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‘雑感’ カテゴリーのアーカイブ

【大阪七墓の歴史的経緯と場の特徴】

2012 年 5 月 11 日 Comments off

【大阪七墓の歴史的経緯と場の特徴】
大阪夏の陣で豊臣政権が滅亡すると、夥しい戦死体が大阪市中に溢れ、その処理として市中の郊外に墓所が設定された。元禄期にもなると、墓所には死刑場や遊郭、芝居小屋などが置かれて開発され、こうした場所は「悪所」(歴史学、社会学的な概念でいうところの「アジール」)と呼ばれた。悪所には、村落共同体から追われた流れ者や罪人、遊女、流民、芸能民などが数多く集まり、そのコミュニティの融合から、新しい大阪の都市芸術が生まれてきた。例えば千日墓地前にあった道頓堀五座で演じられる悲劇のヒロインのモデルが、じつは数日前に千日前刑場で磔で処刑された実在の遊女であった・・・といったようなことは日常茶飯事のことであり、近松門左衛門の『曽根崎心中』『心中天の網島』といった一連の心中物(当時は、心中沙汰は御法度で罪人扱いであった)も、こうした大阪七墓=「悪所」を背景にして誕生している。今回のパフォーマンスは、大阪の都市芸術のマトリックス(母胎)であった大阪七墓(悪所)の跡地において実施されるが、原点回帰することで、過去、現在、未来へと継承されていく、新しい大阪の都市芸術を産み出したい。
http://www.facebook.com/osaka7haka


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【大阪七墓の歴史的経緯と場の特徴】

2012 年 5 月 11 日 Comments off


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【大阪七墓の歴史的経緯と場の特徴】
大阪夏の陣で豊臣政権が滅亡すると、夥しい戦死体が大阪市中に溢れ、その処理として市中の郊外に墓所が設定された。元禄期にもなると、墓所には死刑場や遊郭、芝居小屋などが置かれて開発され、こうした場所は「悪所」(歴史学、社会学的な概念でいうところの「アジール」)と呼ばれた。悪所には、村落共同体から追われた流れ者や罪人、遊女、流民、芸能民などが数多く集まり、そのコミュニティの融合から、新しい大阪の都市芸術が生まれてきた。例えば千日墓地前にあった道頓堀五座で演じられる悲劇のヒロインのモデルが、じつは数日前に千日前刑場で磔で処刑された実在の遊女であった・・・といったようなことは日常茶飯事のことであり、近松門左衛門の『曽根崎心中』『心中天の網島』といった一連の心中物(当時は、心中沙汰は御法度で罪人扱いであった)も、こうした大阪七墓=「悪所」を背景にして誕生している。今回のパフォーマンスは、大阪の都市芸術のマトリックス(母胎)であった大阪七墓(悪所)の跡地において実施されるが、原点回帰することで、過去、現在、未来へと継承されていく、新しい大阪の都市芸術を産み出したい。


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今日は「ミックスジュース・ナイトフィーバー」初日!

2012 年 5 月 11 日 Comments off


http://www.facebook.com/events/418877894806815/

今日は「ミックスジュース・ナイトフィーバー」初日!

食材は
バナナ
ニンジン
焼きプリン
カルピス
牛乳
蕪の葉


これがもうびっくりするぐらい美味しいミックスジュースができましたww 明日も楽しみですww


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去年の大阪七墓巡りの様子。場所は梅田墓の北向地蔵。 http://www.facebook.com/osaka7haka

2012 年 5 月 11 日 Comments off
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坐摩さんにて。坐摩さんはあと「渡辺姓発祥の地」「そごう発祥の地」でもあるんですが、そういう碑も是非とも欲しいですなあ。

2012 年 5 月 10 日 Comments off
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蕪村の俳句の面白さは「パンフォーカス」なんですな。

2012 年 5 月 9 日 Comments off

蕪村への愛が満ち溢れすぎてヤバイww まち歩きというか、とことん蕪村を語りたいww

蕪村の俳句の面白さは「パンフォーカス」なんですな。

「夏河を 越すうれしさよ 手に草履」

「夏河」が「草履」の中に収まっていく。マクロからミクロへの視点の変化。この逆もあります。

「鳥羽殿へ 五六騎いそぐ 野分かな」

馬の疾走(ミクロ)が野分(マクロ)という広々とした空間への移相。

そしてスゴイのがやっぱり

「五月雨や 大河を前に 家二軒」

これ「五月雨」というミクロが「大河」というマクロになり、さらにまた「家二軒」というミクロに視点が再逆転していく、曲芸のような俳句なんですな。『市民ケーン』もびっくりww

というわけで「いやぁ、映画ってほんとにいいもんですね~」(水野晴郎)をもじって「いやぁ、ほんとに蕪村っていいもんですね~」ww


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鶴乃茶屋跡。見事に復活。よかった。

2012 年 5 月 9 日 Comments off
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通天閣は初代に限る。

2012 年 5 月 7 日 Comments off

難波利三先生が直木賞を受賞した出世作『てんのじ村』。ちょっと読んだら止まらんようになってしもて一気に読破。やっぱええですなあ。名作。

解説が黒岩重吾先生で、これがまた味があります。あと表紙がよろしいでんな。初代通天閣。

通天閣は初代に限る。


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打ち合わせ。

2012 年 5 月 7 日 Comments off
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「まちづくり」「まちおこし」というけれども、本当に、いまの日本に必要なのは「まちしずめ」や「まちこわし」やと思ってます。

2012 年 5 月 7 日 Comments off

「まちづくり」「まちおこし」というけれども、本当に、いまの日本に必要なのは「まちしずめ」や「まちこわし」やと思ってます。

なぜならば、まちも、人間と同じように、輪廻転生というか、サイクルしていくことが重要だから。人間が生・老・病・死するように、まちもまた生・老・病・死するんです。人間がそういう生き物であるのに、その人間が作るものが、未来永劫、永久不滅、永遠のものであるはずがない。

そう考えると、「まちおこし」の先には「まちしずめ」が必要だし、「まちづくり」の先には「まちこわし」が必要だということになってきます。そうやって、サイクル(死と再生)させることで、まちは、ほんとうのまちとなる。

人間の一生は短い。せいぜい100年。まちを作るひと(まちづくり、まちおこしをする人)は、じつは、その範囲で、まちを納めないといけない。井原西鶴いうところの「始末をつける」(最初と最後で帳尻を合わせる)ということが、人間の営みにとって、いっちゃん大事なことなんです。

伊勢神宮はわずか20年で遷宮します。この20年というサイクルを繰り返すことで、ひとを育て、技術を伝え、古代からの建築様式と伝統を堅持してきた。こういう知恵が近代モダニズムにはないんですな。近代モダニズムは、資本主義を信じ、経済成長を信じ、人口増加を信じ、科学技術を信じ、「千年都市」を夢見て、原発を作り、ついに崩壊してしまった。

生生流転するものが、生命の自然(じねん)。その流れに逆らって、まちづくり、まちおこしは出来ません。絶対に失敗します。

以上は自戒を込めて。


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