ジェイン・ジェイコブズ(Jane Jacobs) 『アメリカ大都市の死と生』(The Death and Life of Great American Cities)
2009 年 3 月 29 日
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画像はジェイン・ジェイコブズの『アメリカ大都市の死と生』・・・NYの下町魂、肝っ玉母さんの歴史的名著です。
ジェイン・ジェイコブズが提唱する「魅力的な都市」の4つの条件。
http://wiredvision.jp/blog/kojima/200801/200801240100.html
1.街路の幅が狭く、曲がっていて、一つ一つのブロックが短いこと
いくつものルートが利用できる「路地」の必要性。
2.古い建物と新しい建物が混在すること
新しい建築物ばかりではなく、古い建築物も残して、多様な都市のイメージを尊重する。
3.各区域は、二つ以上の機能を果たすこと
単一の用途しか持たないのではなく、2つ以上の機能を持っている。工業地域や商業地域、生活居住地域といった単純なゾーニングへの批判。
4.人工密度ができるだけ高いこと
子供から高齢者まで。企業家、学生、芸術家など、多様な人々がコンパクトな都市に生活している。
すごいですな。ヒューマンスケールのまちとはどういうものか?どうすれば、そんなまちが作れるのか?をズバリと提言してます。ル・コルビュジエや黒川紀章の仕事を、すべて一撃で粉砕、ノックダウンするような、この偉大すぎる知性。参りました。心の底から。
もっともっと読まれるべきです。知られるべきです。
カテゴリー: 雑感