去年に引き続き、今年も「應典院コモンズフェスタ2014」の企画委員をやっています。應典院コモンズフェスタはぼくにとっては「苦行場」みたいなところでw まず事務局の小林さんが「すいません~」とかいいながら企画を早く出せとせっつき、齋藤さんが「むつさんならできますよ~(笑顔)」とかいいながら眼がまったく笑っていないし、山口さんが「これは蛇足かもしれませんが」とかいいながら企画の弱点をやんわりと指摘してきて、秋田さんが「たのむよ!あははははは!!」とかいいながら何にも全くアドバイスがない・・・という四面楚歌な中で有象無象の「如是我聞」「葬食」「まわしよみ新聞」「大阪モダン寺巡礼」「直観讀みブックマーカー」といった企画(これらは全部、コモンズフェスタのためにというので、ぼくが企画したものです)が産まれてきたというわけです。ありがたい話です。南無。
そういうわけで(どういうわけだか)今年のコモンズフェスタのテーマは「じゅうばこの隅~ハコモノ(箱物)とヒトモノ(人物)が織りなす玄妙な世界~」ということなんですが、この「じゅう」というコトバには、おそらくは「自由」とか「重」とか「銃」とか「獣」とか「柔」とか、いろんな意味合いが掛かってるんでしょう。また應典院という稀有な場(ハコ)と、企画委員のアイデア(ヒト)とのコラボレートという意図も込められているわけで、これは應典院寺町倶楽部の山口洋典さんのコピー。さすがです。オヤジギャグとしても超一級ではないか?と思いますw
それで、ぼくが今回の「應典院コモンズフェスタ2014」でメインで携わっている企画は以下の4つです。
■12/25(水)21時から26日(木)21時まで!應典院コモンズフェスタ2014企画「如是我聞vol.2~是の如く、我聞けり~」実施します!
http://www.facebook.com/events/475023722612560/
■1/13(月祝)10時から應典院コモンズフェスタ2014企画「大阪モダン寺巡礼ツアー~上町台地編~」
http://www.facebook.com/events/582193338521080/
■1/14(火)19時から應典院コモンズフェスタ2014企画「直観讀みブックマーカーを作ろう!~應典院のロビー文庫を用いて~」
http://www.facebook.com/events/1416689525231061/
■1/18(土)19時から應典院コモンズフェスタ2014企画「まわしよみ新聞をまわしよみする~コモンズ・デザインの可能性~」
http://www.facebook.com/events/601239776601378/
自分でいうのもなんですが、それぞれ、なかなか面白い企画なので、よろしければ遊びにきてください。また、ぼくの企画だけに来てください!ではなくて、他のみなさんの企画にも素晴らしいものがいっぱいあります。
「数学の演奏会in大阪~実感からはじめる~」
「からだとこころに染み入る仏教医学の会~臨済宗典座を招いて~」
「hyslom展『大家さんの伝書鳩』」
「外国僧と日本語で語ろう~カフェ空間での対話~」
「出張チラシテレビ@應典院 大阪の演劇チラシを語る」
「ヨガと仏教讃歌~呼吸しやすいカラダになろう~」
「母が性職を選ぶとき~風俗を糧とする母と子どもへの家庭支援~」
「お寺MEETING vol.6~最新臨床宗教事情~」
・・・まだまだ他にも企画はありますし、また、それぞれの企画を詳しく説明していると大変なんで、これぐらいにしておきますが、これらのイベント名の羅列だけでも充分、アグレッシブなことをやっているな?というのは判っていただけると思います。「日本一若者が集まる寺」「呼吸する劇場型寺院」の應典院だからでこそのハイクオリティでしょう。
大袈裟ではなくて、このカオスモスな「應典院コモンズフェスタ2014」の中にこそ、今後の日本社会の進むべきベクトル、方向性が垣間見えると思っています。ご興味ある方は、ぜひともご参加を。
楽しく学べる趣味の教室「ひだまりOKKO堂」(佐賀県武雄市/朝日町甘久3-6)さんで実施された「武雄Facebook交流会」にて「まわしよみ新聞ワークショップ」が開催されました!佐賀県での開催は初めてかもしれませんw みなさん、ご参加ありがとうございました~!^^
■楽しく学べる趣味の教室「ひだまりOKKO堂」
http://ww31.tiki.ne.jp/~hidamari/index.html
お問い合わせが非常に多く、えらく好評なんで定員を「10名」から「20名」に増加しました~!(いろいろと大変なんですが^^;)残り5名ほど大丈夫です!ご興味ある方はぜひともこの機会に、ご参加してください~m(_ _)m
■11/25(月)19時よりEARTHにて「第2回まわしよみ新聞編集長(ファシリテーター)養成講座」開催!
http://www.facebook.com/events/232430813599959/
「まわしよみ新聞をやりたい!」と同時に「まわしよみ新聞をどうやって作るんですか?」というお問い合わせが増えてきました。そこで7月に続いて「第2回まわしよみ新聞編集長(ファシリテーター)養成講座」を実施します!「なぜ、まわしよみ新聞をやっているのか?作るのか?」という「想い」の共有から、実際に参加者全員で「まわしよみ新聞」を作成しながら「まわしよみ新聞」の作成のコツ、場の運営のノウハウなどをお教えします。この講座を受けると「あなたも明日からまわしよみ新聞編集長(ファシリテーター)になれる!」というものです。受講者にはまわしよみ新聞実行委員会名義の公式の「修了証」も発行します。ご興味ある方はぜひともご参加してください!^^
■集合日時:11/25(月)19時~22時
■集合場所:釜ヶ崎の伝説の喫茶っぽいなにか「EARTH」
(西成区太子1-3-26)
■参加費:1000円+まわしよみたい新聞
■定員:20名(大好評につき定員を増加しました!)
■講師:むつさとし(まわしよみ新聞オーナー)
2013年11月15日(金)から2013年12月13日(金)まで!毎朝7:30~8:45(※途中退出可 ※土日祝日を除く)に「オアシス珈琲天神店」 (福岡市中央区天神2-3-39)にて「天神NEWS cafe まわしよみ新聞ワークショップ」が開催中です!福岡界隈の方はぜひともご参加を~!^^
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■12月13日まで!毎朝7:30~8:45@オアシス珈琲天神店で開催中!「朝活!天神NEWS cafeまわしよみ新聞ワークショップ」(※土日祝日を除く)
http://asa-fight.jp/detail.html?id=54
飛び込み参加歓迎♪ 途中退出もOKですよー!みなさま、お待ちしております♪お申し込みは、朝活応援サイト「アサファイト」からどうぞ!
http://asa-fight.jp/detail.html?id=54
■まわしよみ新聞とは?
http://www.mawashiyomishinbun.info/
この企画、めっちゃオモロイんです。いや、まぢで。南陽さんと松本さんの絶妙の掛け合い。そのへんの漫才みてるより、絶対にこっちのほうがオモロイ!と胸を張っていえます。ご興味ある方は、ぜひともご参加を~!^^
■12/16(月)19時より喫茶EARTHにて「まわしよみ新聞講談~講談師・旭堂南陽 with まわしよみ新聞CO・松本典子~」
http://www.facebook.com/events/217605088422408/
講談師・旭堂南陽と「まわしよみ新聞」が奇跡のコラボレート!コモンズ・デザインによる新しい市民メディア「まわしよみ新聞」を作り、そのあいだに南陽さんがまわしよみ新聞の記事をネタに即興で講談を作り、最後にそれを披露します。「まわしよみ新聞講談」という新しい芸能メディア文化!乞うご期待!
■開催日時:12/16(月)19時~
■開催場所:釜ヶ崎の伝説の喫茶「EARTH」
大阪市西成区太子1-3-26
http://www.facebook.com/pages/EARTH/411417968913437
■参加費1000円+まわしよみたい新聞1部以上
■定員:20名
■まわしよみ新聞コーディネイター:松本典子
【講談師 旭堂南陽 公式ウェブサイト】
http://kyokudounanyou.zouri.jp/
【松本典子のどこでもヨガ】
http://blog.goo.ne.jp/dokodemo-yoga
【まわしよみ新聞 公式サイト】
http://www.mawashiyomishinbun.info/
21世紀の市井人たるぼくが、7世紀の古代律令国家の宮殿跡に立ち、16世紀の近世武家政権の王城跡を眺める。山城に7世紀の宮殿はなく、平城に16世紀の王城はない。重層的に歴史や物語が積み重なるのが、大阪という歴史都市、物語都市の面白さであり、醍醐味です。歴史や物語とは不可塑的、不可逆的なものではなく、じつは観る、観られるという双方向の関係なんだということ。それが大阪にいるとよくわかります。
観光家としては「死者」と「生者」と「未者」(未だ来らざる者)の観光をデザインしたい。それがぼくのライフワーク。
AAF2013報告会。初日、なんとか司会を終えました。やり終わって「あれ?むつさんて意外とまじめなんですね」とかいわれるのはどうか?とか思いながら、つーか、大阪人はまじめですって^^; ストイックでなければ37度の真夏の炎天下の大阪を12時間もかけて歩く大阪七墓巡りとか、到底できませんww
なにはともあれ、良い経験になりました。司会をやると、当たり前ですが、皆さんの報告プレゼンをちゃんと聞かないといけませんので(いままでビール飲んでて、あんまりちゃんと聞いてなかったことに気づきましたw)。日本の現代アートの現在進行形、現状がようわかりました。AAF参加2年目(日沼さん曰く、ぼくはAAF第4世代?に所属するらしいですがw)の海のもんとも山のもんともつかん新参者の「インキュベーション枠」の団体代表に司会をまかせるというのは実にAAFらしい試みだと思いますし、こういう事務局の風通しの良さには本当に感服です。
来年の「AAF2014」の公募条件や内容なども変更されるようですが、試行錯誤を繰り返しながら、時代やら社会状況やら参加団体やらで細かくシフトチェンジを繰り返しながら進んでいく「AAF的まつりごと(政・祭)」の在り様は非常に興味深いですし、今後もいろいろと携わっていきたいと思ってます。
最後に。拙い司会のお詫び(まじめですいませんww)と、こういう栄えある機会を与えてくださったAAF事務局、一緒に司会を務めてくれたメセナ協議会の松木さん、素晴らしい報告プレゼンをしてくれたAAFのみなさまへの感謝を。ありがとうございました。
■AAF2013報告会
http://www.facebook.com/events/211157652389623/
「まわしよみ新聞」の手法・方法論として新しい点は色々とありますが、まず以下の3つは押さえておきたいところです。
①記事を「書く」ではなく「選ぶ」
メディアを作るためには取材をして書くことですが、これがなかなか難しい。なので記事を「選ぶ」ということで、自分の考え方や感性を表現できるというわけです。なかなか1から自分の意見や思いを伝えられないという人でも、大前提となる「記事」があれば、それをステップに話をしやすくなります。
②「自分の意見を発表して終わり」ではなく選んだ記事について「みんなで対話をする」
「記事」について自分が思ったことを発表するわけですが、その後、みんなで話し合うということを大切にしています。「自分の意見を発表して終わり」ではなく、発表したものに対しての「他者の意見」「対話」を最重要視しています。また、記事は「3枚」(時と場合によって変わりますが)ほど選びますが、これは「持ちカード」で、「話題提供者になれる権利カード」です。テーブルトークをすると、どうも話のうまい人が話をしがちです。1人が半分以上喋り、あとのみなさんは聞いているだけというようなことが往々にしてある。「最初から最後までひとこともしゃべらない」という人までいる。それを防ぎます。みんな同じ数だけ、話題提供者になるし、なれることが非常に重要だと考えています。
③「選んだ記事をモチーフに1人で1枚のスクラップ新聞を作る」のではなくて、「みんなで記事を持ち寄って、1枚の新聞にする」
「1人で1新聞を作る」のではなくて「みんなで1新聞を作る」のが、これまた非常に重要な作業です。どの部分に、どういう記事をはるか?これとこれをくっつけるとこういう意味合いが出てくるのでは?と和気藹々と話し合いながらレイアウトや構成を考える。記事に対する意見や感想、ツッコミをみんなで書き込む。イメージを膨らませ、みんなに読んでもらいたいために楽しいイラストを描く・・・などをみんなで一緒になってやります。この「共同作業」が、「まわしよみ新聞」の醍醐味でもあります。
過去にも新聞をモチーフにしたワークショップはようさんあって、それらも充分、面白いのですが「まわしよみ新聞」はまた違った意味でウケている。一体、いままでのものとは何が違うのか?簡単に説明すると、以上の3つの手法・方法論がかなりカギになっています。なるほど!と思われた方は、ぜひ一度、やってみてください^^
「東京七墓巡り復活プロジェクト」を本格的に始動させます。昨日リサーチツアーをやってみて、これは面白い!と実感しました。歩かないとわからない。歩けばわかる。「大阪七墓巡り」とはまた違った面白さや趣向があります。
大阪七墓巡りが毎年8月15日なので、東京七墓巡りは2014年2月15日(土)にしようかな?とか思ってますw いろいろと調整します。また詳細が決まれば発表しますので。
とりあえずfacebookページを作りました。ご興味ある方は「いいね!」しておいてくださいw よろしくお願いしますm(_ _)m
■東京七墓巡り復活プロジェクト~死者の視線から東京の光を観る~
http://www.facebook.com/tokyo7haka
観光とはレクイエムである。明治22年(1889)に饗庭篁村が企画した「七墓巡り」(讀賣新聞附録)を復活させて、東京という都市の過去・現在・未来を考える。
サリンジャーの名作『フラニーとゾーイー』があったので、ちょっと直観讀みブックマーカー。「人生って?」と聞いてみたら、こんな言葉が返ってきました。
「まるでわたしに出て行ってもらいたいと言ってるみたいだって文句を言いだしたの。」
深いww
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