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想像性、創造性は、遊びの中でこそ涵養されていく

2014 年 11 月 10 日

ぼくは学歴とか教養とか知識とか、既存のエトス(型や体系)がない人間で、だから、自分でなにかを始めるならば、自分なりにエトスを作るしかなかった。では、なにを作ればいいか?自分の得意分野ってなにか?と考えたら、それは「遊び」やった。要するに、過去を振り返って、自分がなにをしてきたか?というと、ずっと、ふらふらと遊んで生きてきただけで(単なるろくでなし&社会不適合者ですがw) それで「遊び」なら、そこそこ、自信がないこともないぞと。「大阪七墓巡り」は宗教を遊び、「まわしよみ新聞」は新聞を遊び、「直観讀みブックマーカー」は本を遊び、「当事者研究スゴロク」は人生を遊ぶ。遊んでいるうちになにが起こるか?というと、人が集まって、場が生まれてくる。自然と、ひとづくり、場づくりになってくる。

「漢字ドリル」とか「腕立て伏せ」とか、ロボットのように一定の運動を繰り返させる。そうやって知識や体力をつけさせる。まったく面白くない。子供は「かくれんぼ」やら「鬼ごっこ」をして遊んでいるうちに、自然と体力や知恵もつける。さらには仲間もできていく。「学び」と「遊び」の違いですな。おそらく最短距離で、最速で、なにかができるようになるには、学びの方がええんです。子供に大人の「まね」をさせて覚えさせる(そもそも「まなび」の語源は「まねぶ」です)。これはしかし、いってみればサルでもできる話で。「まね」がない世界となると、まるで通用しない。「いままでにないものを作ろう」とするならば、そのヒントは「遊び」の中にある。想像性、創造性は、遊びの中でこそ涵養されていく。

昨日、堺の図書館で、直観讀みブックマーカーをやって「なんでこんなことを思いつけるんですか?」といわれて「いやぁ、ぼく、遊んでばっかの人生やったんで・・・」と答えたんですが、言葉をもう少し付け足すと、そういうことですw

■直観讀みブックマーカー
http://tyokkannyomibookmarker.info/


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