白山(日本百名山・標高2702メートル) 奥宮境内地

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お盆休みをいただいて、大阪あそ歩の茶谷チーフプロデューサーと一緒に白山に登ってきました(参考リンク:白山 – Wikipedia)。

白山は標高2702メートルで、日本百名山のうちの一座です。古来から富士山、立山とともに日本三名山(三霊山)と呼ばれていて、山頂は加賀一宮・白山比咩神社(参考リンク:白山比咩神社 – Wikipedia)の奥宮にもなっています。

白山比咩神社は、社伝によれば、崇神天皇7年に手取川の要に位置する舟岡山に「まつりのにわ(祭を行なう場所)」として祀られたのが神社の始まりとか。当時の白山は霊山として入山禁止でしたが、養老元年(717)に泰澄和尚が神の啓示を受けて入山したところ、十一面観世音菩薩が現れて、それを伝え聞いた元正天皇が白山山頂に神社(奥宮)を創建しました。以後、日本全国各地に白山信仰が広まって、全国2000余社の白山神社の総本社です。

古代に大陸からやってきた渡来人たちは、船で日本列島にやってきます。命がけの航海をして、日本列島に近づいていくと、まず真っ先に見えてくるのが山の頂です。島根県の大山に向かって船を進めると到達するのが出雲国で、白山に向かって進むと越国にたどり着きました。どちらも渡来人たちの海上交通の目印、道しるべとなった山で、「霊峰」として尊ばれたのは、そういった歴史的背景があります。

ちなみに白山比咩神社のご祭神は菊理媛神(くくりひめのかみ)。日本書紀によればイザナギとイザナミを仲直りさせた神で、縁結びの神とされています。渡来人の海上交通の目印となった山が「括りの神」「結びの神」として祭られたのは、なかなか意味深な話です。

花の山としても知られていて、高山植物の宝庫。じつに美しい山でした。


2009年 8月 19日
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