先だっての九州ツアーで、福井くんの「まちの縁側~糸家~」さんで、大澤寅雄さん、手塚夏子さんとご一緒に「七墓巡りと盆踊り」というトークイベントを実施しましたが、その映像を大澤さんにアップしていただきました!^^
手前味噌ですが、これ、おもろいですww 1時間39分ほどありますが、よろしければどうぞm(_ _)m
■七墓巡りと盆踊り
https://www.youtube.com/watch?v=tsjU9CCJXEM
■2014年10月15日、まちの縁側〜糸家〜(福岡県糸島市前原)にて。
■スピーカー:大澤寅雄(文化生態観察)、陸奥賢(観光家/コモンズ・デザイナー)、手塚夏子(ダンサー/振付家)
■助成:公益財団法人福武財団、公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団
西日本新聞社さんの二島さんが北九州市立大学にてまわしよみ新聞!盛り上がったそうですが、北九州市立大学にも学生編集長が誕生すれば面白い!今後が楽しみな企画です^ ^
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【出前出張講座@北九州市立大学】
おはようございます!事務局の二島です。先週の木曜日から北九州市立大学のキャリアセンターと共催で、新聞を活用したソーシャル講座として「まわしよみ新聞」をさせていただくことになりました。
第1回目は、8人の学生が参加。そのうち6名はまわしよみ新聞初体験でした!普段全く新聞を読まない学生、毎日読んでいる学生といましたが、「新聞を読んで記事を紹介することでより理解が深まる」、「普段だったら目に留まらない記事に触れることができて、視野の広がりを感じた」、「選ぶ新聞で自分の視点に気付いた」といった感想をいただきました。まわしよみ新聞を通して、参加者それぞれが学びや気付きを得ることができたようでとても嬉しいです!
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◆まわしよみ新聞出前出張講座
ニュースカフェ事務局は、まわしよみ新聞出前出張講座を行っています。お問い合わせは、西日本新聞ニュースカフェ事務局=092-711-5506(安武・二島)まで。
神戸のおかんアート界の巨匠・香坂さんの作品。当初、香坂さんは「トイレットペーパーをティッシュのように使いたい」と思ったそうで、それでトイレットペーパーの「芯」を抜いて作ってたそうですが、それだけではみっともないので、それの周りにカバーをつけたと。最初は単なるカバーだけやったそうですが、それになぜか「目」をつけ、「口」をつけ、「帽子」をかぶせて、「手足」がついて・・・最終的にこういうキャラクターになったとか。
男がなにかものづくりをするとなると、「こういうものを作りたい」という「目的」やら「設計」やら「完成系のビジョン」が先にあるんですが、おかんの場合はそういった「目的」「設計」「完成系のビジョン」がないんですな。「かわいいキャラクターのカバーを作ろう」ではなくて「カバーを作っていたら、いつのまにか、こんなキャラクターになっていた」と。だから、これで完成系か?というとそうではないということでもあります。ほっといたら、これもなにかの拍子で、どんどんと変わっていく可能性があります。なにかのキッカケで、いきなり「耳」がついたりすることも充分、ありえるわけです。怖ろしいですな・・・。
無目的のものづくり。設計のない手芸。完成系のビジョンがないアート。これこそがおかんアートの凄味です。ほんま参りましたww
6月25日と7月2日の2日間ですが、FMあまがさきの「8時だヨ!神さま仏さま」に出演しました!そのポッドキャストです。「まわしよみ新聞」「直観讀みブックマーカー」「大阪七墓巡り復活プロジェクト」「大阪モダン寺巡礼」などについて話をしています。宮司さんと住職さんと牧師さんに囲まれて話をするとか、じつに貴重な体験でした。あんまり宮司さん、住職さん、牧師さんには見えませんでしたが・・・。どちらか?というと「尼のおっちゃん」でしたが・・・。
江田さん、宏林さん、福島さん、企画者の若狭さん、ありがとうございました~!^^
■2014年6月25日放送分「8時だヨ!神さま仏さま」Podcast
http://www.voiceblog.jp/hachiji-aiai/2082044.html
■2014年7月2日放送分「8時だヨ!神さま仏さま」Podcast
http://www.voiceblog.jp/hachiji-aiai/2082045.html
川西市の翌日11/1(土)は兵庫県朝来市の「生野ルートダルジャン芸術祭」(北夙川伯爵、前畑夫妻などが企画・プロデュース!)で「直観讀みブックマーカー」を作ります!ぜひとも遊びにきてください~!^^
■陸奥賢ワークショップ「直観讀みブックマーカー」in生野鉱山甲社宅
https://www.facebook.com/events/679062918866634/
■開催日時:11/1(土)15時~17時
■開催場所:生野町口銀谷640番地
※JR播但線「生野駅」から徒歩約10分
■生野ルートダルジャン芸術祭2014
http://j-heritage.org/art/
来月11/29(土)ですが、浜松市の静岡文化芸術大学で開催される『楽×学(ラクガク)2014~私の「やる!」を興すために~』の講座にゲストとして登壇します!浄土宗僧侶の池口龍法さんと一緒に「日本人の寛容性のこれまでと、これから」というエライ大きいテーマで話をします^^; まだ池口さんとお会いしてませんが(来週、打ち合わせの予定)、一体、どういう感じの話になるのか・・・ご興味ある方はぜひともご参加してください!m(_ _)m
■楽×学(ラクガク)2014~私の「やる!」を興すために~
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kikaku/intro/souzou/kouza.html#g
G.講座「日本人の寛容性のこれまでと、これから」
異分野交流会などが頻繁に開催されるように、違った分野の交わりから新たなブレイクスルーへの期待は高いように思えます。しかし、一方でその交わりはぶつかりあいではなく、どこかで予定調和的な展開にしかなっていないこともあります。創造都市論の中では、異分野の交わりから新たな展開、新たな事業が起こることが語られており、その根幹では「寛容性」の大切さが取り上げられています。そういた寛容性が、日本の歴史や仏教の中ではどのように語られ、変化してきたのか、日本人の寛容性はどんな変遷をたどって作られてきたのかをお聞きしつつ、これからの寛容性はどのようにして育まれていくのか考えてみます。
■時間・場所・定員 13時00分-14時30分/静岡文化芸術大学 233教室/定員30名
■講師
※池口龍法
(フリースタイルな僧侶たち代表、本山知恩院編集主幹・浄土宗龍岸寺住職)
1980年兵庫県生まれ。幼少のころよりお寺で育ち、京都大学、同大学院ではインドおよびチベットの仏教学を研究。大学院中退後、2005年4月より知恩院に奉職し、現在は編集主幹をつとめる。2014年6月より京都市下京区の浄土宗龍岸寺住職。2009年8月に超宗派の若手僧侶を中心に「フリースタイルな僧侶たち」を発足させ、代表に就任。「フリースタイルな僧侶たちのフリーマガジン」(年6回)を発行するなど仏教と気軽に出会うための「縁」を柔軟な発想で創り出す。著書に『お寺に行こう!』(講談社)。京都新聞(毎月第1火曜日朝刊)に経典を読み解くコラムを連載中。
※陸奥賢
(観光家、コモンズ・デザイナー)
1978年大阪・住吉生まれ。2007年に堺を舞台にしたコミュニティ・ツーリズム企画で地域活性化ビジネスプラン「SAKAI賞」を受賞。2008年10月に大阪コミュニティ・ツーリズム推進連絡協議会「大阪あそ歩」のプロデューサーに就任。大阪市内だけで300以上のまち歩きコースを有する「日本最大のまち歩きプロジェクト」となり、2012年9月にはコミュニティ・ツーリズム事業としては日本初の「観光庁長官表彰」を受賞。2013年1月に大阪あそ歩プロデューサーを辞任し、現在は現代観光、コモンズ・デザイン、メディア、アート、まちづくりに関するプロデューサーとして活動中。手掛けているプロジェクトとしては「大阪七墓巡り復活プロジェクト」「まわしよみ新聞」「直観讀みブックマーカー」「当事者研究ス ゴロク」など。大阪府高齢者大学講師。NPOまちらぼ代表。
来年1月下旬と少し先ですが、長野県長野市でまわしよみ新聞編集長養成講座を実施することになりました!^^ また詳細が決まり次第、ご報告します~!m(_ _)m
ナショナリズム研究では、もはや古典中の古典ですがw
「(18世紀アメリカ植民地の新聞には)本国についてのニュースの他に、商業ニュース-船の到着出帆予定、港での商品価格の動向-そしてされに植民地にける政治的任命、金持ちの家族の結婚などが掲載されていた。別の言い方をすれば、同一紙面に、この結婚とあの船、この価格とあの司教をまとめたのは、まさに植民地行政と市場システムの構造それ自体であった。こうして、カラカスの新聞は、まったく自然に、また非政治的に、その特定の読者同胞の集団に、これらの船、花嫁、司教、価格の属する想像の共同体を創造した」
要するに「想像の共同体=国家」とはなにか?というと「新聞」ということになるわけで。みんなで「国家=新聞」を切ったり、読んだり、話しあったり、貼ったり、ツッコんだり、イラスト化(戯画化)したり、再編集したりする行為が「まわしよみ新聞」。ベネティクト・アンダーソン流に見立てるとそういうことになりますww
まわしよみ新聞は「ナショナリズム・リテラシー」を育てる?・・・いやぁ、どうかなぁ・・・?