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「直観讀みブックマーカー」について

2014 年 3 月 30 日

直観讀みブックマーカー_02

HAPS(東山・アーティスツ・プレイスメント・サービス)にてトークセッション&ワークショップ 『本を使ってなにしよ!? 中川和彦(スタンダードブックストア社長)× 陸奥賢(コモンズデザイナー)』用の資料。

「直観讀みブックマーカー」について。

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■直観讀みブックマーカー 
http://tyokkannyomibookmarker.info/

或る休日の昼下がりに、都市をぶらぶらと散歩して、何気なく古惚けた本屋に入り、ふと手にした古書を開き、その一文に天啓のようにハタと心打たれる、あの珍妙不可思議なる体験をご存じ?逍遙の果てに、まるで自分が百年探し求めていたような、美しき言葉と出逢う。出逢ってしまう。そんな偶然の、意外性の、無意識の、閃きの、浪漫の、夢のような読書のエトス(型)を、同好の紳士淑女と楽しみ、そうして出逢った言葉たちを元に本の栞(しおり)を創る高等知的遊戯を「直観讀みブックマーカー」といいます。本と人との新しい出逢い方。さあ、皆さん、ご一緒に、直観讀みブックマーカーしませう。

■直観讀みブックマーカーのやり方
①この世にある、ありとあらゆる本でできます。1冊の本を手にし、本に尋ねたいことや聞きたいこと(「愛とはなんですか?」「〇〇さんのキャッチコピーを教えてください」「今年の抱負は?」など)を想いながら真剣に祈ります。

②目を閉じたまま、直観で「答え」が書いていそうだな?というページを開き、目を閉じたまま、この辺りかな?という部分を指差します。そこの指さした文章を「直観讀みブックマーカー」に書き出します。「偶然に身を任せる」ことが肝心です。

③作ったブックマーカーをみんなにみせて意見交換します。ブックマーカーは土産として持ち帰り、実際にブックマーカーとしても使用できます。

■直観讀みブックマーカーの特徴
①カオスモス(意味不明なもの)との出逢い
「直観讀みブックマーカー」では判り易い模範解答はなかなか出ません。思いがけない、わけのわからないカオスモスな答え(文章)ばかりが出てきます。いろいろと混乱しますが、しかし、そのカオスモスを、どう読み解くか?深読みしたり、裏読みしたり、斜め読みしたりして、思考の幅を拡大させます。

②読んだことがない本、興味がない本でも出来る
読んだことがない本、興味がない本でも、とにかく手にして直観讀みブックマーカーを作ることができます。直観讀みしても「やっぱり興味ない。面白いない」ということも勿論ありますが、時には「意外と面白いな。読んでみてもいいかも」と思わされる瞬間が起こったりします。「本の試食」ができます。


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