【東京都】株式会社は資本中心の組織体で、株主から出資を受けて事業を行い、株主に配当として利益を配分する。多数の株を持つ株主が株式会社の運営を左右して「利潤の追求」を目的とする。株主(資産家)が非人間的な労働環境で労働者を酷使するといったようなことも資本中心主義の株式会社だから発生しやすい。
協同組合(信用金庫)は、基本的には「相互扶助」を目的とする。組合員が出資して事業を行い、株主と違って、組合員の出資額の多少があっても組織運営のさいは「1人1票」の権利しか有しない。また株主と労働者といったような乖離もなく、協同組合の出資者は協同組合の利用者であり、運営者でもある。
城南信用金庫は、我が国の信用金庫(コミュニティ・バンク)の走りで、東日本大震災以降は「脱原発宣言」で注目を集め、現在は小泉純一郎元首相なんかも顧問のひとりとか。
こうした協同組合、信用金庫を日本で初めて創設したのが加納久宜子爵で、子爵の遺言は「一にも公益事業、二にも公益事業。ただ公益事業に尽くせ」。
今年の6月刊行予定の「まわしよみ新聞本」の取材で昼間、城南信用金庫さんに話を聞きにいって、いろいろと興味深かったです。なによりも、こうした組織体の新入社員研修で、いま、まわしよみ新聞が使われている。とても名誉なことやと思っております。人のご縁に感謝。
【大阪府】松浦 めぐみさんが「きさいち邸 産巣日(むすび)」さんで直観讀みブックマーカーをやってくれました!^ ^
本には本の霊が宿っている。その精霊に「問い」を立てて、真剣に祈り(このとき本を合掌しながら天に向かって本を振ります)ながら「答え」を聞いてみます。目を閉じながら「なんとなく答えが載ってそうだな?」というページを開き、「ここだ!」と直観が閃いたところを指差し、そこの一文を抜き出して、それをブックマーカーにしよう!という本遊びが直観讀みブックマーカー。
本の霊は、なかなかシャイなお方で、ストレートに問いに答えてくれません(ストレートに答えくれる時もありますがw)。難解で、なぞなぞのような、禅問答のような、摩訶不思議なお言葉がたくさん出てくるんですが、それをみんなで集合知で「あーでもないこーでもない」といいながら読み解いていく…という高等知的遊戯!
高等知的遊戯ですが、じつは、だれでも簡単にできて、本を読まない人でも楽しめるという画期的な本遊びでもあります。そして陸奥賢のコモンズ・デザイン・プロジェクトなので、これもまたオープンソースで無料で専用のブックマーカーがダウンロードできて、いつでも、どこでも、だれでも、イベントを主催していい。有料イベント企画でもマージンなどは発生しませんw 儲けて頂いて大いに結構!
産巣日のみなさん、どうだったんですかね?盛り上がったかなー?またいろんなところでぜひとも直観讀みブックマーカーをやってみてください!^ ^
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愛とは?子育てとは?私のこれからって?本の神さまのお告げはいかに!?本嫌いでも楽しめる!本のかみさまとの本遊び「直観讀みブックマーカー」で交流しましょう。アウトオブ眼中だった本も、ちょっと読んでみたくなる、本の大試食会です。
今回は、交野市でニッチでセンチな古本屋を営む「(本)ぽんぽんぽん」さんのご協力☆ にて、産巣日に本たちが大集結します。
※オープンソースですので、やり方がわかったら、それぞれ各自でワークショップを開催して頂くことができます。
【大人のためのワークショップで、遊んで、つながろう☆産巣日管理人企画】
隠れた私と出会い、となりの素敵なあなたを発見し、まだ見ぬ世界の扉もひらく、コミュニケーションの場。ワークショップデザインを勉強中のむすび管理人が、おすすめのワークショップをあれこれ試してみます。
◾️日時
3月19日月曜日 10:30〜12:00
※お店ゾーンはお休みの日です
◾️参加費
500円(お茶、おやつ込)
※お時間ある方はランチタイムまでどうぞ。お弁当注文もしくは持ち込みも可。お弁当は600円前後のものをまとめて注文しますので、参加希望の際にコメントください。
◾️持ち物
ペン、指先サイズの小さなおもちゃ(転がらないもの。ゴム人形など)
◾️会場
きさいち邸 産巣日(むすび)
大阪府交野市私市4-18-5
西念寺向かい
京阪交野線 河内森駅 徒歩10分
JR学研都市線 河内磐船駅 徒歩15分
■ 直観讀みブックマーカーとは?
むつさとしさん(観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者)が企画した参加交流型のソーシャル・ゲームです。
《↓公式HPより》
或る休日の昼下がりに、都市をぶらぶらと散歩して、何気なく古惚けた本屋に入り、ふと手にした古書を開き、その一文に天啓のようにハタと心打たれる、あの珍妙不可思議なる体験をご存じ?
逍遙の果てに、まるで自分が百年探し求めていたような、美しき言葉と出逢う。出逢ってしまう。
そんな偶然の、意外性の、無意識の、閃きの、浪漫の、夢のような読書のエトス(型)を、同好の紳士淑女と楽しみ、そうして出逢った言葉たちを元に本の栞(しおり)を創る高等知的遊戯を「直観讀みブックマーカー」といいます。
本と人との新しい出逢い方。さあ、皆さん、ご一緒に、直観讀みブックマーカーしませう。
直観讀みブックマーカー主宰 陸奥賢
公式FBページ:http://tyokkannyomibookmarker.info/
【京都府】向日市のむこうスタイルオープンLABOの当事者研究スゴロクのコマ。いいスゴロクコマができてますw みなさん、ありがとうございます!m(_ _)m
■捨て猫捨て犬を助ける会をつくったら、みんなが家に持ってくるので28匹飼うハメになった…6コマすすむ
■甲子園に行けなかった…5コマすすむ
■研究に集中していたら就職活動の時期がほぼ終わってた…5コマすすむ
■ステンレスのマグカップを電子レンジに入れて爆破させた…3コマすすむ
■車のオイルのところにガソリンを入れて車を壊した…2コマすすむ
【全国まわしよみ新聞サミット2018過去最高の参加者数!ありがとうございます!】北は北海道、南は熊本までw 70名近い方々に集まっていただき、無事に全国サミットは終了いたしました。
まわしよみ新聞は「人と人をつなぐコミュニケーション・ツール」であり、「メディア遊び」なんですが、この5年間の様々な実践で、読売教育賞NIE部門で最優秀賞を受賞するぐらい、教育現場で大活躍するようになりました。その教育的効果も茨城新聞の澤畑和宏さんの実践報告(2年間、まわしよみ新聞をやって毎日新聞を読む児童が11パーセントから76パーセントになった)のように具体的な数字やデータとして実証されるほどになっています。来年のサミットはさらに凄い数字やデータが出てくるんやないか?と思ってます。学会発表とかもあるかも知れませんw
過去最高のサミット参加者数というのも本当に嬉しいことで、30名、40名、50名、60名越えと年年、サミット参加者数は増加していってます。
じつは西日本新聞社さんの「朝活ニュースカフェまわしよみ新聞」は会場となっていたオアシス珈琲の閉店!という衝撃的な展開で強制シャットダウンされてしまい、「この2年間はほとんどまわしよみ新聞をやれていない状況」(安武さん談)なんです。
これ、かなり重要なことで。西日本新聞社さんはあんまりまわしよみ新聞をやれていないのに、サミット参加者は増えていくというのは、まわしよみ新聞が「ほんまにオモロイ」ことの証左やと思いますし、なによりも「まちの人たち」がその事実を認めて周知してくれているから。だからサミット参加者数がどんどん増えていっている。
新聞社さんが「まわしよみ新聞、ええでっしゃろ!」「まわしよみ新聞、おもろいでっしゃろ!」というても、なんとなく自画自賛的で、内向きな感じがして、世間の人からも「そりゃ、あなたたちは新聞屋さんやから大袈裟にいうてるんでしょ?」という視線からなかなか逃れることは出来ません。
ところが福岡界隈のまわしよみ新聞は、「まちの人たち」が主流で、あちらこちらでまわしよみ新聞を発行していますから。これは強い。凄い。どんどんとまちの人に広まっていく。
ぼくは正直いうと、西日本新聞社さんの朝活ニュースカフェまわしよみ新聞が終わると、福岡でのまわしよみ新聞ムーブメントも下火になるんやないか?と思っていました。ところが、まったくそうはならずに、逆にジワジワと「まちの人たち」に浸透していっていることに驚異を覚えています。
これはしかし、なんでことになったのか?といえば、やっぱり安武さんや二島ちゃん、吉田くんが朝活ニュースカフェまわしよみ新聞で「平日毎日。朝7:30から9:00まで」という狂気の実践を350回以上も繰り返したからでw その結果、地域に「まわしよみ新聞編集長」が誕生して育っていった。
おそらくまわしよみ新聞をまちのムーブメントにするためには、種が大事といいますか、最初のインキュベーションが非常に重要で。最初は新聞社さんが先導して地域でまわしよみ新聞を発行しまくる。そのうち、まちの人の中から「まわしよみ新聞をやってみたい!」と、まわしよみ新聞編集長が産まれてきますから、そういう人をしっかりと掴まえて(w)地域のまわしよみ新聞の担い手になるまでサポートして、やがて主体的に動いていくようになれば、それを後見する…というようなことで、福岡・西日本新聞社さんのような成功事例になっていくんでしょう。
歴史的な文脈でいえば「文化は西から始まる」というのはほんまのことで。まわしよみ新聞ムーブメントも西から起こり、日本国中を席巻していってます。ますます広がっていく。なんというか、発案者のぼくがいちばん混乱していてww 目を丸くおります。
なにはともあれ、素晴らしいサミットでした。ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。事例紹介してくれたみなさんの話はそれぞれ興味深いものでした。第2部進行の山口さんも毎回、素晴らしいファシリテーションで「ぼくにはできまへん!」と感嘆しておりますw なによりもこうした場を作ってくださる西日本新聞のみなさんに、なによりも深く感謝です。これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
あと「北海道で全国サミットしよう!」となったので、北海道新聞さん、ぜひともよろしくお願いします!ww また北海道で、福岡で、逢いましょう!