「さすらいの荒野マキクニヒコ」と「年中無休まわしよみ芸人むつさとし」による「まつこのへや」
昨日は釜ヶ崎の伝説カフェ「EARTH」にて「さすらいの荒野マキクニヒコ」と「年中無休まわしよみ芸人むつさとし」による「まつこのへや」でした。お互い、思い出の音楽を10曲ほど選んでそれを紹介するわけですが、ほとんどの曲に思い出の女の話が付随するという破廉恥極まりないセンチメンタル・ジャニーな音楽ショーでした。
やってみてわかったのは、基本的にマキさんもぼくも「Anarchy In The UK」ノリで「とりあえずやってまえ!系」な男ということ。それがいろんなプロジェクトを生み出す源泉になっていること。しかし、そういうことを何度も繰り返している人生であるがゆえに、それなりに経験やタクティクスも蓄積され、じつはプロジェクトも非常にコンセプチュアルに組み立てられていること。ただ、それぞれ扱っているサブジェクトがちがうんですな。ぼくは近代文明とか国民国家とかマクロな事象をどう捉えるか?ということで「おかいこさまカフェ」を開いて、おかいこさまを煮沸昇天して糸をとる儀式をするわけで、マキさんは、いま目の前にいる困っているニートたちというミクロな事象をどうしようか?ということで「若者就労支援イカ焼き」をはじめて「イカ頭巾」を被って歌うわけです。なんでこうなった?というのは、要するに時代がおかしいんです(いや、まぢで)。
なにはともあれ、真面目な話はまるでしませんでしたが、マキさんの懐の大きさ、キャパシティ、人間的魅力は大いにみなさんにも伝わったのではないか?と思っておりますw ご参加いただいたみなさん、ほんとうにありがとうございました!
画像は「まつこのへや」の様子。ぼくは「菅笠」。マキさんは「イカ頭巾」ですw