下寺町は「上町台地」と「ミナミ(千日前、宗右衛門町、道頓堀)」という聖俗、清濁の世界の混交にあって「ふたつの異界」への入口に成り得る場所で。この特殊性を活かさない手はない。
2017 年 4 月 2 日
先だっての「お寺ミーティング 宿坊は寺院を救えるか?〜お寺と観光ビジネス」の堀内さんのブログ記事です。当日も大量の資料でプレゼンしてはりましたが、さらなる資料を駆使して、記事をまとめてはります。誠実な人です。ありがとうございますm(_ _)m
しかし、当日は、ほんまに、堀内さんが可哀想なぐらい、秋田住職がイケズしてはりましたなw ズケズケつっこむ。つーかぼくは「コメンテーター」で秋田住職は「ファシリテーター」のはずやったんですが、ぼくは住職が考えをまとめる時間を作るための場繋ぎのトークぐらいしか許されずで、住職はまったくファシリテートしてません。7割、住職しゃべってたと思います。ほぼ秋田光彦住職独演会でしたww
ぼくから和空下寺町さんに、ささやかに提言したのはひとつ。下寺町の宿坊なんやから、下寺町らしさ…下寺町の場のチカラ、下寺町の人のチカラを活かした観光コンテンツ形成がいいのでは?というものでした。
下寺町は「上町台地」と「ミナミ(千日前、宗右衛門町、道頓堀)」という聖俗、清濁の世界の混交にあって「ふたつの異界」への入口に成り得る場所で。この特殊性を活かさない手はない。例えば、夜は宗右衛門町でお坊さんと一緒に人生を酒の肴にしながら飲んで(坊主バーでんなw)、しかし、翌朝、ちゃんと朝のお勤めを共にする…そういうメニューが下寺町なら可能です。高野山や比叡山ではそういうことはできませんから。なんせ徒歩圏内に盛り場がないw
いろんな意味で挑戦的な和空下寺町ですが、徹底してやってほしいですな。期待しております。ぼくも微力ながら応援したいと思っておりますm(_ _)m
カテゴリー: 雑感