陸奥家ファミリーヒストリー。去年の秋に父・信一が亡くなり、遺品整理をしていたら陸奥家の戸籍を発見した。
僕の祖父・文夫は若い頃は遊び人の放蕩息子であったらしく、それが元で曽祖父の利宗から勘当されていたので曽祖父が何者か?何をしている人なのか?さっぱりわからなかった。
気になったので、いろいろとリサーチしてみたら利宗は若い頃は大蔵省専売局の書記官であったことがわかった。その後、大蔵省の役人を辞め、数年後に突如として宇治山田市役所に勤務し、筆頭主事(市長、助役に次いで3番目の地位)となって約10年間ほど宇治山田市政に携わっていた。
祖父・文夫は晩年になって若い頃の放蕩を後悔したのか「曽祖父・利宗の墓参りに行きたい」と言い出し、父・信一は一時期、利宗の墓を探してみたが結局、よくわからなかった。心残りであったろうと思う。
父が亡くなったことで、父の心残りを解消する(それは祖父の心残りでもあった)のが息子の、孫の僕の役割ではないか?と考えて、それで僕なりの方法論で利宗の墓を探索してみた。
結果からいえば利宗の墓はかつて大世古墓地にあったことまで突き止めた。ところが、この墓は平成18年に祖父・文夫の妹さん(利宗の末娘)の手によってどこかに改葬されていることがわかった。おそらく永代供養にしたのだろうと考え、いろいろと付近の永代供養の寺院をリサーチしてみたが全く見つからない。
ただ去年に宇治山田に現地リサーチしたさいに妹さんが住んでいたと思われる家を発見した。表札にうっすらと「陸奥」の文字があり、確認できた。しかし家は長く不在のようで空き家のようになっていた。
今回は妹さんの家の付近の方に聞けば妹さんの動向がわかるのでは?ということで周辺をリサーチしてみた。結果からいえば、これが大成功で妹さんの町内会の方、地主さんとコンタクトがとれて妹さんの動向がわかった。
まず驚いたことは妹さんがまだ御存命だったということ。現在、101歳で某老人ホームに入っておられるらしい。祖父・文夫も享年95歳という長命でしたが、まさか妹さんが生きていらっしゃるとは思わなかった…。
妹さんは伊勢市の税務署に勤務していたそうで(利宗は宇治山田市の税務担当の主事でした)、地域の方がいうには「お偉いさん」だったらしく、しかし長く独身であったとか。数年前にカラダを悪くして老人ホームに入りましたが、その時に身辺整理をし、陸奥家の墓も改葬の手続きをしたそうで、その場所が「祖霊社」であるということを突き止めました。
■祖霊社
http://www.soreisya.or.jp/
僕はずっと宇治山田周辺の「永代供養の寺院」を探していましたが、じつは利宗は永代供養ではなくて「永代祭祀の神社」に改葬されていたんですな。宇治山田=伊勢はさすが神宮が強い。盲点というか、そこは考えが及ばなかった。なんとなく仏さんになってるんだろう…と思っていたら、じつは神さんになってました。利宗さん。
祖霊社にお伺いをして神官の方に事情をお話しすると別室に案内されて「陸奥家のものです」という確認をした後に妹さんが書いた利宗の改葬の申請書類のコピーを頂戴しました。添付の画像がそれです。陸奥利宗と妻のヲカ、それと3人の娘(文夫の妹たち)の霊璽(位牌)は「祖霊社」に。ご遺骨は「鎮魂殿」に収められている…という書類。
去年の秋からリサーチを開始して、半年かかりましたが、ようやく利宗の墓を発見できました。早速、祖霊社にお参りして曽祖父・利宗に祖父・文夫、父・信一のことを報告できました。よかったよかった。
これからお参りする先が増えましたな。伊勢市、宇治山田の祖霊社と鎮魂殿。大阪から宇治山田はちと遠いですから、そんなに頻繁にお参りにはいけないが、自分のルーツを、先祖の墓を確認できたのはほっとしました。
久しぶりの陸奥家ファミリーヒストリー。リサーチで伊勢市立図書館へ。『宇治山田市広報』を閲覧。画像は曽祖父・陸奥利宗の主事就任の辞令。
利宗は大正7年(1918)から昭和2年(1927)まで宇治山田市役所で働いていたのですが、その間の仕事がいろいろとわかりました。
惜しいのは『宇治山田市広報』は歯抜けで全バックナンバーが揃っていないこと。大正11年(1922)〜大正12年(1923)の2年間の仕事しかわからない。
公的書類は大事ですな。改竄とか隠蔽消却とかもってのほかであります。
陸奥家ファミリーヒストリー。三重県立図書館。
伊勢新聞の過去のバックナンバーが収録されているマイクロフィルムを見たいと思って来ましたが、なぜかマイクロフィルムリーダーが動かない…。
三重県立図書館にはリーダーはこれ一台だけとか。ま、まぢすか…。
大阪まち歩き大学。鎌八幡。「境内撮影禁止」とあちらこちらに張り紙がしてあって独特の雰囲気がある。
特別祈祷では御神木に鎌を突き刺して縁切りするらしいが、境内にある大量の絵馬がこれまた凄い。実名で「◯◯◯◯と別れたい」と生々しい悪縁切りの願掛けが書き込まれている。京都でいえば安井金比羅宮ですな。
境内は撮影禁止ですが境外(道路脇)から御神木は撮影できる。よう見たら御神木に鎌が突き刺さっているのが見えます。
■「まわしよみ新聞サポーター2022」を募集しています!
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去年に引き続いて歌垣風呂ファンさんからご寄付を頂きました。ありがとうございます!^^ また歌垣風呂もやっていきます。これもコロナでこの2年間は、あんまりまともに動いておりませんでした・・・^^;
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【創刊10周年記念!】まわしよみ新聞サポーター2022を募集します!
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「まわしよみ新聞」は僕=陸奥賢(観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者)が2012年9月29日に創刊した「新聞遊び」であり、「コミュニケーション・ツール」です。
当初は大阪・下寺町にある浄土宗寺院應典院の総合文化祭「コモンズ・フェスタ」用の企画として発案されましたが、プロジェクトを始めてみると、いろんな参加者から「これは面白い!」と絶賛され、コモンズ・フェスタ終了後も継続して実施していくことになりました。
プロジェクトを継続するにあたって僕はまわしよみ新聞を僕一人のもの、独占的に私有するのではなくて、みんなのもの、共有の財産、社会財にしたいと考えました。「コモンズ」というのは「(他者との)共有地」を意味する言葉であり、それは自分だけ、身内だけではなくて、常に「他者」に開かれたものであるべきだと考えたからです。そこで「いつでも、どこでも、だれでも自由に使えるコモンズ・デザイン」と銘打って、オープンソース(無料)でプロジェクトを展開しました。
自前で公式ホームページを作り、「まわしよみ新聞の作り方」「まわしよみ新聞の効果」を公開し、事あるごとに、まわしよみ新聞を使ってみてください!と世間の人に呼びかけ続けました。「100日連続まわしよみ新聞」「100か所まわしよみ新聞」という企画なども実施し、日本全国各地に赴いて、まわしよみ新聞を実際にやってみるということも盛んに行いました。その結果、新聞関係者のみならず、NIE、教育、まちづくり、介護福祉、行政、アート、演劇など様々な分野の方々に使われていきました。
ターニングポイントになったのは2016年に三省堂の高校国語教科書にまわしよみ新聞が採用されたことで、とくに教育関係者に注目され、高校のみならず幼稚園、小学校、中学校、大学などでのまわしよみ新聞の発行が増加しました。それらの取り組みが評価され、ついには「我が国最高の教育賞」と呼ばれる「読売教育賞」の最優秀賞を受賞したのが2017年でした。
まわしよみ新聞は僕自身も驚くほど物凄い勢いで普及していき、北は北海道、南は沖縄まで、日本全国津々浦々でまわしよみ新聞が発行されました。日本全国どころか韓国、台湾など海外でも実施されたりもしました。まさにまわしよみ新聞は「みんなのもの」「共通財産」「社会財」となったように思います。
2020年、2021年、2022年の3年間ほどはコロナ禍に巻き込まれ、まわしよみ新聞の活動は大幅に後退、縮小、停止、中止となっていきましたが、オンラインに移行したり、少人数で開催するなど、細々とながら地道に活動を続けてきました。最近、少しづつ世情が収まりつつあり、プロジェクトも復活の兆しが出ています。
また2020年にはシンカブルでまわしよみ新聞の寄付サイトを作り、2021年には「まわしよみ新聞オフィシャルサポーター」を募集しました。今まで僕は一人で事務局を運営し、そこに結構な時間と労力が費やされてきましたが人件費は当然、出ない…という状況で、文字通り手弁当で、ボランティアで、まわしよみ新聞のプロジェクトをやっていました。しかしコロナ禍とその後遺症で、そういう余裕が全くなくなり、有志の方に「ご寄付」をお願いしてマネタイズするという方向に切り替えました。
今年、2022年は「まわしよみ新聞創刊10周年記念」になります。本当によくぞ10年続いたな…と自分でも思いますが、今後も、まわしよみ新聞の活動を継続するために、今年も「まわしよみ新聞オフィシャルサポーター2022」を募集したいと思います。
ご寄付を頂いた方のお名前は「まわしよみ新聞サポーター2022」として、まわしよみ新聞公式サイトに記載させていただきます。そのさいは「応援メッセージ」で「記載名」をお教えください。実名、匿名、筆名でも構いません。※記載名がない方はそのまま本名で記載させていただきます。ご了承ください。
■「まわしよみ新聞サポーター2022」ページ
http://www.mawashiyomishinbun.info/supporter/
まわしよみ新聞は2012年9月29日が創刊日なので、その10年目に当たる2022年9月29日までキャンペーンでご寄付を呼び掛けたいと思います。ご寄付は500円から可能です。何卒、ご支援、ご協力の方をよろしくお願いいたします。
【創刊10周年記念!】まわしよみ新聞サポーター2022を募集します!
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【福岡県】みんなの縁側 王丸屋さんにてまわしよみ新聞291号!300号のときは陸奥賢も現地にいきます!ぜひとも~!^^
■7/3(日)津屋崎まわしよみ新聞300号記念号
https://www.facebook.com/events/1401635423595865
■まわしよみ新聞は2022年で創刊10周年になります!今年も「まわしよみ新聞サポーター2022」を募集中です!まわしよみ新聞の活動をぜひともご支援くださいm(_ _)m
https://syncable.biz/campaign/2557
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4月27日は、みんなの縁側王丸屋にてまわしよみ新聞291号を発行しました。300号の大台までカウントダウンが始まりました。300号を迎える7月3日は14時より、記念イベントを行います。
https://fb.me/e/1DcL1mNoz
明後日のまわしよみ新聞はお休みです。次回は、5月11日水曜日9時30分より行います。王丸屋の土間でおしゃべりと情報交換の時間を過ごし、お越しいただけると嬉しいです。コロナ対策を行っていただき、ご参加するようにご協力をお願いします。
#福井たかお #福津市 #まわしよみ新聞 #みんなの縁側王丸屋
【茨城県】日立市城南町の鈴縫工業さんにてまわしよみ新聞が発行されました!茨城新聞の「NIB出前授業」でした。ありがとうございます!^^
茨城新聞さんのNIBは「2~3時間の基本プランで講師料1万1千円。教材代として受講人数分の新聞代がかかる。問い合わせは、茨城新聞社NIE事務局(電)029(239)3004、ファクス029(301)0361」とのことです。ご興味ある方はぜひとも!m(_ _)m
※まわしよみ新聞は2022年で創刊10周年になります!今年も「まわしよみ新聞サポーター2022」を募集中です!まわしよみ新聞の活動をぜひともご支援くださいm(_ _)m
https://syncable.biz/campaign/2557
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https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16513154345107
総合建設業の鈴縫工業(鈴木達二社長)は4月25日、茨城県日立市城南町の本社で、茨城新聞の「NIB出前授業」を活用した新入社員研修を行った。10人が参加して、新聞を効率的に読む方法や情報の読み解き方などを学習。気になる記事を切り貼りして、壁新聞を作るワークショップ「まわしよみ新聞」も体験し、情報収集や対話力などを磨いた。
講師を務めたのは、茨城新聞社のNIE事務局スタッフ。新入社員は、5人グループに分かれて、まわしよみ新聞に取り組んだ。過去5日分の茨城新聞を読んで、どんな記事や広告があるか「新聞探検」。切り抜いた記事を紹介し合い、模造紙に貼り付けて、コメントやイラストを添え、目立つように壁新聞に仕立てた。
伊藤渚さんは、出身地の小美玉市や、応援しているサッカーJ1鹿島アントラーズの記事を選び、「新聞の情報量に驚いた。いろいろな話題が載っている」と、コミュニケーションを深めながら新聞作りを堪能。
黒須泰文さんは「記事や見出しをどうレイアウトすれば、見てもらえるか、実際の新聞の工夫も知って、今後の仕事に生かせると感じた」と話した。
茨城新聞社は、社員職員のスキルアップ研修に「新聞の力」を役立ててもらう「NIB出前授業」を行っている。NIBは「Newspaper in Business(ビジネスに新聞を)」の略。
2~3時間の基本プランで講師料1万1千円。教材代として、受講人数分の新聞代がかかる。問い合わせは、茨城新聞社NIE事務局(電)029(239)3004、ファクス029(301)0361。
大阪まち歩き大学。奈良・飛鳥のあちらこちらで見かけました。日本遺産「日本国創成のとき〜飛鳥を翔た女性たち〜」
この「日本遺産」とやら、一体、誰が、どういう基準で、何を目的として決めてるのかようわかりませんが、いろいろとアレでアレです。ほんまに。
大阪まち歩き大学。本日は住吉大社をご案内。「海の民」がテーマのまち歩き。
住吉大社いったら「第1回住吉祭花みこし」のポスターがありました。担ぎ手大募集とか。大阪天満宮の天神祭のギャル神輿でんなw
ギャル神輿も最初は賛否があったそうですが、今や天神祭には欠かせない存在というか1番人気になってますからな。
キャッチコピーがすごい。「あなたが歴史になる」。我こそは!という方はぜひとも。歴史になってくださいw