【福岡県】津屋崎ブランチの山口さんの投稿より!もはや毎年恒例になりつつある「300人まわしよみ新聞」ですww
新聞、こども、親、先生、地域、学校が渾然一体となったまわしよみ新聞。
凄いです。福岡は、ほんまに凄い。
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福津市の3中学校7小学校の全てで平成23年度からコミュニティスクールを推進しています。その間、学校と地域の皆さんとで「大人の本気を見せる」を体現しようと様々な取り組みにチャレンジしてきました。そして大人と子どもの関係性が変わっていく姿を見てきました。
福間中学校でのまわしよみ新聞は今年度で3回目。これまでは230人の2年生全員と地域の大人70人の300人が体育館に一堂に介しての開催でしたが、今年度は各教室での開催となりました。
大人たちがまるで転校生のような形で前に出て自己紹介をし、各テーブルに着席。そして、各教室の担任の先生方がまわしよみ新聞の由来の説明、プログラムなどを説明していきます。実はこれは画期的なことで、先生方は事前にまわしよみ新聞の由来や方法をみんなで勉強し理解を深めることになりますし、他校へ配属が変わったときには、ノウハウが各学校へと広がっていくことになります。(これまでは地域側が進行をしていましたので先生に進行のノウハウは蓄積されませんでした)
中学生と大人が新聞記事を通じて「読む」「語る」「聴く」「表現する」を一緒に実にシンプルに実現できるこの方法に大きな可能性を感じています。
福間中学校では、地域の人を招くまわしよみ新聞の前に、事前学習として新聞を自分なりに読み解いた文章を書く練習をしたり、修学旅行の経験も原稿用紙に書く感想文ではなくて、各自が新聞形式でまとめているなどの取り組みも行っていることも印象的でした。
そして今日3月18日は、全国まわしよみ新聞サミットが福岡で開催。全国各地でどんな活用がされているかとても楽しみです。
全国まわしよみ新聞サミットにて。五味さんの報告。五味さんは「まわしよみ新聞+演劇」をいろいろとやってはります。終戦記念日をテーマにしたり、元ホームレスの人や60歳以上の高齢者と実施したとか。
元ホームレスのみなさんとのまわしよみ新聞+演劇には、イギリスのブリティッシュ・カウンシルの関係者も参加していたとか。感想は「こんなに美しいワークショップは観たことがない」と大絶賛やったそうです。
「美しい」は嬉しいですな。イギリスでも「まわしよみ新聞+演劇」をやろうという動きもあるとか。ぜひ実現して欲しいなあ。五味さん、期待してます!w
【全国まわしよみ新聞サミット2017】全国まわしよみ新聞サミット2017「新聞で遊ぶ。未来を語る。」!楽しい時間でした^ ^ 関係者さま、参加者さま、支援者さま、はじめて会ったみなさま、ほんまにありがとうございました!m(_ _)m
今年度、サミット幹事長の西日本新聞社の安武さんは映画、絵本、食育に関する講演や記事執筆で日本全国各地を飛び回ってめちゃくちゃ忙しく、なかなかまわしよみ新聞活動は出来ていなかったそうで「誰もサミットなんて来ないのでは…」と思っていたそうですが、蓋を開けてみれば第1部、第2部で総勢70名を超える参加者が来てくれはりました。
これ、考えたら凄いことですな。福岡では、西日本新聞社さんだけがまわしよみ新聞の担い手やないというわけです。むしろ西日本新聞の読者が、市民が、主体的にまわしよみ新聞を発行して、その活動を広めていってくれている。そういう市民文化、新聞文化、福岡文化を醸成しつつある。だから、安武さんがなかなか動けない中でもサミット参加者は増えた。
さらに今年は河北新報社の畠山さんのはからいで「仙台ファイブブリッジ会場」もできましたから。そちらの参加者は13名やったそうで、足すと83名。大台の100名はいかなかったですが(ザンネン!w)、1回目・2回目が50名程度やったんで、過去最高の参加者数となりました。いやあ、凄い。ほんまに来年のサミットは100名を超えるかも知れません。
あと「全国まわしよみ新聞サミットは持ち回りもええねえ」という話も出てきました。北海道開催!広島開催!青森開催!なんて声も。日本全国各地で「全国まわしよみ新聞サミットまわし」ができたらええなあと思ってますw
まわしよみ新聞自体はまだ4年目。今年の9月29日で、ようやく5年目になります。破竹の勢いで、北海道から沖縄まで、日本全国各地にまわしよみ新聞編集長がいる。いろんな名(迷?w)編集長、プレイヤーが出てきてます。まわしよみ新聞関係者、ひとがオモロイんよなあ。新聞関係者でも、まわしよみ新聞に着目してるひとは、ちょっと会社で浮いてる気がしますww
来年のサミットも、また多様なひとがくるんでしょう。マレビトよ。こぞりて来たれ。多様性ことがまわしよみ新聞の華です。
【The Mainichi】毎日新聞さんの英語版「The Mainichi」で「歌垣風呂@東近江市・延命湯」記事が掲載されました!ww ぼくのコメントも登場してます。
Satoshi Mutsu, who organized it, explained that, “I created the event because I want men and women to value their senses, such as feelings they get from each other’s voices, and not make judgments based on annual salary or appearance.” (「男女が互いの声から感情を尊重し、年収や外見に基づいて判断しないようにしたいから、私はこのイベントを作った」とムツサトシ氏は語った。)
確かに歌垣風呂はジャポニズムでオリエンタリズムですからな。ウケるのもわからんでもないですが…そのうち「Utagaki Furo」が国際語になったりして。ならんかww
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◼︎The Mainichi 「Spouse seekers in Shiga reach out through bathhouse poetry serenading」
http://mainichi.jp/english/articles/20170319/p2a/00m/0na/001000c
YOKAICHI, Shiga — Singing in the bath is a fairly common thing to do. Singing poetry out loud in a public bath — to members of the opposite sex sitting on the other side of a wall — is perhaps not quite so common.
Nevertheless, this is what happened at the Enmeiyu public bathhouse here on March 12, when groups of men and women sang poems to each other as part of a spouse seeking party called “Utagaki Furo.”
With seven men and five women taking part in total, the event in the city of Yokaichi consisted of participants being asked to compose a tanka poem on a range of different subjects, after which they would go on to read their composition from behind the bathhouse wall.
On the subject of infidelity, one of the men read, “Hikone castle, my girlfriend hugging the cat (mascot), jealously boiled up inside me.” After which, one of the female participants replied by reading, “Chocolate, cheese is good too, but I really like strawberry shortcake.” Admittedly, these poems are not quite Pulitzer Prize-winning standard, but they helped create a unique sense of fun — even if there was a very thick wall separating the men and the women.
The tradition of “Utagaki” stems back to ancient times. Men and women would gather by mountains or by the coast, and celebrate a rich harvest by eating, drinking, singing and dancing. Occasionally, the event would result in marriage proposals. Utagaki was also enjoyed during the Nara period in the eighth century, and there are references to the event in the ancient poetry collection, the “Manyoshu.”
In the case of the Utagaki event that took place here in present day, Satoshi Mutsu, who organized it, explained that, “I created the event because I want men and women to value their senses, such as feelings they get from each other’s voices, and not make judgments based on annual salary or appearance.”