急にまわしよみ新聞の公式サイトの訪問者数が上がっていてビックリしたら先だっての読売新聞さんの「まわしよみ新聞」の取材記事がサイトに掲載されてましたw 感謝です!m(_ _)m
急にまわしよみ新聞の公式サイトの訪問者数が上がっていてビックリしたら先だっての読売新聞さんの「まわしよみ新聞」の取材記事がサイトに掲載されてましたw 感謝です!m(_ _)m
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=76117
急にまわしよみ新聞の公式サイトの訪問者数が上がっていてビックリしたら先だっての読売新聞さんの「まわしよみ新聞」の取材記事がサイトに掲載されてましたw 感謝です!m(_ _)m
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=76117
「まわしよみ教科書@足尾銅山鉱毒被害地」より。有名な田中正造の足尾銅山鉱毒事件の被害地図が掲載されていたので比較してみました。左が「清水書院」。右が「帝国書院」です。
「帝国書院」の方が詳しく地図の汚染度合も若干、広いです。とくに「群馬県の太田界隈」が鉱毒に汚染された地域ということになっています。ところが「清水書院」では太田界隈は汚染地域にはなっていません。しかし逆に「帝国書院」では「群馬の館林界隈」が汚染地域になっていませんが、「清水書院」では「館林界隈」が汚染地域となっています。なんでこんなことになってるのかちょっとよくわかりませんが、群馬県の太田や館林界隈に住んでいる中学生たちがこれらの教科書を見たら、一体、なんて思うのか?気になりますな・・・。
■まわしよみ教科書~国(文部科学省)検定の中学歴史教科書8冊をまわしよんでみる~
http://www.facebook.com/mawasiyomi.kyoukasyo
国(文部科学省)が検定した中学生の歴史教科書8冊をまわしよみます。「○○社の教科書が正解で●●出版の教科書が間違っている」とかそういうことではなく、また「自虐史観VS自賛史観(自尊史観)」ということでもありません。すべての歴史教科書に敬意を払いながら、それでいて「近代国民国家が教える歴史教育とはなにか?」を可視化し、「世の中にはいろんな歴史教科書があり、いろんな歴史観があるのだ」ということを伝えていきたいと思っています。
5/20(月)18時より大阪・聖天坂のギャラリー「あしたの箱」さんからのご依頼で、「かもめに乗ってドボククルーズ!」のガイドをすることになりました!限定7名の募集です。ご興味ある方はぜひともご参加してください!^^
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あしたの箱 コノユビトマレ ツアー vol.1
「かもめに乗ってドボククルーズ!」のご案内
http://www.facebook.com/events/146918108821233/
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こんにちは
突然ですが、大阪の小さな遊覧船「かもめ御船」をご存知ですか?
「水の都 大阪」の河川、水路を航行するかわいいお船です。
あしたの箱では、工場、高速道路、橋、水門、巨大構造物を楽しむその名も「ドボククルーズ」コースを貸し切り、大阪歩きの達人、コモンズデザインの陸奥賢さんのトークとともにみんなで萠えよう!というツアーを企画しました。ツアーといってもそんなに大層なものでなく「乗りたい方この指とまれ!」みたいな気軽な感じです。夕暮れ時、川面から眺めるひと味違った大阪をご一緒に楽しみましょう。
かもめの御船詳細についてはこちら
http://www.ofune-camome.net/index.html
参加ご希望の方は下記ご確認の上お申し込みフォーム部分をコピペしてお申し込みください。折り返しご連絡いたします。
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2013年5月20日(月)
18:00 湊町船着場(10分前に現地集合)
20:00 八軒家浜船着場着(航行時間約110分)
その後、陸奥さんガイドによるオオサカ近代建築ナイトウォーク約1時間半
21:30ごろ解散予定
コース:湊町-木津川運河-中之島-八軒家浜
コース詳細はこちらをご確認ください。
https://maps.google.co.jp/maps/ms…(ただし天候、潮位の関係で多少の変更がある場合もあります)
*参加費:3500円(お茶つき。大人子供同額。通常乗り合い4000円のコースを貸切しますので少しお得ですが、万が一キャンセルの場合3日前以降は(5/18以後)100%料金を申し受けます。その場合代理の方のご参加でもOKです。ご了承ください。)
*持ち物:船内は飲食持ち込み自由です。各自お弁当などご持参ください。
*集合場所:湊町船着場
(湊町リバープレイス北側・各線なんば駅26-C出口より3分)
http://g.co/maps/xjx4m
*下船場所:京阪天満橋駅改札階17,18番出口付近
*ナイトウォーク後の解散場所は未定ですが、淀屋橋、北浜周辺になると思われます。
*雨天でも船長さんの判断で安全に影響がない限り出航します。オープンデッキ中心の船ですので各自雨具ご用意ください。その他の注意事項はこちらhttp://www.ofune-camome.net/faq/index.htmlをご確認ください。
*今回7名のみの募集です。お申し込みはお早めに、コノユビタカレ!
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お申し込みフォーム
『かもめに乗ってドボククルーズ』に申し込みます。
お名前(複数参加の方は全員のお名前)
ご住所(代表の方のみ)
電話番号(当日連絡とれるもの)
メールアドレス:
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まわしよみ教科書より。江戸時代の身分別の人口割合についてのイラストがあったので比較。左上は「大阪書籍」、右上は「帝国書院」、左下は「東京書籍」、右下は「日本文教出版」です。
■大阪書籍 総人口約3200万人
①百姓―約84% ②武士―約7% ③町人―約6%
④「えた」や「ひにん」など―約1.6% ⑤公家・神官・僧尼―約1.4%
■帝国書院 総人口約3200万人
①百姓―約84% ②武士―約7% ③町人―約6%
④差別された人々―約1.5% ⑤公家・神官・僧侶―約1.6%
■東京書籍 総人口約3200万人
①百姓―約85% ②武士―約7% ③町人―約5%
④えた身分・ひにん身分―約1.5% ⑤公家・神官・僧侶―約1.5%
■日本文教出版 総人口約3000万人
①百姓―84% ②武士―7% ③町人(工商)―6%
④公家・神主・僧侶・えた・ひにんなど―3%
よく見ると、それぞれ微妙に構成人口の数字が違います。とくに不思議なのが「帝国書院」で全部の数字を足すと(84+7+6+1.5+1.6=100.1)「100.1%」の人口になります。なんで0.1%多いのかww
あと「大阪書籍」「帝国書院」「東京書籍」は「総人口約3200万人」ですが、「日本文教出版」だけ「総人口3000万人」となっています。200万人少ない・・・。
なによりも謎なのが全部、引用が関山直太郎氏の『近世日本の人口構造』であるはずなのに、それぞれ数字が違うということ。同じ資料を用いているはずなのに、なんでこんな違いが出てくるのか?さっぱり謎です・・・。
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■まわしよみ教科書~国(文部科学省)検定の中学歴史教科書8冊をまわしよんでみる~
http://www.facebook.com/mawasiyomi.kyoukasyo
国(文部科学省)が検定した中学生の歴史教科書8冊をまわしよみます。「○○社の教科書が正解で●●出版の教科書が間違っている」とかそういうことではなく、また「自虐史観VS自賛史観(自尊史観)」ということでもありません。すべての歴史教科書に敬意を払いながら、それでいて「近代国民国家が教える歴史教育とはなにか?」を可視化し、「世の中にはいろんな歴史教科書があり、いろんな歴史観があるのだ」ということを伝えたいと思っています。個人的には歴史教育では8冊すべての歴史教科書を用いて授業をするのが一番いいと思っていますが(少なくとも2冊を読み比べるだけでも歴史観の差異に気づくと思いますが)、そうすることでようやく「多様な歴史観」が誕生するだろうし、それをみんなでシェアしていきたいと思っています。
本日19時より喫茶EARTHにて「まわしよみ新聞」の予定でしたが、EARTH店長が体調不良で店をお休みしているため、「まわしよみ新聞」も翌週に延期したいと思います。申し訳ございません。
次回は
■4月25日(木)20時~ 喫茶EARTHにて「業界新聞まわしよみ新聞ワークショップ」
http://www.mawashiyomishinbun.info/archives/186/
http://www.facebook.com/events/401703199913662/
になります。
何卒よろしくお願いいたします。
むつさとし拝
先だって実施した「まわしよみ新聞@コワーキングスペース往来」です!ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました~!^^
日本の戦前教育の中でも認定された歴史教科書全部(8冊)を用いて、それをまわしよむといった行為なんて、それほど経験した人が多いわけではなく(教科書を作っていた人とかは別としてww)「近代国民国家が教える歴史教育、歴史観とはなにか?」について、いろいろと考える機会になったのではないかと思います。ただ、ぼくがいいたいのは「どの教科書が正解で、どの教科書がまちがっている!」とかそういうことではなく。ぼくらの歴史観というのは結局のところ、誰かの、何かの作為によって作られているのでは?ということです。その世界のカラクリを可視化し、自分の歴史観を絶対視するのではなく、相対化する視点というものを獲得しないといけません。自虐史観にしろ、自賛史観にしろ、非常に単純かつ短絡的で、基本的には同じような歴史観構造の持ち主に過ぎないわけで。パースペクティブに視野を拡大して、複眼的に歴史をとらえる訓練が必要なわけです。近代国民国家幻想、近代歴史観幻想を脱却する試み。そのために必要な訓練行為としてなにができるだろうか?・・・と考えた結果、ぼくなりに出した答えが「国家(文部科学省)が認定した歴史教科書8冊をまわしよんでみる」ということだったわけです。またいろんなところで実施します。いろいろと衝撃でっせww ご興味ある方はぜひともご参加してください!^^
■まわしよみ教科書~国(文部科学省)検定の中学歴史教科書8冊をまわしよんでみる~
http://www.facebook.com/mawasiyomi.kyoukasyo
先だって実施した「まわしよみ教科書@コワーキングスペース往来」です!ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました~!^^
日本の戦前教育の中でも認定された歴史教科書全部(8冊)を用いて、それをまわしよむといった行為なんて、それほど経験した人が多いわけではなく(教科書を作っていた人とかは別としてww)「近代国民国家が教える歴史教育、歴史観とはなにか?」について、いろいろと考える機会になったのではないかと思います。ただ、ぼくがいいたいのは「どの教科書が正解で、どの教科書がまちがっている!」とかそういうことではなく。ぼくらの歴史観というのは結局のところ、誰かの、何かの作為によって作られているのでは?ということです。その世界のカラクリを可視化し、自分の歴史観を絶対視するのではなく、相対化する視点というものを獲得しないといけません。自虐史観にしろ、自賛史観にしろ、非常に単純かつ短絡的で、基本的には同じような歴史観構造の持ち主に過ぎないわけで。パースペクティブに視野を拡大して、複眼的に歴史をとらえる訓練が必要なわけです。近代国民国家幻想、近代歴史観幻想を脱却する試み。そのために必要な訓練行為としてなにができるだろうか?・・・と考えた結果、ぼくなりに出した答えが「国家(文部科学省)が認定した歴史教科書8冊をまわしよんでみる」ということだったわけです。またいろんなところで実施します。いろいろと衝撃でっせww ご興味ある方はぜひともご参加してください!^^
■まわしよみ教科書~国(文部科学省)検定の中学歴史教科書8冊をまわしよんでみる~
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「まわしよみ教科書@武士団」です。鎌倉時代の武士団についてのイラストがあったので比較してみました。左上が「教育出版」。右上が「旧・大阪書籍(現・日本文教出版)」。左下が「東京書籍」。右下が「帝国書籍」です。
■教育出版
①棟梁―②惣領―③郎党―④下人
■大阪書籍
①本家―②一族―③郎党―④下人
■東京書籍
①本家―②家の子―③郎党―④下人
■帝国書院
①棟梁―②惣領―③家子―④家人ー⑤下人・所従
とりあえず4書で書いてることが全部ちがいましたw 一番驚いたのは「教育出版」「大阪書籍」「東京書籍」は基本的には「4層構造」ですが、「帝国書院」は「5層構造」になっていること。また「大阪書籍」と「東京書籍」は「大武士団」「小武士団」という区別の記述もありました。
「鎌倉時代の武士団のトップは?」と聞かれたら、教育出版と帝国書院で歴史を勉強した日本人は「棟梁」と答えますが、大阪書籍と東京書籍で歴史を勉強した日本人は「本家」と答えます。
■まわしよみ教科書~国(文部科学省)検定の中学歴史教科書8冊をまわしよんでみる~
http://www.facebook.com/mawasiyomi.kyoukasyo
■4月16日(火)19時~ 4/16(火)19時より空堀のコワーキングスペース「往来」で「第3回まわしよみ教科書」開催!今回は「日本のはじまり(縄文・弥生・古墳時代)」をやります!
http://www.facebook.com/events/504042879641343/
「まわしよみ教科書@守護大名」です。「日本文教出版」と「教育出版」に「1360年頃の守護大名の配置図」があったので見比べてみました。これは正直、唖然とするほど違いました・・・。
まず判りやすい例でいうと「上杉家」が日本文教出版では「武蔵国のみ」ですが、教育出版では「越後国と上野国」になっています。大阪はどうなっているのか?と調べてみたら日本文教出版では「細川家」ですが、教育出版では「赤松家」となっていました。和歌山県も日本文教出版では「畠山家」ですが、教育出版では「山名家」。日向(宮崎県)も違っていて日本文教出版では「一色家」ですが、教育出版では「畠山家」と記載されていました。他にも細かく見ていけば「斯波家」や「細川家」の領土なんかも微妙に違っていたりします。なんでこんなことになるんでしょうか?両方とも「1360年頃の守護大名の配置図」なんですが・・・謎です。
シェアします。土曜日は国立文楽劇場で「心中天の網島」を観劇。その前にぼくがガイド役となって「桜橋跡碑」「蜆川跡」「河庄跡」「藤田邸跡公園」「大長寺」など、紙治と小春のゆかりの地を訪ねるまち歩き。さらに国立文楽劇場では「ネクロポリス(死者のまち)大阪と近松門左衛門」と題して江戸時代の大阪の社会状況、時代状況と近松の人形浄瑠璃の発生原因、その関係性などを僭越ながらお話させていただきました。これを良い機会に文楽ファン、近松ファン、心中ファン(?)が増えたら嬉しいですww ご参加いただいた皆さん、主催の粋の会のみなさま、本当にありがとうございました~!^^