぼくなりに、かなり乱暴に意訳すると、それは「錯覚」です。

例えば天井の染みが人間の顔に見えるといった経験はないでっか?雲の形がドーナツに見えたり、雑踏の中を歩いていたら、いきなり自分の名前を呼ばれたような気がしたりとか・・・要するに、俗にいう「錯視」や「錯聴」なんですが、人間の認識というのは、それほど正確なものやなくて、色々と「誤作動」するもんなんですな。

「誤作動」というと、なんやイメージは悪いんですが、しかし、こうした誤作動は人間であればこその現象で、こうした誤作動が起こるからでこそ、人間は人間たりえるわけです。立川談志なんかは「イリュージョンこそが人間の業の最たるものかもしれません。そこを描くことが落語の基本、もっと言や、芸術の基本だと思うようになった」とまで言い切ってます。

実際、例えばこうした「誤作動」がないとすると、実に世界は無味乾燥で面白くない。例えば「星座」というのは、これ、すべてイリュージョンの世界です。「水瓶座」にしろ、「獅子座」にしろ、なんであれが「水瓶」であり「獅子」なのか?これは説明するのが非常に難しい。

しかし、単なる天体の星を天体の星として正確に認識するだけではツマランわけで。単なる天体の星ですが、人類はそれをなにかに見立てて、キャラクターやモノやコトに置き換え、神話や物語として「誤作動」することで、豊かな文化や文明を築いてきた。まさに「イリュージョンこそは芸術の基本」です。

直観讀みブックマーカーは、こうした誤作動を起こすメディア遊びです。本の中から無作為に、偶然に、直観で、言葉を抽出し、それを読み解いて「いかに誤作動できるか?」を楽しむ。これ、やってみると、あなたの世界認識を変えます。いや、ほんまに。

■直観讀みブックマーカーの遊び方
サイト:http://wp.me/pxlkK-1cV
画像:https://goo.gl/wreCjU

■直観讀みブックマーカー

http://tyokkannyomibookmarker.info/


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