僕の曽祖父は陸奥利宗といいますが、妻(僕の曾祖母)が薩摩藩の鉄砲指南役の小山田休次郎家の二女でヲカといいました(陸奥という東北由来の苗字のくせに僕は薩摩藩士の血を引いているw)。その姉で小山田家長女のタカが嫁いだのが鮫島訓石。
2020 年 8 月 2 日
僕の曽祖父は陸奥利宗といいますが、妻(僕の曾祖母)が薩摩藩の鉄砲指南役の小山田休次郎家の二女でヲカといいました(陸奥という東北由来の苗字のくせに僕は薩摩藩士の血を引いているw)。その姉で小山田家長女のタカが嫁いだのが鮫島訓石。
えらい妙な名前やなと思って、昔、調べたんですが、じつは薩摩焼・苗代川窯の陶工でした。苗代川陶工は秀吉の朝鮮出兵で連れてこられた朝鮮陶工の一族です。司馬遼太郎の『故郷忘じがたく候』の舞台でも有名ですな。いまも苗代川には鮫島佐太郎窯(鮫島訓石の弟子筋)が現役で活動してはります。いっぺん現地に行ってみたいんですが…。
それで陸奥利宗の義理の兄となる鮫島訓石ですが、有名な沈壽官一族(白薩摩系)と並ぶほどの薩摩焼の名手でした。とくに黒薩摩の評価が高いようですが、その訓石の作品が大阪は新世界で開かれた第5回内国勧業博覧会(1903)に出品されておりましたw
「古銅紋彫刻花瓶」などを出していたそうですな。代金は300円。現在の価値でいえば約600万円ぐらいですか。流石。
仕事で内国勧業博覧会の原稿を書かないかんので調べていたら、自分のご先祖さまが出てきました。まさかの出会い。びっくりww
※1枚目の画像は勧業博覧会の雑報。2枚目が黒薩摩と鮫島佐太郎氏の記事。
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