ホーム > 雑感 > 男の45歳は危ない

男の45歳は危ない

2024 年 1 月 30 日

大阪まち歩き大学。谷町を歩く。曹洞宗寺院・吉祥寺。

ここは江戸時代、赤穂藩・浅野家の大坂祈願所であったらしい。それが由縁となって忠臣蔵・赤穂義士の墓が建立されている。

吉良家は将軍家(武家)のご接待の指南役。浅野家は天皇家(公家)側のご接待のお世話係となり、その両者が対立した。吉良と浅野の対立は将軍と天皇のメンツ、プライドの相剋であり、ある種の代理戦争という側面もあった。

大石内蔵助は浅野家の筆頭家老のお家柄であるが祖父が熱烈な天皇教、天皇崇拝者であったらしい。内蔵助は父が若くして夭折し、この祖父に育てられた。

吉良邸討ち入りの時、内蔵助は45歳。不思議なことに大塩平八郎も45歳で乱を起こし、三島由紀夫も45歳で決起している。男の45歳は危ない。最もクーデターを起こしかねない歳である。

実は僕が現在45歳。来月には46歳になるので、なんとかクーデターを起こさずに済みそうだが、気を抜くとクーデターを起こしかねないので注意している。


カテゴリー: 雑感 タグ: