「應典院コモンズフェスタ2013」第2回企画会議
2013 年 9 月 10 日
「應典院コモンズフェスタ2013」第2回企画会議。
コミュニティだけで問題解決できる幸せな時代は完全に終わりました。いまは国境や国家、民族、宗教、文明をも横断するような超コミュニティの問題がぼくらのコミュニティを無残に脅かし、骨の髄まで浸食し、徹底的に破壊しつくそうとする時代です。実体経済を遥かに凌駕する「超資本主義」や数万年後の地球環境にも影響を及ぼす「放射能汚染」なんかは、その代表例でしょう。「文明のガン」のようなものが人類社会全体で着実に増殖していて、ぼくらは、いま、明らかに、確実に、近代文明の末期にいる。蟷螂之斧かも知れませんが、少しでもこの近代文明の病理から脱却するような、新しい文明のグランドデザインを考えていかなければならない。その小さな小さな模索、試行錯誤、実験場になるのが「葬式をしない寺」であり「日本一若者が集まる寺」であり「NPOが運営する劇場型寺院」であるという應典院で実施される年に一度の総合文化祭=「コモンズフェスタ」だと思ってます。「應典院コモンズフェスタ」には、そういう可能性があると、ぼくは直観ですが、信じてるんですな。大袈裟かつ大風呂敷な話かも知れませんがw
なにはともあれ、今年もいろいろとやります。「コモンズとはなにか?」「新しいコモンズの在り様」を静かに追求していきます。
カテゴリー: 雑感