東京(江戸)の「公共」は「幕府」や「政府」といった権力構造が支えてきたことに対して大阪(浪華)は常に「町衆」の手にありました。しかし明治維新以降の150年に及ぶ近代国民国家システムと、「生政治化」(ミシェル・フーコー)によって、ついに大阪的(町衆的)公共も麻痺しはじめて、それが「大阪都構想」(中央集権モデル)を提唱する橋下市長や維新現象にも繋がっている。東京がすでに、こうした中央集権的な公共モデルに限界を露呈して急速に崩壊しつつある中で、大阪が今更「東京モデル」に舵を取ることは周回遅れで、はっきりいえば不毛です。大阪には大阪らしい公共モデルがあるはず。その覚醒のためには「堺」「大坂本願寺」「タニマチ気質」といった大阪の誇るべき「歴史的公共」を再検証することや、「失われた20年」を経て誕生してきた「かえっこバザール」「住み開き」「まわしよみ新聞」といった「遊びの公共」が重要な鍵を握るのではないか・・・?
以上、呟き。
明日の4月1日の毎日新聞朝刊に「まわしよみ新聞」の取材記事が掲載される予定です!しかし残念ながら関東甲信越、東北、九州版などには掲載されますが、ぼくがいる関西版には掲載されないとのこと。あやー。関東甲信越、東北、九州の人はお楽しみに!
もしよろしければ、誰か毎日新聞を手にいれたら、記事をスキャンして送ってくださいww
■まわしよみ新聞
http://www.mawashiyomishinbun.info/
東京(江戸)の「公共」は「幕府」や「政府」といった権力構造が支えてきたことに対して大阪(浪華)は常に「町衆」の手にありました。しかし明治維新以降の150年に及ぶ近代国民国家システムと、「生政治化」(ミシェル・フーコー)によって、ついに大阪的(町衆的)公共も麻痺しはじめて、それが「大阪都構想」(中央集権モデル)を提唱する橋下市長や維新現象にも繋がっている。東京がすでに、こうした中央集権的な公共モデルに限界を露呈して急速に崩壊しつつある中で、大阪が今更「東京モデル」に舵を取ることは周回遅れで、はっきりいえば不毛です。大阪には大阪らしい公共モデルがあるはず。その覚醒のためには「堺」「大坂本願寺」「タニマチ気質」といった大阪の誇るべき「歴史的公共」を再検証することや、「失われた20年」を経て誕生してきた「かえっこバザール」「住み開き」「まわしよみ新聞」といった「遊びの公共」が重要な鍵を握るのではないか・・・?
以上、呟き。
山口県宇部市の「特定非営利活動法人ライフワーク支援機構」さんが「まわしよみ新聞」を実施してくれたようです!おそらく山口県での「まわしよみ新聞」の実施は初めてではないでしょうか?w 特定非営利活動法人ライフワーク支援機構さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございます~!^^
以下のレポート記事は「ライフワーク通信4月号」(特定非営利活動法人ライフワーク支援機構)より。
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■「ライフワーク通信4月号」(特定非営利活動法人ライフワーク支援機構)より
http://shi-saposute.com/pdf/tushin201404.pdf
3月13日(水)に勤労青少年会館にて、コミュニケーションセミナーで「まわしよみ新聞」を作成しました。前半では、一人ひとりが新聞から気になる記事をピックアップして要約し、プレゼンをすることで、考えをまとめ、わかりやすく伝えるためのトレーニングをしました。後半では、それぞれがまとめた記事を大判用紙に貼り合わせ、記事に対する意見や感想を書き込み、一面記事をどれにするかなどレイアウトを工夫して、参加者全員で「まわしよみ新聞」をつくりました。最初は口数が少なかった参加者も一緒に作業を進めていくうちに緊張もほぐれ、みんなで意見を交換したり協力しながら完成させることができました。他の参加者がピックアップした記事をみんなでまわしよむことで、自分の興味や関心のない分野にも触れることができ視野を広げることができたようです。