昨日の「まわしよみ新聞@A-yan!!(エーヤン)昭和町ヒミツキチ」より。ええ新聞が出来上がりました。A-yan!!(エーヤン)代表の田中やんぶさんが「高麗人参で男の逞しさを!」の広告記事を選んでましたが、理由は聞かないでくださいww
■5/14(火)夜7時より「防災とまちを考える!まわしよみ新聞ワークショップ@昭和町ヒミツキチ」開催!
http://www.facebook.com/events/236167679859210/
http://www.mawashiyomishinbun.info/archives/795/
昨日の「まわしよみ新聞@A-yan!!(エーヤン)昭和町ヒミツキチ」より。ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました~!^^
■5/14(火)夜7時より「防災とまちを考える!まわしよみ新聞ワークショップ@昭和町ヒミツキチ」開催!
http://www.facebook.com/events/236167679859210/
http://www.mawashiyomishinbun.info/archives/795/
何度か色んなところで「まわしよみ新聞」をやっていて、たまに企画趣旨をカンチガイして参加するひとがいて、それはどういうカンチガイか?というと「すでに自分の興味・関心のある新聞記事を前もって切り取って参加する」という人です。要するに自分の中ですでに「語りたいこと」というものが予めにあって、それを語りたいがために、それに関連する新聞記事を用意して参加するというひとですな。勿論、こうした「目的論的」なスタンスで、まわしよみ新聞に参加しても当然いいわけですが、しかし、本当にぼくが「まわしよみ新聞」でやりたいなぁと思っていることは「脱・目的論的なメディア」でして。だから「その日に発行された新聞」を用意しておいて、そこで一斉にみんなでまわしよんでみましょう!とやっているわけです。
前もって記事(テーマ、主題)を準備や用意するのではなく、そうした「目的論的な集まり」ではなく、ただ漫然と、なんとなく、その場にみんなで集まって、なにかやってみよう・・・という試みです。どういう記事があるかよくわからないことで、「偶然の(記事、ニュース、世界の出来事)情報メディアとの出会い」というものが発生する。要するに自分の興味・関心のある記事(自分の中で内面化=固定化されたもの)ではなく、その「隣の記事」「隣の隣の記事」「裏面の記事」にこそ、自分の世界を超えた世界が広がっていて、そこにも意味や価値や楽しみや謎やドキドキやワクワクがある・・・ということを知ることができるわけです。自分はTPPに興味・関心がある。しかしTPPの記事の隣をなにげなく読んでみたら、そこの記事の方が妙に面白かった。そういう「ずらし」「はずし」「横滑り」が起こることが自分の世界を拡充するために大切なことだといいたいわけです。
いまの世の中はあまりにも「目的論的な生き方」を強制されていて、それがぼくには面白くない。しょうもない観光ガイドブックなんか読まずに(そんなものは破り捨ててしまえ!!)ある日、急にふらふらと電車に乗り、聞いたことのない駅で降り、まったく誰も知らない商店街を歩き、ふと出会ったおっちゃんと話をして、なんとなく話のついでに家に泊めてもらう。次になにが起こるかわからない。「最高の旅」とは「無目的に逍遙する旅」です。
「脱・目的論的な人生」を。予定調和ほど貧しい人生はありません。幸福な偶然性。つまり「セレンディピティ」(偶察力)を楽しもうという企画。それが「まわしよみ新聞」です。
■まわしよみ新聞公式サイト
http://www.mawashiyomishinbun.info/
■まわしよみ新聞facebookページ
http://www.facebook.com/mawasiyomisinbun
いつのまにか「まわしよみ新聞」のfacebookページへの「いいね!」が500人を超えました。ありがとうございます!
思い返せば去年の10月からスタートですからすでに約7か月半。徐々に「まわしよみ新聞」の認知度も広がり、最近はいろんな場所で(ぼくの与り知らない場所でも!)ワークショップが実施されたりして、ほんまにありがたい話です。敷居の低い「いつでも、どこでも、だれでもできるコモンズ・メディア」として、今後も徐々に、じんわりと、広がっていけばなぁと思っています。あと「まわしよみ新聞ええがな。応援しよう!」という方は、よろしければfacebookページに「いいね!」して情報を広げてくれると嬉しいですw 今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
■まわしよみ新聞公式サイト
http://www.mawashiyomishinbun.info/
■まわしよみ新聞facebookページ
http://www.facebook.com/mawasiyomisinbun
いよいよ今週5/18(土)10時からは「大阪三十三観音巡り」です。
http://www.facebook.com/events/516263278436524/
朝10時から出発して、ゆっくり歩いて、寺社仏閣を解説して、途中で昼食、おやつタイム、夕食を取ったりして、約10時間はかかります。大阪市民270万人いますが、1日で三十三観音を全部徒歩で巡ったひとはそうそういないでしょう。「仏教都市・大阪」を体感するまち歩き。酔狂な方は、ぜひともご一緒に。大阪の観音信仰を体感しましょう!ww
※「途中参加OK!」「途中離脱OK!」です。途中参加したい方はメッセージください。ケータイをお教えしますので、当日、ぼくがどこを歩いているか、ケータイでやりとりしながら合流しましょう。
第3回「古地図片手にJR大阪環状線まち歩き」。今回は京橋から森ノ宮まで。ほとんど大阪城歩きでしたがw 陸軍基地、砲兵工廠時代をテーマに戦争遺跡などを巡りながら歩きました。次回は6月29日(土)10時を予定しています。ご興味ある方はぜひとも!^^
■【全20駅制覇を目指して!古地図片手にJR大阪環状線まち歩き】第3回!京橋駅から大阪城公園駅を経て森ノ宮駅までを歩く!
http://www.facebook.com/events/495572393826037/
昨日は釜ヶ崎の伝説カフェ「EARTH」にて「さすらいの荒野マキクニヒコ」と「年中無休まわしよみ芸人むつさとし」による「まつこのへや」でした。お互い、思い出の音楽を10曲ほど選んでそれを紹介するわけですが、ほとんどの曲に思い出の女の話が付随するという破廉恥極まりないセンチメンタル・ジャニーな音楽ショーでした。
やってみてわかったのは、基本的にマキさんもぼくも「Anarchy In The UK」ノリで「とりあえずやってまえ!系」な男ということ。それがいろんなプロジェクトを生み出す源泉になっていること。しかし、そういうことを何度も繰り返している人生であるがゆえに、それなりに経験やタクティクスも蓄積され、じつはプロジェクトも非常にコンセプチュアルに組み立てられていること。ただ、それぞれ扱っているサブジェクトがちがうんですな。ぼくは近代文明とか国民国家とかマクロな事象をどう捉えるか?ということで「おかいこさまカフェ」を開いて、おかいこさまを煮沸昇天して糸をとる儀式をするわけで、マキさんは、いま目の前にいる困っているニートたちというミクロな事象をどうしようか?ということで「若者就労支援イカ焼き」をはじめて「イカ頭巾」を被って歌うわけです。なんでこうなった?というのは、要するに時代がおかしいんです(いや、まぢで)。
なにはともあれ、真面目な話はまるでしませんでしたが、マキさんの懐の大きさ、キャパシティ、人間的魅力は大いにみなさんにも伝わったのではないか?と思っておりますw ご参加いただいたみなさん、ほんとうにありがとうございました!
画像は「まつこのへや」の様子。ぼくは「菅笠」。マキさんは「イカ頭巾」ですw
何気なく『広報さかい』を読んでいたら、自分の名前を発見して驚きましたww 5/21(火)18時より「市民活動☆交流かふぇ」で「まわしよみ新聞」をやります!堺界隈の方、よろしければご参加を~!^^
■5/21(火)18時より堺市市民活動コーナー「交流☆かふぇ」にて「まわしよみ新聞をやってみよう! ~共感とコミュニケーションでNPOの可能性を拓く」
http://www.facebook.com/events/510344082361640/
ぼくは狂言回しで全体の司会進行をやる予定です。じつはバブル崩壊以降の「失われた10年」(1992~2002)のショックを経てから、いろんな現場で可能性への模索や挑戦が始まり、「つくりつづけた10年」(2003~2013)ではなかったか?と思っています。そう。わかりやすく、目に見えるものとして顕在化はしていませんが、目に見えないものを作り続けた10年。少なくとも大阪のアートシーンからは素晴らしい人材が次から次へと誕生していて、まさしく「萌芽の時代」であったと確信しています。そのへんの振り返りと今後の展望を。東京は1を7や10にする都市ですが、大阪は「0から1を生み出す都市」です。みなさん、ぜひとも、この大阪的ヒューマンウェアに着目を。
■6/8(土)14時より江之子島文化芸術創造センターにて「地域を変えるソフトパワー~失われた10年と、つくりつづけた10年~」トークセッション
http://www.facebook.com/events/240450086098301/
■企画概要
『地域を変えるソフトパワー』(著:藤浩志/AAFネットワーク)の刊行をきっかけに、大阪で活動するアートプロジェクトメンバーが集まり、AAF(アサヒ・アート・フェスティバル)の立ち上げ人である加藤種男氏を囲みます。この10年の日本のできごとを並べながら、大阪ではどんなことが起こってきたのか、みつめてみましょう。地域のささやかな活動は、まるで大きな波紋の端っこのようです。でも端っこから世界を揺さぶってきた、とも言えましょう。大阪ではこの春、アーツカウンシルがはじまります。自分のいまいる場所で、これからどんなことができるだろうか、いろんな人たちと話をしたいと思います。
■開催日時:2013年6月8日(土)14:00~16:30
■開催場所:大阪府立江之子島文化芸術創造センター
(大阪市西区江之子島2-1-34)
■参加料金:500円
※『地域を変えるソフトパワー』(定価1890円)をまだお持ちでないかたは、ぜひ会場でお買いもとめください。
http://www.asahi-artfes.net/10thbook/
■定員:50名
■主催:AAF大阪勝手連(映像発信てれれ、NPO輪音プロジェクト、NPO法人ココルーム、大阪七墓巡り復活プロジェクト実行委員会、應典院寺町倶楽部ほか)
■トークゲスト:加藤種男氏
1990年以来 、アサヒビール大山崎山荘美術館、アサヒ・アートフェスティバルの立ち上げなど、同社の文化活動を推進。2002年よりアサヒビール芸術文化財団事務局長。企業のメセナ活動の旗振り役として、社団法人企業メセナ協議会理事研究部会長をつとめ、「ニュー・コンパクト」のとりまとめをはじめ、地域振興のための文化政策を提言。アートNPOリンク理事、日本NPO評議員などをつとめ、アートNPOの活動を支援。横浜市を中心に創造都市の推進に携わる。東京都歴史文化財団エグゼクティブ・アドバイザー、文化審議会政策部会委員、埼玉県芸術文化振興財団理事などを兼務。著書に『社会とアートのえんむすび―つなぎ手たちの実践』(共著)ほか。2008年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
本日は南御堂のこちらのイベントにいっておりました。釈さんのコーディネイトで、中沢新一さんと玄侑さんがゲスト。
中沢新一さん
「東京のあと大阪アースダイバーをやって、なぜ京都をやらないのか?とよくいわれる。理由の第一は京都は新しいから。また盆地で海民がいないからおもしろくない。いまは九州アースダイバーをやっている。博多なんかはまるで大阪と一緒」「釈迦の説いた仏教ですら普遍性はなく、あの時代の、あの社会状況の中にあったからでこそ適応する仏教」「船場商人は手形を発明し、信用で商売をした。現金がきらいだったのではないか?」(←個人的にはこの中沢さんの指摘は色々と考えさせられました)
玄侑さん
「中尊寺の象牙はアフリカ象。単純に京都(陸路)から平等院的な浄土思想がやってきたのではなく、世界的な海のネットワークによって浄土思想が伝播してきている」「古事記・日本書紀を読んでいると、古代の神々は一人神であったのに、突如、二人神に変わっていく。これは道教伝播の影響」
釈さん
「いろんな国の仏教徒と話をして感じるのは、じつはどこにも純粋な仏教なんてのはないということ。必ず地域性や時代性を帯びている」「生産性はないが、いまの若者は小さいコミュニティを作るのが非常に上手い。上の世代は誰もそのことを評価しないので、いま、あえて、積極的に評価しようとしている」
他にもいろいろとナナメな発言があったんですが内緒ですww いやぁ、おもしろかった!!