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HAPS(東山・アーティスツ・プレイスメント・サービス)にてトークセッション&ワークショップ 『本を使ってなにしよ!? 中川和彦(スタンダードブックストア社長)× 陸奥賢(コモンズデザイナー)』

2014 年 3 月 30 日

HAPS(東山・アーティスツ・プレイスメント・サービス)にてトークセッション&ワークショップ 『本を使ってなにしよ!? 中川和彦(スタンダードブックストア社長)× 陸奥賢(コモンズデザイナー)』用の資料。

「まわしよみ新聞」について。

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■まわしよみ新聞
新聞を用いた参加交流型メディア遊び(ワークショップ)。「いつでも、どこでも、だれでもできる」を合言葉に、無料のオープンソース・メソッドとして公式サイト(http://www.mawashiyomishinbun.info/)が公開されると、日本全国各地のカフェ、商店街、NPO拠点、寺社仏閣、コミュニティ・スペース、市民活動コーナー、新聞社、小・中・高・大学などの教育機関などで採用されて瞬く間に拡大し、2014年3月現在、北は宮城、南は鹿児島まで日本全国100カ所以上で開催されている。まわしよみ新聞編集長(ファシリテーター)は200名を超え、のべ参加者数は6000名を超える。

■まわしよみ新聞の効果
【①自分の世界を広げる】インターネットは「情報検索性」に優れていますが、自分の好きな、関心・興味のある情報ばかりを収集してしまって世界観を狭めてしまう弊害(情報メタボ)が起こります。それに対して新聞は「情報総覧性」に優れたメディアで、自分の興味・関心の範囲外の記事が多数、掲載されています。自分の世界を広げることができます。

【②他者を理解する】多様な記事が掲載される新聞の中から、どんな記事を切り取るのか?ということで、その人となり、キャラクター、パーソナリティがわかります。初めて会った人同士でも「まわしよみ新聞」を実施すると、お互いの共通の関心・興味などが発見でき、親しくなります。

【③プレゼンスキルを養う】自分が切り取った記事の面白さを他者に伝えようとするさいに、ただ新聞を読み上げるだけでは、なかなか興味・関心を示してくれないときがあります。そこには記事の魅力を、実感を伝えるプレゼンテーションが必要になってきます。「まわしよみ新聞」に参加することで自然とプレゼンスキルを上達していきます。

【④メディア・リテラシーの向上】同じニュースでも新聞各社にとって伝え方が違います。そうしたメディアのスタンスを可視化することで、メディア・リテラシーを育成していきます。

【⑤編集力、構成力を鍛える】「まわしよみ新聞」は、いろんな新聞から記事を取捨選択し、プレゼンし、またみんなで1枚の壁新聞を作ります。最後の壁新聞作りの作業では「どんな紙面を作ればみんなに読んでもらえるか?」と考え、編集(デザイン)や構成(レイアウト)の能力が練磨されます。


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