いわき時空散走は「ガイド」がいません。その代わりに「サポーター」さんがいます
【いわき時空散走】植田・佐糠・金山ツアー。
いわき時空散走は「ガイド」がいません。その代わりに「サポーター」さんがいます。今回のツアーのサポーターは佐糠育ちの正木りなさん。誰をサポートするか?というとツアーの参加者をサポートする。あくまでもツアーの主役は参加者です。
「わがまちを巡ろう、遊ぼう、語ろう」というのがコミュニティ・ツーリズムだから、参加者が「わがまち(いわき、植田・佐糠・金山)についての思い出や知っていることや体験談を話す。それを引き出すのがサポーターの役割です。ツアー参加者の語りのファシリテーターであり、「聞き役」といってもいい。
いままでのツアーはガイドが語りすぎました。喋りすぎました。能弁、雄弁なガイドがいると、じつはツアー参加者の「わがまち」への多様な語りが封じられます。
わがまちについて稚拙でもいいし朴訥でもいいから自分自身の言葉で、その人なりの語りで、語ること。喋ること。それが許されること。ツアー中に、その機会がたくさんあればあるほど、ツアー参加者のわがまち意識を醸成させ、「自分もまちのプレイヤーなんだ」という当事者意識を芽生えさせ、活性化させる。
今回のツアー中も、いろんな方のいろんな語りがでてきました。小学生のさわちゃんの某施設の体験談なんかも飛び出して面白かったw さわちゃん、ありがとう!( ´ ▽ ` )
駄菓子屋で駄菓子を買い、サポーターの正木りなちゃんの実家(猪狩商店跡。かつては勿来火力発電所の労働者のみなさんの溜まり場で、ちょっとお酒を飲めたり、日用品が買えたりしたらしい)で車座になって駄菓子を食べながらオススメ駄菓子を語り合う。美智子様にお出しした湯呑みを拝見し(何の変哲もない。ふつうの湯呑みですがw)、正木家の猫を撫でて、シャボン玉を飛ばすw そんなツアーがかつてあっただろうか?w
ガイド一人が喋るのではなく、参加者同士が双方向に喋り合う。モノフォニック(一声)ではなくポリフォニック(多声)であれ。コミュニティ・ツーリズムの真髄、醍醐味はそこにあります。いわき時空散走は、そのためのプロジェクトです。
◼️いわき時空散走
https://note.com/noreruiwaki/n/na01c7ea5aa98