本日もまち歩き。淀屋橋から北浜へ。年がら年中まち歩き。
【神奈川県】6/18(土)はニュースパーク(日本新聞博物館)さんにて全国まわしよみ新聞サミット2022です!
コロナでいろんな企画やイベント、プロジェクトがぶっ飛んで、僕自身はまだ後遺症にもがいております。いろいろ動くんですが、正直、人がなかなか集まらない。空回り感が凄い。
今回、3年ぶりに全国まわしよみ新聞サミットやるよ!といってどれぐらいの人がきてくれるのか?正直読めません。カタチになるといいのですが…。
…というわけで応援シェアと参加者絶賛募集中です!よろしくお願いします!m(_ _)m
元来、日本にあったコミュニティにはコモンズ的な要素も強く、人間(生者)だけではなくて先人、死者、祖霊、自然、超自然などがコミュニティの中に含まれていた。「他者」を内包していた。コミュニティ(共同体)とコモンズ(共異体)の境界が不明瞭、不明確でマージナルだったといえる。
いまの近代のコミュニティはこうしたコモンズ性(他者性)を徹底的に排除して人間(生者)だけの狭い範囲の話で終始している。だから先がない。閉塞感が否めない。「今だけ」「オレだけ」の時代風潮が蔓延る。
先人、死者、祖霊への信仰、敬拝は物事のあり方、有り様を「時間軸で捉え直す」という知恵そのものといえる。それは過去だけではなくて未来まで照射する。先人を考えることは後人を考えることに繋がり、死者や祖霊を思うことは「未だここに来らざる人たち」(未来人)を思うことにもつながる。
では先人や死者や祖霊のことを考える、思うために具体的なアクションとして何があるのか?そこでおそらく「祭礼」や「まつり」というものが重要になってくる。
死者のことを思う、考えるというのは、結局、死者が行ってきたこと、やってきたこと、祭礼や儀式、儀礼、風習を生者が反復することで「同期」するしかない。
祭礼なんてのは、なんでこんなことをやっているのか?じつは誰にもさっぱりわからない。生前、祭礼をやっていた先人(死者)たちの誰もわからなかったし、現在の我々も当然、わからないし、これから生まれてくる人たちにも勿論、わからない。
つまり祭礼や儀礼、儀式というのは「疑問」や「謎」や「これ、ほんまに意味あるのか?」とか「なんでこんなことしてるんや?」とか「あ。でも先人、死者も今の自分とおんなじこと思ったかも?」まで同期してこそ、同期となるw
「わからない」ことを同期、継承していくことで、しかし「人智を超えた何か」に触れるともいえる。それは人間の、個人の、生者の傲慢や限界への戒めともいえる。人間至上主義の近代文明が行き詰まり、崩壊していく現代社会には非常に大事な視点、視座ではないか?という気もする。
無縁仏を供養する大阪七墓巡り、堺七墓巡りというのも、なんでやっていたのか?というのは、結局のところ、誰にもよくわからない。よくわからないが先人、死者がやっていた祭礼、儀礼、儀式、風習を見様見真似でもなぞることで、なにか見えてくるものがあるかもしれない。感じるものがあるかもしれない。そういう社会実験を僕は毎年、盆の頃に繰り返しておりますw
七墓巡りをやっていたのが専門家(宗教者)でないのもいい。「巡礼」「巡拝」というのは、市井のものでもある。宗教行為のようであり、娯楽だったりもする。七墓巡りも大阪の、堺の先人、町衆がやっていた。だから、いい。
改めて「七墓巡りってなんなんですか?」と問われまして。しかし、僕の中にそう明確な答えがあるわけでもなく。なんとなく、ただ、ぼんやりと、やっている。それが感覚として、いちばん近いw
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【大阪七墓巡り2022】第一夜:8/13(土)18時より「梅田」「南濱」「葭原」を巡る
https://www.facebook.com/events/842966676662438
【大阪七墓巡り2022】第二夜:8/14(日)18時より「蒲生」「真田山陸軍墓地」「小橋」を巡る
https://www.facebook.com/events/1160028208118220
【大阪七墓巡り2022】第三夜:8/15(月)18時より「鳶田」「千日」を巡る
https://www.facebook.com/events/389733783183949
9/4(日)12時より■堺七墓巡り復活プロジェクト2022
https://www.facebook.com/events/572906637742341
尾張地方北西部にはかつて「七墓」と呼ばれる民俗芸能があった。
(諸説あって本当のところはわからないが)大阪七墓巡りがルーツらしいのだが地方に伝播するうちに、いろいろと中身が変容し、独自に進化し、西尾張地方では若者たち(15歳~20歳ぐらい)が「七墓連中」という組織を作り、新盆の家や墓などを巡って浄瑠璃、廻向、和讃、歌舞伎、謡曲、説教節、講釈などを行ったりしたという。
その練習に使った七墓台本が250冊以上も残っているそうで、どういうものがあるのか?いろいろと調べていたら「色念仏」というの台本があった。
「一の大事は色の道」
「色なくしてはこの娑婆もつぶれて草の原となる」
「ただ色事をはげまんせ」
西尾張の七墓では若者たちが家々を訪れて門付けで芸を見せるが、それが家の娘たちとの出会いの場になっていたとか。死者供養のレクイエムといいながら恋歌、春歌、艶歌をお披露目していたわけで、もっとえげつない台本もあったのでは?と思う。
ちなみに大阪七墓巡りでは、そもそも男女が一緒に墓を巡っていた。大阪の町奉行所が毎年毎年、何度も何度も「夜中婦人参詣可致無無用候」と禁令を出している。それほど男女の巡り(デートですな、もはや)がお盛んだったらしい。また七墓中に男女が出会って結ばれると性病が治るというよくわからない信仰もあったという。余計、蔓延するがな…。
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【大阪七墓巡り2022】第一夜:8/13(土)18時より「梅田」「南濱」「葭原」を巡る
https://www.facebook.com/events/842966676662438
【大阪七墓巡り2022】第二夜:8/14(日)18時より「蒲生」「真田山陸軍墓地」「小橋」を巡る
https://www.facebook.com/events/1160028208118220
【大阪七墓巡り2022】第三夜:8/15(月)18時より「鳶田」「千日」を巡る
https://www.facebook.com/events/389733783183949
9/4(日)12時より■堺七墓巡り復活プロジェクト2022
https://www.facebook.com/events/572906637742341
【愛知県】7/3,田原市中央図書館さんにて直観讀みブックマーカーが実施されます!進行は是住さん!参加者募集中です!愛知県のみなさん、ぜひとも~!^^
■直観讀みブックマーカー~本と人との新しい出逢い方~
https://www.facebook.com/tyokannyomibookmarker
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■本と読書の昼下がり
https://www2.city.tahara.aichi.jp/section/library/info/2207dokusho.html
■日時:令和4年7月3日(日)午後1時~2時30分
■場所:中央図書館くつろぎコーナー
■内容:休日の昼下がり、図書館に読書好きが集まって、知的遊戯「直観讀みブックマーカー」をしたり、お気に入りの本についてまったりと語り合う場をつくります。
知的遊戯「直観讀みブックマーカー」については
こちら【外部リンク】
■進行:ファシリテーター 是住久美子(田原市図書館館長)
■対象:中学生以上
■定員:10名
■参加費:無料
申し込み 6月4日(土)午前10時から。カウンターまたは電話・FAX・メールにて受け付けます。メールでのお申し込みの場合は、件名に「本と読書の昼下がり」と必ず入力してください。
■問い合わせ:田原市中央図書館
電話(0531)23-4946
FAX(0531)23-4646
Eメール tosho@city.tahara.aichi.jp
右耳の奥の筋肉?が時折、ピクピクと痙攣を起こして変な音がする。検索したら耳鳴りと出てきて「これが耳鳴りか!?」と。主に加齢現象らしいです。まぢか。
【神奈川県】明治大学にてまわしよみ新聞が発行されました!( ´ ▽ ` )
進行はニュースパーク(日本新聞博物館)のみなさん。感想が並んでいますが、学生さんたちに良い学びの時間になったようです。全国まわしよみ新聞サミットにもきてほしいですねえw
【神奈川県】■6/18(土)全国まわしよみ新聞サミット@ニュースパーク(日本新聞博物館)
https://fb.me/e/1R6RdqvD0
■まわしよみ新聞は2022年で創刊10周年になります!今年も「まわしよみ新聞サポーター2022」を募集中です!まわしよみ新聞の活動をぜひともご支援くださいm(_ _)m
https://syncable.biz/campaign/2557
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◼️日本のジャーナリズムAで日本各地の新聞や英字新聞を対象とした「全国まわし読み新聞」のワークショップを実施しました | 明治大学
https://www.meiji.ac.jp/nippon/info/mkmht0000000z4he.html
国際日本学部の「日本のジャーナリズムA」、「日本のジャーナリズムA(E)※」の課外授業(5月18日実施)で、日本新聞協会の職員の方々とニュースパーク(日本新聞博物館、横浜市)の協力のもと、全国紙、地方紙、英字新聞の記事を読み比べ、切り抜きながら各自が興味を持った記事を紹介し合う「まわしよみ新聞」のワークショップを実施しました。
様々な地域で発行されている新聞の記事を読み比べて、切り抜きながら、グループでの自分の関心について発表をし合うことで、創発的に時事的な関心を高める教育内容です。全国各地の新聞を手に取って読むことで、情報を読み解く能力を向上させ、新型コロナ禍で希薄になった「顔の見えるディスカッション」を再構築する試みです。当日は、「沖縄復帰50年と1972」の企画展や常設展も含めて、ニュースパークの尾高泉館長より、明治大学の学生向けに丁寧な解説を頂きました。
ニュースパーク https://newspark.jp/
※日本のジャーナリズムA(E)は英語で講義を行う科目です。
ワークショップに参加した学生のコメントです。
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ニュースパークでの回し読みに参加して考えたことは2つあります。1つ目は、選んだ記事からその人の個性を垣間見ることが出来るということです。外国人の雇用、農家の死亡事故、ブランド牛の飼育、政治学者へのインタビューなど人によってさまざまで、その人が普段持っている問題意識や関心が表れているようでした。
2つ目は、紙面で新聞を読む良さについてです。私は普段、ニュースの見出しだけが並ぶ形で表示されるアプリで新聞記事に触れています。そのため、自分が気になった見出しだけクリックして記事を読んでいました。しかし、紙面だと、自分の興味のない分野の記事も自然と目に入ってくることに気が付きました。より知識の幅を広げるために、これからは意識的に紙面を見るように心がけようと思います。(小野寺 千紘)
ニュースパークでは回し読み新聞を体験しました。同じ日の全国紙から地方紙まで様々な新聞を用意していただき、その中から気になった記事を3つ選び、グループ内で発表しました。面白かったことは、他の人がどんな記事に関心を持ったのかを知ることができたことです。自分が好きな情報だけを取り入れることが出来る現代において、他者がどのような記事に興味、関心を持っているのかを知ることは、自分自身の視野を広げ、異なる価値観に触れることができる良い機会だと思います。情報が溢れる社会の中で、多くの人が無意識のうちに視野を狭めてしまっていると思います。そんな中で、回し読み新聞のように普段気にしない情報に触れる機会をつくることは、情報社会を生きるうえで大切なことだと感じました。(島村 陸)
私は小学生5年生の頃、1年間ほど新聞を切り抜いて横に自分の意見を書くというスクラップにハマっていたことがありました。そのため、今回のワークショップも懐かしい気持ちになって楽しむことができました。
ただ単に自分で切り抜いて終わりというわけではなく、同じテーブルに座っている同じ人と共有することが面白かったです。初め彼女たちとは同じ授業を取っているという共通点しかなかったのですが、どの記事を切り抜いたか、なぜ切り抜いたのか話し合っているうちに、お互いの考え方がなんとなく伝わってきて、なぜだか暖かい気持ちになれました。(杉山 靖子)
While visiting the interesting exhibition in the News Park Museum, the topic of “50 years of return to Okinawa” especially touched me. Coming from Germany, the German reunification of 1990 is well known in the world and was a day of Joyce for German people. So I can understand the strong feelings that the Japanese people have towards the unification of Japan and Okinawa in 1972.
I found the exhibition very interesting as It showed the important role the media played during the events in 1972, and how media and newspaper can capture the past for people in the present.(WRIEDT DANIEL MAX KONSTANTIN)
It’s the first time I’ve been to the news park, or we can say it’s the first time I read the newspaper in my entire life and having to say it is so different from reading articles on my smartphone. I feel like the article in the newspaper is more official, while, on the other hand, articles on the website are more casual. The news park provides visitors like me know about Japanese history by reading newspapers, and the information starts from almost a hundred years ago to modern society in recent years. We can see serious issues like WWII and issues American military base in Okinawa in this news park. Overall I’m glad I have the chance to experience all of these during my senior year at Meiji University.
(WEI CHEN-HAN)
Visiting the Newspark was an interesting and intellectual experience. I was able to gain information about the history of Japan as old newspapers are all displayed in the Newspark, also well preserved. It was also interesting to look at the old printing machines. They were all well displayed and we could see the details of the machinery, enabling us to actually see each specific buttons. After looking at the museum itself we gathered in a large room for some work shop. We were told to choose articles in the Newspaper which pulled your interest and explain why we have chosen it. This time was the most enjoyable part for me. I had actually looked at the Newspaper since so long, therefore, it was very informative. After the visit to the Newspark I changed my thoughts about the Newspaper. I always thought that Social Media is more rich in trending information but as I read the newspaper I could know that the most important information and priority news were easily viewed on the Newspaper.
(LEE KANGWOO)