逍遙遊することを、おおらかに許容する社会になってほしい
2013 年 9 月 17 日
北冥有、魚其名為鯤。鯤之大不知、其幾千里也。化而為鳥、其名為鵬。鵬之背不知、其幾千里也。怒而飛、其翼若垂天之雲。
北冥に魚有り、其の名を鯤(コン)と為す。鯤の大いなる、其の幾千里なるを知らず。化して鳥と為る。其の名を鵬(ホウ)と為す。鵬の背、其の幾千里なるを知らず。怒して飛べば、其の翼は垂天の雲の若し。
『荘子』の「逍遥遊篇」より。
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「ビブリオマンシー」(bibliomancy)って言葉、聞いたことありますか?「書物占い」といいます。書物を手にしてランダムにページを開き、パッと目についた文章を読み解くという占術です。元々は聖書で行われていたとか。
人間のすること、できること、やることなんて、やれることなんて、たかが知れています。そのたかが知れているということを体感しようというのが「直観讀みブックマーカー」です。「まわしよみ新聞」に似ている?確かに「まわしよみ新聞」を経て、新しく誕生してきたコモンズ・デザインですが「まわしよみ新聞」にはない「味」があります。これは「まわしよみ新聞」の中にあった「逍遙遊する部分」をパースペクティブに拡大したものです。より偶然性を面白がり、よりカオスモスを楽しむものにしたといってもいいのかも知れません。
目的的、目的論的に生きることが、ぼくはイヤなんです。ぼくらはもっと逍遙遊できるはず。逍遙遊することを、おおらかに許容する社会になってほしい。そのために、これをやります。ご興味ある方は、ぜひとも!
■10/1(火)19時より「まちライブラリー@大阪府立大学」にて「直観讀みブックマーカー」を作ろう!
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カテゴリー: 雑感