明日は観光読書会です!今回は「家族の哲学」。
ぼくのプロジェクトでいうと、じつは、大阪七墓巡り復活プロジェクトの「無縁仏への供養としての巡礼」がリンクする気がしてます。これは「家族」とか「有縁」とかを解体する社会実験です。「無縁」を大前提に社会の在り様を組み立てていく。
そう。無縁。無縁であるから、届く。届かないけど、届く。なぜならば、我々は、みんな、歴史の果てには、結局、忘れ去られるから。だれもが、同じく、等しく。人は、あらゆる生命は、万物は、やがて、無縁となる。無縁であるから、有縁となる。生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く。死に死に死に死んで死の終わりに冥し。
まぁ、こんな話にはならんと思いますがw 七墓は、話しててもしょうがない。ぼくは、ただただ、実践する。
ぜひともご参加してください!
…というわけで第2回観光読書会!東浩紀さんの『観光客の哲学』の第2部「家族の哲学」部分を取り上げます。前回も満員御礼でしたが、今回も満員御礼に。ありがたいことですm(_ _)m
他者性を拡大・拡張していくと、人類以外の、異類との邂逅ということも考えられるよな…と、ぼくは2012年ぐらいから「蚕」「鯰」「狸」「亀」「鯨」といった「異類観光プロジェクト」をやってきたんですが、そのへんの話が「家族(ペット)」「不気味なもの」とリンクしなくもないな…とか思ったり、考えたり。
凄い本です。『観光客の哲学』。幅が広い。
観光読書会。東浩紀さんの『観光客の哲学』の「家族の哲学」。
ぼくが連想したのは「共」「侠」「義兄弟」「ヤクザ」「桃園の誓い」「項羽と劉邦」「共苦」などなど。なんや知らんけど中国の話ばっかしてた気がするww
今回は汐月さんのレジュメのおかげで、話に「流れ」ができました。素晴らしい仕事。感謝。脱帽ですm(_ _)m
ご参加頂いたみなさんからもいろんな話や意見、感想が出て「ナルホド!」の連続でした。ありがとうございました!!^ ^
これ、2年前に書いてたらしいですな^^; 書いたことすら忘れてたんですが、Facebookがいきなりなんかで表示して、みなさんが改めて読んでくれたみたいで、今更「いいね」とかつきだしてる記事です。
ちょっと江戸時代の大坂の「軒親」(のきおや)の話に触れてる。これも昨日の「観光」読書会=東浩紀さんの『観光客の哲学』の「家族の哲学」に接続して話をすればよかった。
まぁ、シェアだけしときますw
【愛知県】西念寺さんでの当事者研究スゴロク。より詳しいご報告ですm(_ _)m ありがとうございます!^ ^
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第10回DPCA研究会「自己研究スゴロク」盛会でした。
発案者の陸奥 賢 (むつ さとし)さんから、失敗エピソードはなかなか話にくいということを聞いていたので、カードに書いてもらうことにしました。人に知られたくないものは無記名で、知られてもいい、話題にしてもらいたいものは記名で書いてもらいました。そのカードを読み上げて、メンバー全員に、失敗エピソードの衝撃度に合わせて1〜6のコマ得点をつけてもらいました。全員がコマ得点をつけた後、記名のものは名前を発表するというスタイルにしました。自分の失敗をいくつか書いていると自然と笑いがこみ上げてきました。自分の失敗をアピールしたい欲求が、人間にはあるようであります。ゆるい笑いによる共感もあり、違う人に意見を言ってもらって楽になるという人もあり、マイナスでつながるコミュニケーションツールとして威力を発揮しておりました。またやりたい、発展させたいという声があがり、次回への期待をよせつつ、終わりをむかえました。もっと仏教に引き寄せて煩悩を細かく書いていくというのも面白いのかもしれません。また使わせていただきます。陸奥くんをはじめ関係者のみなさまありがとうございました。
住職