【長野県】軽井沢でまわしよみ新聞です!^ ^ 佐藤さんの記事よりm(_ _)m ありがとうございます〜!
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軽井沢リノベッソカフェ
まわし読み新聞
新聞から気になる記事を紹介しあうワークショップです。
選んだ記事の1つ
44歳葛西ワールドカップ2位!
44歳でも世界のトップで戦ってるってすごいです。
25日土曜はアロマハンドマッサージ
31日金曜は子育て論
やります。
【大阪府】瓜生さんの記事よりm(_ _)m まわしよみ新聞が「大阪公共図書館協会会報」に掲載されたそうです!ありがとうございます!
どこで読めるんやろか?ww 手に入るのか…σ(^_^;)
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大阪公共図書館協会会報に”まわし読み新聞”の事例紹介が載りました。
逍遥舎@直観讀みブックマーカー。「Q.キリスト教ってなんですか?」
あえて仏教書に聞いてみましたw
「A.日本の宗教や日本仏教を考察する上でも、かなりインパクトのある言説でしょう」(釈徹宗『法然親鸞一遍』)
情熱歌人の答えw
「A.高揚感のまま、言葉が整理されずに並んだような一首」(与謝野晶子『みだれ髪』)
うむ。深いww
「第1回 関西顔ハメ看板サミット」の第3部!「顔ハメ」をテーマにしたという、おそらく日本初の顔ハメ講談「桜井の出会い」です。原案は陸奥賢。演者は4代目玉田玉秀斎。
「桜井の別れ」といえば楠木正成・正行親子の今生の別れで、『太平記』の名場面中の名場面。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%9C%E4%BA%95%E3%81%AE%E5%88%A5%E3%82%8C
顔ハメ講談「桜井の出会い」は、その「桜井の別れ」を下敷きにしたパロディ講談で、しかし、波瀾万丈の感動の人間ドラマになってます(?)。玉田玉秀斎の名調子、とくとご覧くださいm(_ _)m
※ちなみに旭堂南陽時代の顔ハメ講談「桜井の出会い」がyoutubeで見れますw こちらの方が、よりぼくの原作に近くて、いろいろと細かいエピソードがありますw
琉球新報社の来間さんから教えて頂いた動画。「社会運動はどうやって起こすか」。
「最初のアホ」(発案者、創始者)よりも「勇気ある第2、第3のフォロワー」こそがムーブメントを作る。当たり前のことなんですが、このフォロワーの功績はもっともっと褒め称えられるべきやし、フォロワーこそが社会運動、ムーブメントの主役なんやと思ってます。
まわしよみ新聞は、ありがたいことに、いろんな「勇気あるフォロワー」に巡り合って、支えられて、ますます規模を拡大してます。北海道から沖縄まで、勇気あるフォロワーがいる。
社会運動の鍵を握るのは、ぼくではなくてフォロワーです。市井のひとりひとりが「当事者」と成り得る。成って欲しい。
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「お気づきになったでしょうか? 最大の教訓はリーダーシップが過大評価されているということです。確かにあの裸の男が最初でした。彼には功績があります。でも1人のバカをリーダーに変えたのは最初のフォロワーだったのです。」
「本当に運動を起こそうと思うなら ついて行く勇気を持ち、他の人達にも その方法を示すことです。スゴイことをしている孤独なバカを見つけたら、立ち上がって参加する最初の人間となる勇気を持ってください。」
◼︎TED:デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」
…というわけで本日は逍遙舎にて当事者研究スゴロク!
失敗の達人こそが人生の達人。
苦労の名人こそが人生の名人。
挫折の偉人こそが人生の偉人。
飛び込み参加も大歓迎!よろしくお願いします〜m(_ _)m
画像は当事者研究スゴロクの過去のコマ。
「ロマンティック・ラブ・イデオロギーが粉々に砕け散る」…5コマすすむ。
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【逍遙舎開き】■3/29(水)19時より「当事者研究スゴロク」実施!参加者募集!
https://www.facebook.com/events/746601172182507/
逍遙舎にて当事者研究スゴロク!
http://tk-sugoroku.jimdo.com/
「酔っ払ってカギのないチャリをパクってケーサツに怒られる」…1コマすすむ。
「屋根に登って近所で大騒ぎになり、オカンにぶっとばされる」…1コマすすむ。
「4年生のときに苗字が変わった」…2コマすすむ。
「小学生のとき男の子からTELあると父が大声で怒鳴ってやみくもに切ってた」…2コマすすむ。
「昔、彼氏にクリスマスプレゼント代を請求された」…2コマすすむ。
逍遙舎にて当事者研究スゴロク!
http://tk-sugoroku.jimdo.com/
「卒業アルバムの写真で、自分だけウデがブレブレの写真になっていた」…3コマすすむ。
「英語でプロポーズされたが、いまいち意味がわからずスルーして帰国」…3コマすすむ。
「FBで『婚活中!』と書いたら、職場の会長直々に、自分の携帯に『やめときなさい!』と説教が入る」…3コマすすむ。
「論文の提出を5分おくれて、留年決定」…4コマすすむ。
「入った会社がよくつぶれる」…5コマすすむ。
逍遙舎にて当事者研究スゴロク!
http://tk-sugoroku.jimdo.com/
「教祖様のお告げでリストラされる」…5コマすすむ。
「小学生のとき、バスの酔い止めにヘソに梅干しを貼ったら、アダ名が『梅干し』になった」…6コマすすむ。
「結納後に自分のオトンとオカンがケンカして殴り合って破談」…6コマすすむ。
齋藤孝氏の『新しい学力』。
俗にいう「詰め込み教育」が日本人は得意で。これ、日本人だけやのうて、東アジア全体で学習効果が高い。「農耕」とか「科挙」が主流の国、民族の特徴なんですな。農耕は、繰り返しの作業になる。手順を覚えないといけない。まず「型」(エトス)を習得することが最重要。科挙はもちろん記録、記憶重視の詰込み型教育の典型w 要は官僚になるための教育ですからな。前例踏襲主義の前例を知らんといかん。
この手の「詰め込み教育はあかん」という世の中の風潮やけども、そうでもないんやないか?というのが本書のひとつの提言。とくに「ゆとり教育」に関して、手厳しいですな。「ゆとり教育」を導入して「個性教育」とかいってたが、個性豊かな子がほんまに出てきたかどうか?「入社面接でもハンを押したような返答で、無個性・没個性な大学生ばかり」という声なんかを紹介して糾弾してはります。
日本の教育者の例として吉田松陰や福澤諭吉を取り上げてますが、彼らの門弟が激動の明治維新を乗り切った。その教育はまず「詰め込み教育」ありきだった(正確には、まず詰め込み教育。それからアクティブ・ラーニング的な学習をしていた)。そういう意味でも「詰め込み教育」の良さはちゃんと評価して、見直すべきやないか?と。
「詰め込み教育」「ゆとり教育」批判の流れで「これからはアクティブ・ラーニング(主体的教育)や!」というのが文部科学省の方針。詰め込み型教育が「農耕型教育」なら、こちらは「狩猟型教育」といえる。グローバリゼーションで混迷として「答え」なんかない時代。いろんな状況下、ストレスフルな環境下の中で、瞬時に判断して、生き残っていかないといけない。自分で物事をクリエイトしてサバイバルのような知恵、知識が必要となってくる。
ルソーの『エミール』の思想=国民教育(主体的で賢い国民主権者の涵養こそが、近代国民国家の要諦となる)の重要性とか、デューイの「学校は小社会であるべき」という「自由教育論」は、アクティブ・ラーニングの源流で、重要なのはわかるが、いきなりそれをやれ!は日本人の気質にもあわないと思われる。
そもそもアクティブ・ラーニングで国家(文部科学省)が育てようとしているのは「常に新しいことを生み出すクリエイティブかつ金儲けもできる優秀なビジネスマン」みたいな存在で・・・端的にいうと「スティーブ・ジョブズ」みたいな大天才。「ではアップルがみんなジョブズみたいならどうなる?」といえば、たぶん崩壊するw 「ほんまにアップルはみんなジョブズみたいな人間なのか?」というとそうやない。ジョブズの命令に従って、組織の中で、あくせく、マジメに、ちまちま仕事している人材もようさんいる。そもそもジョブズがアクティブ・ラーニング教育をうけていたか?というとそうでもない。(本書では小学校中退のエジソンも取り上げてますが、そもそも学校教育ではエジソンとかジョブズみたいな大天才が産まれるとは到底、思えませんな)
アクティブ・ラーニングのような主体的な教育は必要ではあるが、それが万能の教育か?というと、当然、そうやないわけで。これからの時代の、真の「新しい学力」とは「詰め込み型教育(伝統的教育)+アクティブ・ラーニング(新教育・自由教育)」の合わせ技がええんやないか?それでないといけない・・・というのが本書の主旨。いちいち頷くことばかりでしたw
古典ですが「守・破・離」なんでしょうな。まず「エトス」(型)を覚えさせる。「守の教育」。師匠や先生や講師の通りに、やる、真似る。次に、それを破る。「破の教育」。このときにアクティブ・ラーニング・・・「主体性」「当事者性」「能動性」という方法が重視される。こうやって「守」と「破」を経て、ようやく創造者としての「離」が可能となる。また新しい「守」との出会いを求めて離れていく・・・。
「まわしよみ新聞」は、今年からアクティブ・ラーニングの教材というか、ツールとして三省堂さんの高校国語の教科書『明解 国語総合』に採用されてます。
http://tb.sanseido.co.jp/kokugo/Info/magazines/h-kokugo/pdf/pr_16_sum/2016_sp03.pdf
教科書では、まわしよみ新聞は、芥川龍之介『羅生門』の次。鷲田清一先生のエッセイの前というとんでもないところに挟まれていてww 想定外すぎて、嬉しいことですが^^; しかし、そもそも「アクティブ・ラーニングとはなにか?」という教育学者側の価値づけが知りたかったので、本書は良い理解になりました。オススメですm(_ _)m