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玉山宮の墓地

2024 年 1 月 30 日

鹿児島。日置市。美山、玉山神社は美山集落を見下ろす山の上にあるが、その玉山神社の周りは墓地となっている。昔は寺もあっのかもしれないが鹿児島のことなんで廃仏毀釈にやられたのかもしれない。

この玉山宮の墓地が朝鮮陶工のみなさんの先祖代々の墓所となっている。日本・薩摩に連行された江戸時代初期の第一世代の墓が最上段にちゃんと残っていて、そこから子子孫孫の墓が徐々に降って作られている。当初は朝鮮名であり、朝鮮式の墓であるが、やがて日本名となり、日本式の墓となっていく様子もよくわかる。

そもそも朝鮮陶工たちが美山に集落を構えたのも、美山の風景、風土が朝鮮の故郷を思わせるからであったという。日本に強制的に連行されたが、朝鮮の信仰や生活は意外と許された。民は由らしめず知らしめず。生かさず殺さず。薩摩藩の政治的な打算や思惑もあったのかもしれない。


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