笛田さんが熊手銀天街(北九州市)でまわしよみ新聞を実施してくれました!笛田さん、ご参加頂いた皆さん、ありがとうございます〜!( ´ ▽ ` )ノ
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【第1回まわしよみ新聞@熊手銀天街編集局】
昨年秋の人権啓発イベント出展のさいに試しに一回やってみましたが、今日が本格始動。商店街の中で、一緒に昼食をして、そしてまわし読み新聞という試み。嬉しいことに3名の参加。大学生さんが「参加してもいいですか?」と飛び込み参加で一気に賑やかになりました。人権から本の話し、旅の話しと多岐にわたりました。それぞれがどういうことに興味を持ち、どのような思いを持っているのか、和気藹々とした雰囲気で新聞を作り上げました。あまりの盛り上がりに時間が足りなくなってしまうほどで、次回からはもう30分から1時間繰り上げてやらないといけないかなと思うほどでした。商店街の店舗で一緒にご飯を食べて交流したあとのまわし読み新聞。いいスタートが切れた気がします。今後、月一回ペースで出来ればと思っていますし、リコーダー・アース・ブリッジの活動として、演奏と組み合わせてみたり、イベントの中のワークショップ、学校での出前授業など、さまざまな場で出来そうな気がします。何気ない書評広告ひとつとってもその人の思いを伺うと深みのある話となり、立派な記事となる。完成した新聞は、実施した店舗「よつば」におかせていただきますので、ご来店の際はぜひ作品をご覧くださいませ。毎月下旬の日曜日に「よつば」でやっていけたらいいなあと思っていますし、学校や、若者支援の場、まちなか、イベント、いろんなところで実施していきたいです。演奏や講演のオファーと同様、気軽にお声掛けくださいませ。
今日は北九州市に続いて愛知県では中日新聞の高瀬さんが「TEENS ROCK IN AICHI 2014第二回ティーンズスタッフ会議」の中で「まわしよみ新聞」を実施してくれました!北九州市は大学生でしたが、愛知では高校生の皆さんが参加してくれたようです。高瀬さん、高校生の皆さん、ありがとうございます〜!( ´ ▽ ` )
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今日は、TEENS ROCK IN AICHI 2014の第二回ティーンズスタッフ会議を開催しました。6名が欠席ではありましたが、7名の高校生新メンバーに参加頂きました。3月1日に開催する出場者を集めての説明会を高校生スタッフに進行してもらうための段取りを速やかに決めたあとは、メンバーの交流を深めるために「まわしよみ新聞」を初実践!高校生スタッフと大人メンバーの交流を深めることに大きく役立ちました(≧∇≦)
記紀神話によれば、イザナギとイザナミが舞い降りて、国産みをした場所が「おのころ島」。「おのころ」いうんは「おのずところがる」(自ら転がる)という意味で。つまり偶然に身を任せることが、最大の神性や霊性を呼び起こす。
そもそも、この世に誕生することが偶然の所作なんですな。男と女がセックスしても受胎するかどうかは全くわかりませんから。意志ではなく偶然によって人間はこの世に生まれてくる。ぼくらは偶然、誕生し、この世に強制的に投げ込まれたわけです(ハイデガーのいうところの被投性ですわw)。世界を創造(また破壊)する、圧倒的な力が、偶然には宿っている。
しかし近代人は大抵、都市の中にいます。都市にいると、あらゆるものが人工です。都市的人工空間に囲まれていると、なんや世界全体を制御できるような気がしてしまう。ほんまはそうやないんです。人工(都市)の外は偶然性(自然)の驚異に常にさらされている。いきなり大地が割れ、海の水が都市に襲いかかってくる。そういうこともある。
また人間そのものも、よくよく観光(これをぼくは内観光といってますがw)してみれば、じつは自然性に満ち溢れている。セックスしても受胎するかどうかわからないのは、ぼくらが自然物であるからです。こんなのは当たり前のことなんですが、人工都市の中にいると、どうもそれがようわからなくなってくる。
要するに世の中には「大きい偶然」(地震や津波など)や「小さい偶然」(受胎や恋に落ちるとかw)があるいうことですわ。そして、「直観讀みブックマーカー」はこの「小さい偶然」を用いて遊びましょか?というもんです。
なんでそんなことをするのか?人工都市の中にいるぼくらは「偶然の力」を見くびっているか、気づいてないからですわ。「小さい偶然」でもいいから、それを数多く体験することで、ぼくらは間違いなく「偶然の世界」に生きる「世界内存在」(あ。またハイデガーでてきたww)であることを認識しようというわけです。
我ながら、直観讀みブックマーカーは、じつに深い。そして何より、面白いww
※以下の画像は梅山くんが作成した『与謝野晶子童話集』の直観讀みブックマーカー。「ほんとうにお前は困った虫だ」。
大阪府高齢者大学のまち歩きガイド科の講師をやってるんですが、これがまた毎回面白い。今日はみんなで作ったまち歩きマップの発表会。これが歴史やないんですな。「ここに住んでた」「ここで見合いした」「ここの街道で夜店が出て楽しかった」。
まち歩きは歴史散歩とは違います。史跡巡りとも違う。まちは過去と未来を結ぶ現在進行形のものだから。ヒストリー(歴史)ではなくてライフ(人生)を語って、初めてまち歩きとなる。エクスペリエンス・デザイン。実体験、経験や体感が反映される逍遙観光こそがまち歩き。当事者の、他者のライフの縦糸、横糸がいくつもいくつも紡がれて立体交差化していき、まちひとつだけなのに信じられないような圧巻の物語絵巻が出来上がってくる。ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』の「意識の流れ」の細流が集まって、まるで「意識の大河」となるような。
ぼくは一応、講師なんですが、毎回、生徒の皆さんから物語を拝聴してます(それを呼び起こすために、誘い水として、ぼくはまちの物語を語ります)。市井の人たちの物語やからええんですな。学者、先生の研究とは違う。じつに面白く、有難い仕事です。感謝。
中国新聞の蓮池新聞舗さんが広島大学の学生さんと「まわしよみ新聞」を実施してくれました!学生さんに好評だったようで、よかったです。ぜひ次は広島大学でもやって欲しいな〜。ご参加してくれた学生さん、ありがとうございました〜!( ´ ▽ ` )
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先日、広島大学の学生さん2名と「まわしよみ新聞」をしました。まわしよみ新聞とは・・・
https://www.facebook.com/mawasiyomisinbun
http://www.mawashiyomishinbun.info/
私は大学生の方と「まわしよみ新聞」をするのは初めてでしたので、「最近の大学生はどんな記事に興味を示すのか」非常に楽しみでした。一人暮らしということもあり、普段新聞はほとんど読まないという二人ですが、今回は3紙(中国・日経・産経)を1時間かけてじっくり読んで頂きました。そんな二人が選んだ記事は・・・
・福山市の市民提案型「協同のまちづくり」
自らの出身地である福山市のにぎわい創出に関心がある。駅前の活性化も推し進めて欲しい。また将来的に自分も地元の発展に貢献したい。
・アップルの苦手課題
ジョブス自体がエクセルを好きなのに、なぜ多額の開発費を投じてナンバーズを売ろうとするのか。
などなど・・・さすがに広大生ですね。新聞記事からご自身の将来の展望を語ってくれたり、アップルの販売戦略に疑問を呈したりしてくれました。また、嬉しいことに、「新聞久しぶりに読むと面白い」「自分の意見を発表する訓練になって役立つ」、「また是非やって欲しい」という意見も頂きました!近く社会に出る学生さん達に、国内外の幅広い知識と自分の意見を持ち、どんどん発信して、日本を引っ張って行ってほしいですね。
「まわしよみ新聞は、まわしよみ親聞(=親しい人から記事を聞く・記事を聞いたり話し合ったりして親しくなる)」とはメディアプラネット代表の玉川さんの言葉。
これ、聞いた時に「なるほど!親聞とは、なかなか深い言葉やなあ」と思ってたんですが、玉川さんとお会いして、この話になったさいに、実は「まわしよみ新聞ワークショップ」に参加した若者が、みんなで作成した「まわしよみ新聞」にタイトルを書こうとして、たまたま間違えて「まわしよみ親聞」と書いてしまったのだとか。それをキッカケにして「あ。でも、そういわれると、そういうもんやなあ…」と気づいたとか。
偶然の、誤謬の、失敗の、面白さ。こういうの、大事ですな。ほんまに。
またまた面白そうな企画が九州・西日本新聞社さんよりやってまいりました!「経済」をテーマに「まわしよみ新聞」を作成して、専門家(九州経済情報がギュギュっとつまった西日本新聞経済電子版qBiz編集長)さんにコメントをもらう!というもののようです。「経済」にご興味ある方はぜひともご参加を!^^
■【西日本新聞qBiz×まわしよみ新聞】参加者+qBiz編集長の視点で「そうだったのか!九州経済」となるか!?活かし方はあなた次第☆
http://www.facebook.com/events/231571717026470/
そうだったのか!と思わせてくれる池上彰先生のように、九州経済ってそういうことか!って思いたくありませんか?笑
まず地元のニュースなら地元新聞社の新聞やTVニュース、WEBを見てれば十分か?いえいえ、あくまでそれは情報にすぎないのでそれをどう自分の中に吸収するかが重要だと思います。そういう意味でまわしよみ新聞はおもしろくて、多様な視点で記事の解釈が共有できるので、たくさんの気付きが得られます。
次に、経済って何となく分かるような分からないような感じじゃないですか?経済面ってとりあえずスルーしたくなります・・・ですが、まわしよみ新聞スタイルで新聞見ながら、みんなが経済記事だと思うものを自由に切り取って、みんなの九州経済紙面を作ってみるとどうでしょう?何か色々と発見できそうじゃないですか?池上彰はいませんが、九州経済情報がギュギュっとつまった西日本新聞経済電子版qBiz編集長も来てくれるので、きっといい解説とか聞けますよ!(プレッシャーw)
※qBiz:http://qbiz.jp/
就活にいかすもよし、日々の情報収集をワンランクUPさせるもよし、とっつきにくい経済、そして身の回りの九州経済をよく知って、そうだったのか!と一緒に言いましょう♪
※まわしよみ新聞とは
新聞を持ち寄り、「面白い!」「興味深い!」記事を切り抜き、参加者同士でプレゼンしながら、新しく新聞を再編集します。多様な視点から新聞を読み解くことにより、より幅広い知識が増え、世界観がひろがります。
http://www.mawashiyomishinbun.info/
≪ワークションプ概要≫
・日時:2014年2月28日(金)19:00~21:00
・会場:FUture Studio 大名+(福岡市中央区大名2-8-18天神パークビル4F)
・参加費:500円(お菓子+飲み物)
・定員:12名
・条件:18歳以上~30代まで
・主催:Future Studio 大名+
・協力:西日本新聞社
≪タイムテーブル予定≫
19:00 開始、説明、アイスブレイク
19:15 その日付の新聞を読んで切り抜きタイム
19:40 切り抜いた記事についてプレゼン共有タイム
20:00 みんなの九州経済新聞まとめタイム
20:30 各グループより発表+qBiz編集長コメント
21:00 終了
2月12日で36歳になりました。安吾は36歳前後で『日本文化私観』『青春論』『真珠』を書いたり発表したりしている。ええ仕事です。自分の生のあるうちに、自分に出来る、最大限の仕事をしたい。
たくさんのお祝いメッセージを頂きました。ほんまは、おひとりおひとりに返礼をするべきなのですが、あまりに多いので、この記事でみなさんに感謝の意を。ありがとうございます。36歳のむつさとしも何卒、よろしくお願いしますm(_ _)m
※すごいカラフルな画像はヨネキチが作成してくれました。ヨネキチありがとう!ww
韓国の研究会「aff-com(アプコム)」さんに「まわしよみ新聞」の取材記事が掲載されました!ついに「まわしよみ新聞」が日本を飛び越えて韓国デビュー、アジアデビュー、世界デビューへw
韓国でも「まわしよみ新聞」が広まれば面白いことになりそうです。ネット偏重という意味では日本よりも韓国の方がスゴイと聞きます。だからでこそ、いまこそ、「対話」の重要性を。「他者」の可能性を。
「政治」ではなくて「メディア遊び」で日韓友好の架け橋になれば嬉しいなぁ~^^
■研究会aff-com(アプコム)
http://www.aff-com.net/305
ココルームが素晴らしいのは運営者がいってみれば全員、素人であり、市井の人たちであるから。釜ヶ崎というまちの中で、止むに止まれず(基本は「アートNPO」ですから。しかし諸事業で釜ヶ崎に来たことで、自然と釜ヶ崎の問題を考えざるをえない状況に陥ったわけで・・・)、ホームレス支援やニート支援や障害者支援や介護福祉のようなことをやっていますが、ココルームのスタッフの誰もが医者でも専門家でも宗教家でもないわけです。市井のひとが、市井のなかで、市井のひとたちの問題に取り組んでいる。ここが素晴らしい。
いまの世の中は、医療も介護も福祉も機能主義に陥っています。ガンの医者は患者のガンしか見ません。決してガン患者を人間として見ない(患者が死ぬたびに号泣する医者は医者ではありません)。しかし本当に人生にとって重要なことは「人間と人間」の関わりです。なんでもかんでも細分化され、資本化された世の中は「人間と人間」の関わり方ではなくて、「患者と医者」「生産者と消費者」「サービス提供者とサービス享受者」といったような関係性に落とし込めていく(こうするほうがお金がとれますからな)。しかしココルームは近代社会で疎かになった「人間と人間の関係性」を再構築することを担う。
素人とはいっても、ココルーム代表の上田假奈代さんはプロの詩人で素晴らしい才能の持ち主です。では、その假奈代さんがココルームで一体、何をしているか?といえば、例えば「歩かないと話が出来ない」という老女が突然ココルームにきたので「では、わたしが話を聞きましょうか?」と延々、寒空の中を一緒に歩いて、半日近くも話を聞いたりしている。ついには老女の家まで案内され、招待されたとか。詩人である前に人間であろうとする。だからこんなオモロイ結果になるw
これは要するに「あなたでもできる」ということです。何の取り得もないとか、才能がないとか、頭が悪いとか、そういうことではない。ただただ人間としてあれ。人間として人間が困っているときに、何か自分なりにできることをやろうと。ココルームの場合は、具体的には「まぁ、お茶でも飲んで、話をしましょうか」「とりあえず、一緒にご飯でも食べましょうか?」ということです。ココルームはそういう場所であり、だからここは「みせ」ではなくて、「いえ」的です。
専門家はいません。ケースワーカーとか介護福祉士とかヘルパーとかそういう免許をとっている人はスタッフの中にはいない。詩人や声楽家や演劇制作者や主婦やカメラマンや女優です。ココルームのスタッフのみなさんは医療、介護、福祉といった専門分野の中では全くの素人。しかし人間として玄人です。釜ヶ崎のまちの人たちの喜怒哀楽の人生模様の中に入って同じように喜怒哀楽している。そこが本当に素晴らしい。
写真は釜ヶ崎芸術大学の学生証。これはアートの仕事w しかし、ココルームの本質は、こうしたアート活動と並行する「日々の暮らし」の中にあります。
■ココルーム
http://www.cocoroom.org/
■カマン!メディアセンター
http://www.kama-media.org/
■釜ヶ崎芸術大学
http://www.kama-media.org/japanese/geidai2013/index.html