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アッチョンブリケなものとの邂逅

2024 年 12 月 24 日

このあいだFBにノートPCが動作不安定でやばいと書いたらいきなりFBの広告がノートPCだらけに。

勝手に僕の記事や検索履歴からトラッキングで僕の個人情報を抜き取ってアルゴリズムで広告が変わる。狙い撃ちにされる。俗にいう「ターゲティング広告」「追跡型広告」「パーソナライズド広告」であるが、資本主義とは兎角、度し難い。

アマ●ンで本を買うと「この本(商品)を買った人はこんな本(商品)を買っています」というコピーがでてくるが、あなたはこういうジャンルのものが好きで興味関心があって嗜好性があって、だから同ジャンルのものを買いなさいもっと買いなさいと煽ってくるわけだが、これ、ケーキが好きやからといってケーキばっか与えていたら栄養バランス悪くて死ぬみたいなもんで、ある種、非常に無責任なマーケティングといわざるを得ない。

人間は結局、「他者」と出会わないと世界観を広げられない存在ですから。自分が好きなもの、興味関心あるもの、嗜好性にあうものだけでは、全く成長がないのですよ。自分の世界観を広げられない。自分を超えない。社会性を獲得できない。フィルターバブル、エコーチェンバーでしかない。

ネット・マーケティングの殻を破り、いかに「他者」と出会う空間、場所、時間、機会を作りうるか?閉鎖的で偏狭的なネット社会に抗う知の実践のひとつはこれでしょう。

よくわからないもの、意味不明なもの、言語化できないもの、アッチョンブリケなものとの邂逅。人生にセレンディップな体験を。


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