『みんなのOh! Bento』

文楽まち歩きなんかを一緒に企画したりしている友人の松本希子さんが「おべんとコンシェルジュ」として初のお弁当本『みんなのOh! Bento』を出しはりました!
http://www.amazon.co.jp/dp/4528017695/

じつはかつて希子さんに「なんでお弁当を?」と訪ねたときに「元々、芝居が大好きで。それで芝居には観劇弁当がつきもので・・・」というのを聞いて「あ。このひとはほんまにお芝居好きで、ほんまにお弁当好きなんやな」と知って密かに感動を覚えました。

昔の道頓堀五座の芝居は「通し芝居」なんで、一日がかりで演目をやるわけですな。朝から道頓堀の小屋に入り、お弁当を広げ、庶民は安い「土間席」なんで、そこで寝っ転がったりしながら、夕方までワイワイと芝居を見ていた。近代のように「劇場に飲食物はNG。食事はレストランで」と「観劇」と「食事」という人生の二大娯楽がゾーニングされ、ただ単に芝居を眺めてるだけの「静観する客」ではなく、酒も入ったりして贔屓の役者には合いの手をいれたり、拍手喝采したり、ブーイングしたりする「参加する客」だった。それだからでこそ、大阪の芝居文化というのは華開いたわけで。

ほんまに芝居文化を育てようと思うなら「土間席」(激安で!お金は高級桟敷席=金持ち席からとってください)と「観劇弁当」(文字通り劇を観ながら食べる)は必須です。文楽、歌舞伎を盛りあげるために、まずは、これを復活してほしいですな・・・って話が思いっきりズレましたww なにはともあれ、希子さんの『みんなのOh! Bento』、書店で見かけたらぜひとも手にとってみてください!弁当こそは日本文化の粋です!
http://www.amazon.co.jp/dp/4528017695/


2013年 5月 29日
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