中之島・中央公会堂にて、大阪あそ歩のガイドさん、サポーターさん、関係者、お客さん、お世話になった方々まで交えて、大阪あそ歩の報告会・交流会を行いました。(平日夜だったので主婦のガイドさん、サポーターさんはあまり参加できませんでした。残念ですが次回は是非とも!)
皆さん、大盛り上がりで談笑、呵呵大笑するもんだから、となりの人の声なんて全く聞こえません(笑) ひとことコメントをもらおうと、ガイドさんを呼んでも聞こえないので、ぼくはマイクもってるのに大声でガイドさんの名前を連呼して、汗だくになりました・・・。ほんまに、えらい、大盛況でした。ありがとうございました。
お写真は大阪あそ歩のお客さまですが、いつのまにか「大阪あそ歩専属カメラマン」(笑)をやっていただいておりますMさんから。いつもありがとうございます!
今回も無事に終了いたしました。良かったです。ほんとうに。
ご参加いただいたお客さん、あそ歩ガイドさん、サポーターさん、事務局、関係者の皆さん。本当にありがとうございました。
写真は、12月2日。淀川河川公園にて。
特集「観光都市おおさか」号で大変、お世話になりました大阪春秋さんの主催で、講演会をやらせていただきます。
●大阪春秋主催 第23回講演会のご案内
演題「大阪あそ歩‘09秋を終えて」(約90分)
●講師:陸奥 賢
(「大阪あそ歩」アシスタントプロデューサー)
“大阪はまちがおもしろい”をテーマに、大阪でまち歩きを推進する「大阪あそ歩」。10月17日(土)、いよいよ「大阪あそ歩‘09秋」が始まります。秋は、まち歩き68コース、まち遊び7プログラムとさらにパワーアップ。大阪24区すべてでまち歩きが展開します。今回の本誌講演会は、「あそ歩」を陰で支えるアシスタントプロデューサーの陸奥 賢氏をお招きし、「あそ歩」が始まるきっかけや、コース作りの苦労話、個性豊かなガイドさんのエピソードなどを交えながら、「大阪あそ歩」の魅力をお話ししていただきます。
●日時:平成21年12月7日(月)午後1時半~3時半
(午後1時より受付)
●場所:大阪駅前第3ビル28階鳥取交流室
●定員:先着順60名
●聴講料:「大阪春秋友の会」会員無料
一般1,000円
御堂筋のガスビルと、あかね色の空と、神農さん。
大阪船場は道修町・少彦名神社の例大祭。大阪の「とめの祭」。
京橋経済新聞さんに「大阪あそ歩」の京橋界隈のまち歩きコース、まち遊びプログラムがご紹介されました。ありがとうございます。
http://kyobashi.keizai.biz/headline/625/
10月17日から始まったまち歩きイベント「大阪あそ歩(ぼ)」で11月30日、京橋の網島で起こった心中事件の舞台を巡るプログラムが実施される。
「大阪あそ歩」は大阪市、大阪商工会議所、大阪観光コンベンション協会、水都大阪2009実行委員会により昨年10月に発足した大阪コミュニティ・ツーリズム推進連絡協議会が運営する「まち歩き」を中心としたイベント。「施設型」の従来の観光ではなく、「まちそのものの面白さ」を発見・実感できる「オープンエリア型観光」として注目を集めている。
30日に実施される京橋エリアのプログラム名は「心中天の網島」。「心中天の網島」とは、網島の大長寺で江戸時代(1720年)に曽根崎新地紀伊国屋の遊女・小春と、天満の紙屋・治兵衛が実際に起こした心中事件で、近松門左衛門が最高傑作と呼ばれる浄瑠璃の作品に仕上げたことで知られる。
プログラムでは心中の舞台となった藤田邸跡公園、大長寺を中心に、周辺の名所旧跡をガイドが紹介する。大阪あそ歩アシスタント・プロデューサーの陸奥賢さんは「網島、都島、京橋など近隣に住んでいらっしゃる方には特に参加していただき、自分のまちの物語を知ってもらいたい」と話している。
京橋エリアの他コースは「大阪6000年!悠久の大地を知る~大阪城にまつわる秘話を辿りながら~(森之宮・大阪城 11月15日)」や「消えた河内湖を追え!~失われた八剣伝説を求めて(鴫野・放出 11月25日)」など。
「心中天の網島」実施時間は13時~16時ごろを予定。参加費は1,000円。事前の申し込みが必要。定員30人。
大阪あそ歩の「街道と歴史が織りなす田辺郷~模擬原爆投下跡から田辺大根の故郷まで~」ガイドの吉村さんから教えていただきました。
11/22(日)に「にんやか田邊」(田邊HOPEゾーン協議会)主催、吉村さんのガイドで、【神馬の道・再現ウオーク】というのを行うそうです。田辺の法楽寺から神馬塚を経て住吉大社までを歩こうというものです。「お馬道」(津守街道)という旧街道だそうで、面白い企画なのでご紹介します。もしよろしければ、是非ともご参加してみてください。吉村さんのガイドは面白いですよ(笑)
画像は住吉大社の神馬くんです。
【神馬の道・再現ウオーク】
11 月22 日(日)昼12 時・法楽寺集合 ※雨天の場合は翌日11/23(月:祝日)
住吉大社には神馬と言われる白馬がいます。歴代の神馬は田邊で飼育されていました。これは神功皇后の伝説に由来します。戦前まで神馬は毎日、朝に田邊から住吉大社に行き、夕方には田邊に戻りました。神馬が往来した道がお馬道(津守街道)と言われます。北田辺と南田辺には神馬の厩舎があり北田辺には戦後も厩舎が残っていました。田邊(山阪1丁目には)には神馬のお墓である「神馬塚」があります。今回、神馬に見立てた木馬御輿を曳いて昔の「お馬道」をたどりながら住吉大社までウオークします。
【まず、神馬の伝説を講談で楽しもう!】
講談師の旭堂南湖さんが、住吉大社の神馬と田邊の関係を読み下ろし講談で語ります。
会場:法楽寺「くすのき文庫」
【スタンプがそろえば「お馬道」完歩証明書】
講談のあと「お馬道」ウオークに出発。行程は約5km、ゆっくり歩きで1時間半ほどです。出発地「法楽寺」・途中「山阪神社」・終点「住吉大社」のスタンプがそろうと、完歩証明書になります。住吉大社で歓迎を受けて現地解散とします。(午後4 時頃)
【田邊の神馬資料をパネル展示】
田邊の神馬に関する資料や写真をパネルに展示します。展示会場は法楽寺境内
◆参加希望の方は下記までお申し込みください/締め切り11月13日(金)
参加定員:70名(子供さんは必ず保護者同伴で)
参加申込:お名前、連絡先、年齢、参加人数をそえて「にんやか田邊事務局」まで
電話(06)6629-0202/FAX(06)6622-7575
メール:info@ninyakatanabe.com
主催:「にんやか田邊」(田邊HOPEゾーン協議会)
梅田経済新聞さんに梅田界隈のまち歩きコースを取材、紹介されました。感謝です!
http://umeda.keizai.biz/headline/618/
10月17日から始まったまち歩きイベント「大阪あそ歩(ぼ)」で11月、茶屋町、老松町、天神橋を歩くコースが実施される。
「大阪あそ歩」は、昨年10月に発足した大阪コミュニティ・ツーリズム推進連絡協議会が運営する「まち歩き」「まち遊び」イベント。今秋は、大阪市内で68コースのまち歩きと、8つのまち遊びを開催。それぞれ地元で活動するガイドが案内役を務める。
11月5日・27日には、茶屋町・中津を歩く「蕪村が流浪った菜の花道~月は東に 日は西に~」を実施。江戸時代~明治初年ごろまでは一面菜の花畑だったという茶屋町は、大阪生まれの俳人で画家・与謝蕪村の「菜の花や 月は東に 日は西に」の舞台でもあり、江戸時代後期~明治中期にかけては鶴乃茶屋や萩乃茶屋などの名物茶屋が並びにぎわっていた大阪の一大行楽地。同コースは大阪の歴史に触れながら歩くコースとなっており、5月と11月にしか開館しないという私立美術館「南蛮文化館」の特別拝観も付く。
11月14日は、老松町を歩く「古美術のまち、老松町めぐり~国宝級の逸品からモダンアートまで~」を開催。昨年国指定重要文化財に指定された淀屋橋、大江橋からスタートし、古美術店や画廊約70店が立ち並ぶ美術商の街・老松町で、店主による「美術とはどういうものか」などのレクチャーを予定する。
同29日は天神橋を歩く「東風が吹き、梅の花が匂うまち天神橋~時代を超える天神信仰~」を開催。日本三大祭の一つ・天神祭と学業の神様で知られる大阪天満宮を中心に、日本一長い商店街「天神橋筋商店街」での試食も楽しめるコースだという。
これまでの参加者については、「シニア世代が多いが学生の参加も多い。10~80代と参加者の幅は広い」と大阪あそ歩アシスタント・プロデューサーの陸奥賢さん。「みんな住んでいる街や勤めている『自分の街』を意外と知らない。いつもの通勤ルートの筋を1本変えるだけで新しい発見があることがうけている」。今秋は68コースだが、「これから市内で300コースに増やし、マップ作成やガイド育成もしていきたい」とも。
所要時間は各コース2~3時間。参加費は、茶屋町コース=1,500円、老松町・天神橋コース=1,000円。各コースとも事前の申し込みが必要。
ラジオ大阪の番組「サタデーらじお 高岡美樹です!」にゲスト出演させていただきました。もちろん「大阪あそ歩’09秋」の宣伝です。
事前打ち合わせもなにもなしの、いきなり本番で。「さぁ、どうぞ!」ってな感じで、スタジオに入って、20分ほど喋りました。けっこう面食らいましたが、なんとか無事に終了したようです。緊張のあまり、放送禁止用語とか叫んだらどうしようと思いましたが、大丈夫でした。高岡美樹さんがステキな女性で。ぼくの言葉を、瞬時に反芻して、リスナー向けに、わかりやすく伝えてくれるんですわ。さすがプロですね。本当に、ありがとうございました。
こちらの公式ブログ「サタらじ日記」にも記事があります。
10月1日発行ですが、大阪の郷土誌「大阪春秋」さんが「観光都市おおさか」ということで、「大阪あそ歩」の大特集をしてくれました。さすがです。大阪春秋は大阪の良心です。大阪文化の牙城です。
雑誌の中身ですが、大阪あそ歩ガイドさんで日本民俗学会会員の田野登さんによる「大阪観光史試論」や茶谷幸治チーフプロデューサーのインタビュー記事、僭越ながらぼくの座談会なども収録されています。座談会は「これからの観光を考える」というもので、司会が大阪市史料調査会の古川武志さん、出席者はE-よこメンバーでダン計画研究所研究主査の杉本容子さん、なにわ名物いちびり庵の福岡武志さん、大阪商業大学専任講師の横見宗樹さん、ぼくです。友人から「それぞれが言いたいことをいっていて、まったく話がかみ合ってない」といわれましたが座談会そのものはとても和気藹々でしたよ。いや、ほんまに。
またLLP YUI企画代表・山田重昭さん(レトロモダンのまち・帝塚山を往く~古墳と洋館めぐりとスイーツと~)、天王寺蕪の会事務局長の難波りんごさん(陰陽師 安倍晴明のふるさと・阿倍野を往く~上町台地のロマンを求めて~)、オフィス・ザイレガシーのテッド國吉さん(無国籍シティ・中崎町散策~古民家と雑居ビルと裏路地と~)と、3名の大阪あそ歩ガイドさんたちが、自分たちの町のまち歩きの魅力について、素晴らしい原稿でご紹介してくれています。なんといいましょうか。文字のひとつひとつに、自分のまちへの愛情があふれてますわ。こういうガイドさんたちが大阪あそ歩を支えてくれているんやなぁ、と思うと感無量です。
大阪の観光の未来、将来、可能性が、ここにあるといっても過言ではありません。ぜひともご一読ください。立ち読みはあきまへんで。こうてください(笑)
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news001512.html
歴史散策などの街歩きが、若者から高齢者まで幅広い層に人気だ。先週はテレビアニメ「忍たま乱太郎」の登場人物の名字と同じ地名巡りが兵庫県尼崎市内でブームになっていることや、姫路城周辺で観光ルートづくりが進んでいることが報じられた。健康や地球環境への関心の高まりも「歩く」人気を支えている。地域の活性化にも生かせそうだ。
忍たまファンを狙い、七松八幡神社が作った絵馬
「忍たま乱太郎」原作者の尼子騒兵衛さんは尼崎市の出身で、「猪名寺乱太郎」「七松小平太」「潮江文次郎」といった具合に、市内の地名にちなんだキャラクターをたくさん登場させている。昨年夏ごろから高校生や大学生ら全国の忍たまファンが、地名を表示したバス停や公園、交番などを訪れてはブログなどで訪問記を公開し、来訪者が増えている。登場人物に関連する地名は20カ所以上あるという。尼崎市は工業都市のイメージが強いが、中世以降、京の都と西国を結ぶ要衝として発達し、寺が集まる寺町界隈(かいわい)や尼崎城跡が残る歴史都市でもある。人気スポットの一つ、七松八幡神社は尼子さんに原画を描いてもらって絵馬を作り、1枚1000円で授与を始めた。全国から同市を訪れる人たちが増えることについて、同神社は「地域活性化にもつながる」と歓迎している。
一方、兵庫県姫路市内の市民や経済人でつくる姫路円卓会議は「まちあるき」「歴史講座」の2シリーズから成る「夏の特別観光講座」を始めた。2014年度まで続く姫路城の平成の大修理の期間中に観光客の減少が予想されるため、天守閣だけでない新たな魅力を発信して集客につなげるのが狙いという。城の周辺をテーマに沿って歩くまちあるきシリーズでは「姫路の伝説めぐり」「姫路城の石垣のおはなし」「内濠(うちぼり)をあるく」など7ルートを設定。それぞれ約2時間で、播磨学研究所研究員ら専門家が案内役を務め、9月末までに計16回開く。それ以降も継続する予定で、城周辺のガイドマップも作るという。
こうした街歩きイベントを大規模に展開した例として、06年の「長崎さるく博」が挙げられる。「さるく」は長崎の方言で「ぶらぶら歩く」という意味だ。同博は従来のパビリオン中心の囲い込み型地方博とは違い、長崎市内に「出島」「唐人屋敷」「中華街」などテーマごとに42のコースを設け、市民ガイドを案内役に、観光客や市民が散策を楽しんだ。約7カ月間の期間中の参加者は、推定で延べ1023万3000人と目標の960万人を上回り成功を収めた。
さるく博を手掛けたプロデューサー、茶谷幸治氏をチーフプロデューサーに起用して、大阪市や大阪商工会議所などは「大阪コミュニティ・ツーリズム推進連絡協議会」を設立。08年秋から街歩きを楽しむイベント「大阪あそ歩(ぼ)」を始めた。今春は4~5月に「天下一の花街・大坂新町を歩く」など25コースを設定、1167人が申し込み好評だったという。今秋は50コースと2倍に拡大して市内24区を網羅する予定だ。同協議会は「大阪は1500年の歴史を持つ街。路地裏や迷路は大阪文化そのもので、これが面白い」と大阪再発見の楽しみを説明する。
関西は歴史ある街が多く、街ごとにユニークなコースを作れそうだ。こうしたコース作りを私たち住民が自分たちの手で行えば、自身にとっても街の魅力を再発見する機会になるだろう。地図や案内板を作ったり、ガイドをやったり、といったボランティアもできる。人を呼び込んで地域の活性化につながるだけでなく、子どもたちに地域の歴史や魅力を伝えることにもなる。地域のコミュニティーの力が弱っているといわれる昨今だが、まず地域としてまとまるために取り組みやすいテーマではないだろうか。人が集まるだけでなくコミュニティー再生の一歩となるなら、なお良い。(小)