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2012 年 10 月 4 日 のアーカイブ

大阪日日新聞さんの「大阪あそ歩観光庁長官表彰受賞」を伝える記事です。感謝!

2012 年 10 月 4 日 Comments off

大阪日日新聞さんの「大阪あそ歩観光庁長官表彰受賞」を伝える記事です。感謝!

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/121003/20121003017.html

 市民がガイドを務め、大阪のまち歩きを楽しみながら参加者が歴史や文化に親しむ「大阪あそ歩」を主催する「大阪コミュニティ・ツーリズム推進連絡協議会」が、本年度の観光庁長官表彰を受賞した。まち歩き事業の受賞は初めて。ガイド役の市民からも喜びの声が上がっている。事務局は受賞を記念した参加無料のまち歩きを企画しており、参加を呼び掛けている。
同協議会は現在、大阪市、大阪商工会議所、大阪観光コンベンション協会、大阪あそ歩委員会で構成。大阪あそ歩は歴史や地域の人らとの出会いを楽しむ「まち歩き」と、食や芸能などの大阪の伝統を体験する「まち遊び」があり、2008年秋にスタートした。「これまでに1万人以上が参加し、『まち歩き』だけで300コース、その規模は日本一」(同協議会)。

 今回の観光庁長官表彰は、市民が観光客を案内する大阪観光の新しいスタイルとして大阪あそ歩を定着させ、観光振興と地域の活性化に貢献したことが受賞理由だ。1日に東京で表彰式があり、大阪あそ歩委員会の茶谷幸治代表理事(66)が、井手憲文観光庁長官から賞状を受け取った。

 茶谷代表理事は「まち歩きは地味な取り組みだが今、全国でブーム。トップランナーとして、われわれのやってきたことが評価されてうれしい」と声を弾ませる。

 イベント企画会社代表、古書店主、元教師、主婦…。大阪あそ歩を支える市民ガイドは現在200人を超え、その経歴もさまざまだ。

 大阪あそ歩のスタート時からガイドを務めコリアタウンなどを案内する足代健二郎さん(69)は、「大阪あそ歩で、自分たちの地域以外で活動する人たちとの交流の輪が広がった」とし、「一人で何コースも参加するリピーターも多い。熱心に話を聞いてもらいやりがいがある。これからも盛り上げていきたい」と、受賞を喜んでいる。

 イベント企画会社代表で、住吉大社かいわいをガイドする山田重昭さん(48)は「大阪あそ歩は決して派手ではないが、少しずつファンを獲得してきた。一度はまると、癖になるのが魅力」とし、「参加者が説明を聞いて終わりという受け身ではなく、地域で何かしらの体験ができる仕掛けをもっと盛り込んでいければ」と、今後を見据える。

 大阪あそ歩委員会プロデューサー、陸奥賢さん(34)は「大阪のまちのポテンシャルが認められた。今後も皆さんと活動していきたい。ぜひ大阪あそ歩に参加してもらえれば」と呼び掛けている。


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