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2016 年 5 月 19 日 のアーカイブ

【岩手県】■6/5(日)14時より「アイーナ」にてまわしよみ新聞実施!参加者募集中! https://www.facebook.com/events/977806498982804/ 岩手日報社さんからのご依頼で岩手県アイーナでまわしよみ新聞を実施します!^^ ご興味ある方は、ぜひともご参加してください~!m(_ _)m

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【岩手県】■6/5(日)14時より「アイーナ」にてまわしよみ新聞実施!参加者募集中!

https://www.facebook.com/events/977806498982804/

岩手日報社さんからのご依頼で岩手県アイーナでまわしよみ新聞を実施します!^^ ご興味ある方は、ぜひともご参加してください~!m(_ _)m

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■企画展関連イベント「新聞を楽しもう!まわしよみ新聞」のお知らせ

http://www.library.pref.iwate.jp/info/evecale/event/20160605_mawashiyomi.html

興味を持った新聞記事を使ってグループで壁新聞をつくる、全国で人気上昇中のワークショップ「まわしよみ新聞」。世代を超えて交流しながら、新しい新聞の読み方に出会えます。ぜひ体験してみませんか?(共催:岩手日報社)

■開催情報
■日時:平成28年6月5日(日曜日) 14時00分~ 受け付けは30分前(13時30分)から
■会場:アイーナ4階 県民プラザ
■講師:陸奥 賢 氏
(まわしよみ新聞提唱者・観光家・コモンズデザイナー・社会実験者)
■対象:どなたでも
■定員:30名(申し込み先着順)・入場無料
■申込方法:カウンターへ直接または電話(019-606-1730)でお申し込みください。お気に入りの1紙(業界紙・スポーツ新聞などなんでも可)の持込みも可能です。完成した壁新聞は、7月28日(木曜日)まで館内に掲示します。

■陸奥賢(むつ さとし)氏 プロフィール
観光家、コモンズ・デザイナー。1978年大阪市住吉区生まれ。ライター、放送作家などを経て、2008年から2013年1月まで大阪コミュニティ・ツーリズム推進連絡協議会「大阪あそ歩」(2012年観光庁長官表彰)のプロデューサとして活躍。現在は、メディアや観光、まちづくりに関するプロューサーとして大阪を拠点に活動中。「まわよみ新聞」の発案者でもある。著書に「まわしよみ新聞のすゝめ」がある。


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【兵庫県】神戸国語教育研究会カプスさんがまわしよみ新聞研究です!

2016 年 5 月 19 日 Comments off

【兵庫県】神戸国語教育研究会カプスさんがまわしよみ新聞研究です!まわしよみ新聞、過去、いろんなところで発行されてますが、教育効果についてここまで「研究」されたというのは初めてのことやないでしょうか?まわしよみ新聞が三省堂さんの高校国語教科書に採用された結果なんでしょうが、ほんまいろいろなことが驚きです…σ(^_^;)

「とにかくオモロイ!」「楽しい!」「読む、話す、聞く、書くが有機的に繋がる」といったご感想は頂いてますが、学校でやるとなると「時間配分はどうするか?」とか「評価をどうするか?」といった課題もでてきたようです。

ぼくにも答えはわかりません。まわしよみ新聞はオープンソースかつ集合知というコモンズ・デザインのメディア遊び。いろいろなやり方をいろいろな方に模索してほしいんですな。その中から「高校国語教育としてのまわしよみ新聞の方法論はこれかな?」というスタイルが産まれてくることを期待してます。そのためにも、全国の教育関係者のみなさん、ぜひともまわしよみ新聞に取り組んでみてくださいw

しかし、ぼく自身、いろいろと興味深い研究成果でした。カプスさん、ありがとうございます!^ ^ 研究の続き、期待しております!m(_ _)m

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神戸国語教育研究会カプスです。高校国語において、教科教育としての「まわしよみ新聞」導入について検討するにあたり、まずメンバー自身がまわしよみ新聞を体験し、可能性について探究しました。議論の結果もみなさんが見えるように画像でアップします。今後、具体的な生徒用リフレクションシート等の開発も考えていくつもりです。ご意見等お聞かせください。


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【埼玉県】読売新聞さんが春日部市立豊野中学校1年生170名でまわしよみ新聞を実施してくれました!^ ^

2016 年 5 月 19 日 Comments off

【埼玉県】読売新聞さんが春日部市立豊野中学校1年生170名でまわしよみ新聞を実施してくれました!^ ^

中央五大紙の中で、いちばんまわしよみ新聞取材をしてくれているのは毎日新聞さんなんですが、いちばんまわしよみ新聞をあちらこちらで実際に実施、発行してくれているのは読売新聞さんやったりします。ありがとうございます〜!m(_ _)m

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■読売新聞「体育館で170人がまわしよみ新聞 埼玉・春日部市立豊野中1年」

http://kyoiku.yomiuri.co.jp/shinbun/mawashiyomi/contents/-13-yc11yc37.php

 新聞をグループで回し読みし、記事を切り抜いて作る「まわしよみ新聞」。楽しみながら社会への関心やコミュニケーション力を高められるメディア遊びとして注目されている。埼玉県春日部市立豊野中学校(小林修校長)では3月3日、1年生169人が「まわしよみ新聞」に挑戦した。

 体育館には班ごとに作業台として机が配置され、生徒たちは揃いのジャージ姿で集合した。講師を務めた読売新聞東京本社の高野光一郎記者は、まず「準備体操」として当日の朝刊をひたすらめくるように指示した。

 大きな紙面に不慣れで、扱いづらそうにする様子も見られたが、班の中で面白い記事や写真を発見した生徒が声を上げると、周囲ものぞき込み、熱心にめくり始める。

 一通り目を通したところで、講師の高野記者が、新聞の特色や見出しの役割など、短時間でしっかり読める方法を生徒たちに伝える。ニュースが紙面に載るまでの過程や雑学などをクイズ形式で紹介し、「まわしよみ新聞」は「ニュースを感じて、伝える」ことと説明した。
 
◎高まるプレゼン能力 興味ある記事に新たな気付き
 いよいよ作業開始。まず2、3の記事を選んで切り抜く。自分が何かを感じたニュースなら、小さなベタ記事でもよい。その後に、3~5人一組になって、切り抜きを手に、級友に内容を説明し、選んだ理由や感想をつけ加える。一種のプレゼンテーションで、記事の内容をまとめる力、わかりやすく相手の関心をかき立てるように話す力が必要になる。高野記者を始め、先生方もグループの間を回り、発表に耳を傾け、質問やアドバイスを投げかけた。

 互いの発言を聞いた上で、自分たちの「まわしよみ新聞」で何をトップ記事にするか「編集会議」で決めていく。記事をうまくレイアウトしながら貼りつけ、コメントや感想を書き込み、最後には独自の新聞題字を付ける。

 当日の朝刊は、米大統領選予備選が1面トップで、女子サッカーの五輪予選も大きく取り上げられていた。だが、稲垣那奈さんは公立高校入試の記事を切り抜いた。「受験のことをそろそろ考えなくてはと思った」といい、この身近な題材はグループの賛同を集めてトップ記事になった。題字は「社会新聞」。稲垣さんは「これまで新聞を読もうと思わなかったけれど、こんなにいろいろな、自分にも興味のある記事が載っていることがわかった」と話していた。
 
◎きっかけはYCでの職場体験
 今回の授業が実現したきっかけは、昨年11月に同校1年の男子生徒4人が、新聞販売店「YC春日部東部」で職場体験学習をしたこと。仕事体験のかたわら、「まわしよみ新聞」に挑戦した。大きな模造紙いっぱいに記事を貼り、全員が感想やコメントを書き込んだ新聞はなかなかの出来。1年生の担任の飛田哲也教諭は、「4人にはいい経験になった。本校では各教室に新聞が置いてあるが、生徒はなかなか手にとらない。幅広い記事が載っていることに気づく機会になれば」と期待を込める。4人の新聞はこの日の授業にも見本として持ち込まれた。

 2日目は発表会。1グループの持ち時間は3分間で、全員が発言することをルールに、自分が選んだ記事や題字について1人ずつ話した。全5クラスが混合されるように発表グループを構成したので、聴衆は他のクラスの生徒ばかり。質問や意見が出ると、その場で答えなくてはならない。発表が3分間には収まり切らないグループも出た。

 小林校長は、「まわしよみ新聞は、自分で課題を見つけ、お互いに意見交換しながら考えを深める点で、まさにアクティブ・ラーニング(能動的学修)になっている」と話した。
(2016年5月10日 15:52)


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【東京都】東京新聞さんの「NIB・出前講座」のページで「まわしよみ新聞」の出前講座が可能です!^ ^ NIE(教育に新聞を)に続いてNIB(ビジネスに新聞を)の動きが広まってますが、そこでもまわしよみ新聞が色々と活用されてます。東京、関東界隈の方はぜひともお問い合わせください!m(_ _)m

2016 年 5 月 19 日 Comments off

【東京都】東京新聞さんの「NIB・出前講座」のページで「まわしよみ新聞」の出前講座が可能です!^ ^

NIE(教育に新聞を)に続いてNIB(ビジネスに新聞を)の動きが広まってますが、そこでもまわしよみ新聞が色々と活用されてます。東京、関東界隈の方はぜひともお問い合わせください!m(_ _)m

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■東京新聞「NIB・出前講座」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/education/nib/

新聞を活用して社会人としての力を高め、仕事にも役立てもらおうと、東京新聞では企業や自治体、大学などへの「出前講座」を実施しています。NIB(Newspaper in Business=ビジネスに新聞を)の取り組みです。

新聞を読むことによって得られる力には、主に「雑談力」「発想力」「分析力」「人生経験力」「共感力」「広報力」があります。これら「6つの力」につながる新聞の読み方、活用法などを編集局のデスク、記者が出向いて解説します。講義だけでなく、気になる記事をグループごとに切り抜きまとめる「まわしよみ新聞」などのワークショップにも取り組んでいます。

新入社員、職員や若手、中堅向けまで、ご要望に応じる「オーダーメードの研修」が東京新聞「出前講座」の特長です。お申し込み、お問い合わせは出前講座・NIB担当・榎本哲也(03-6910-2200)へ。


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【滋賀県】龍谷大学の脇田先生がまわしよみ新聞を実施してくれました!

2016 年 5 月 19 日 Comments off

【滋賀県】龍谷大学の脇田先生がまわしよみ新聞を実施してくれました!脇田先生のブログによると…

最初は「新聞 ? まわしよみ?」と怪訝に思っていた学生たちでしたが、実際にやってみると予想外に面白い経験になったようです。

…とのことで、最初は学生さんたちも「??」な状況やったそうですが、やってみると徐々にハマっていったようですw また脇田先生の進行がよかったんやと思いますね^ ^

脇田先生、龍谷大学の学生さんたち、ありがとうございます〜!m(_ _)m

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■「環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」Faculty of Sociology, Ryukoku University
龍谷大学社会学部の教員・脇田健一のホームページ(ver.2)。
◎「まわしよみ新聞」(社会学入門演習)

http://www.soc.ryukoku.ac.jp/~wakita/?x=entry:entry160511-013309


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サロン・ドゥ・螺にて魔女オレベステン@汐月 陽子さん!

2016 年 5 月 19 日 Comments off

サロン・ドゥ・螺にて魔女オレベステン@汐月 陽子さん!

1位 サマンサ(奥様は魔女)
2位 ヴィヴィアン・ウェストウッド
3位 壱原郁子(xxxHOLiC)
4位 フローレンス・ナイチンゲール
5位 玉藻御前
6位 マーガレット・マレー
7位 ジャンヌ・ダルク
8位 マーニャ(ドラゴンクエストⅣ)
9位 マリリン・マンソン
10位 キキ(魔女の宅急便)
殊勲賞 アニータ・ロディック
敢闘賞 谷崎瑠美
技能賞 高町なのは(魔法少女リリカルなのは)

いろんな意味で意外なランキングでしたw 深い!


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■5/14(土)13時30分から逍遥舎にてトーク企画「コミュニティ・デザインからコモンズ・デザインへ〜社会実験でコモンズを作ろう〜」実施!参加者募集中! https://www.facebook.com/events/1540947156209132/

2016 年 5 月 19 日 Comments off

本日です!^ ^ 飛び込み参加大歓迎!m(_ _)m

まわしよみ新聞は、たまに講師として呼ばれて謝金をもらうことがあります。呼んでくれるのは新聞関係者、教育関係者、まちづくり関係者の方々が多い。それぞれのコミュニティにとって、まわしよみ新聞がなにかしら有益的なので呼んでもらってます。要するに「コミュニティ・デザインとしてまわしよみ新聞は優れてる」と評価されてるんですな。

ぼくは、しかし、ほんまはコミュニティ外の流れ者のために、他者のために、まわしよみ新聞を作った。コモンズ・デザインとして作った。でもコモンズ・デザインとしては、まったくただの一度もお金になったことはないです。当たり前でして。「他者」のために何かやって、それがお金になるなんて、そんなことは、まあ、ありえない。だって「他者」なんやからww

結論…というかコモンズ・デザインは、カネにならんです。もう、ほんま、まったくならんです。赤字垂れ流しww でも、やる。なんでやるのか?「他者を想像(創造)すること」が社会資本として必要やないか?とぼくが考えてるから。

…といったようなことを、いろいろとお話します。よろしければぜひぜひ!m(_ _)m

■5/14(土)13時30分から逍遥舎にてトーク企画「コミュニティ・デザインからコモンズ・デザインへ〜社会実験でコモンズを作ろう〜」実施!参加者募集中!

https://www.facebook.com/events/1540947156209132/

ツルハシブックスの西田さんが来阪中!なんですが、急遽「陸奥賢に公開インタビューをしたい」ということでトークイベントを実施することになりました。

税金の無駄遣いとも揶揄される「ゆるキャラ」ブームや、赤字になる地方がでるほど顧客獲得に熾烈な「ふるさと納税」戦争など、地域、地方が「わがまち起こし」に必死になればなるほど、じつはお互いを潰し合う…というのがコミュニティ主義の限界です。そこには「他者」を慮り、社会全体を俯瞰しようという視野が存在しない。コミュニティや社会の中に、どのようにして「他者性」を取り込んでいくか?他者が入り混じる「コモンズ」(入会地、共有地)をどのようにして具現化するか?…を考えて試行錯誤を繰り返しているのが観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者の陸奥賢です。コミュニティ・デザインからコモンズ・デザインへ。そこに至るまでのプロセスや社会実験の数々の成功、失敗などをお話しします。

■開催日時:5/14(土)13時30分
■開催場所:社会実験塾「逍遥舎」
大阪市淀川区十八条2-6-5

https://goo.gl/maps/3SKaZSjfv7K2

■参加費:カンパ
■定員:10名

■スピーカー:西田卓司(にしだたくじ)
現代美術家/ツルハシブックス劇団員(店主)。1974年生まれ、千葉県袖ケ浦市出身。「米の研究がしたい!」と新潟大学農学部に進学。在学中の1999年に、「まきどき村」を発足、現在も毎週日曜日に農作業の後、囲炉裏を囲んで朝食を食べる「人生最高の朝ごはん」を実施している。2002年に、不登校の中学生の家庭教師をしたことで「中学生高校生大学生と地域の大人をつなぎたい!」とNPO法人ヒーローズファームを設立。世代間交流事業や地域企業でのインターン事業などを行う。同時期からサンクチュアリ出版の地方書店営業を始める。2011年3月に「ジブン発掘本屋 ツルハシブックス」を開業。「劇場のような本屋、本屋のような劇場」をテーマに店づくりを行っている。

■スピーカー:陸奥賢(むつ・さとし)
観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者。1978年大阪生まれ。中卒。2008年10月から2013年1月まで大阪あそ歩(観光庁長官表彰受賞)プロデューサーとして活動。現在は大阪七墓巡り復活プロジェクト、まわしよみ新聞、直観讀みブックマーカー、当事者研究スゴロクなどを主宰。著書に『まわしよみ新聞のすゝめ』。38歳バツイチ。


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■コミュニティ・デザインからコモンズ・デザインへ

2016 年 5 月 19 日 Comments off

ぱぱっとレジュメまで作りましたよw この通り、話するかどうかわかりませんがw

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■コミュニティ・デザインからコモンズ・デザインへ
◎コミュニティ 家族(血縁)、集落、村、町(地縁)、講、学校、会社(社縁)etc
◎コモンズ 入会地、入会山、共有地、共有山

◎ヤマアガリ 「村に食うことに困り、租税もおさめることができないというものがあると、その山に入らせて百姓をさせ、一人前にたちなおるようにさせました。これを『ヤマアガリ』といっております。共有山へは、西日本では、どんなに貧しいものでも、身分の低いものでも行くことができたのですが、東の方では、被官とか水のみといわれる身分の低い百姓は権利がなくて、御館や本百姓のゆるしがないと行けないところが多かったのです。」 ※『宮本常一著作集7 ふるさとの生活、日本の村』(未来社)

◎道道外才人(歩き筋) 行者、山伏、聖、毛坊主、御師、巫女、比丘尼、遊女、猿回し、傀儡子、人形回し、万歳、タタラ師、マタギ、サンカ、博労、杜氏、木地師などなど…。生業未分化なジプシーと違い、日本の歩き筋は職業分化(職人化)していた。また特異な生業技術をもっていた彼らはコミュニティを遍歴しながら体得した知識や情報を閉鎖性の強かった定住者社会に齎す文明の伝播者でもあった。内財人ではなく外財人。※参考文献 網野善彦『中世における天皇支配の一考察』、渡辺久雄『木地師の世界』

◎「日本全国入山勝手次第」(木地師御綸旨) 9世紀に近江国蛭谷(現:滋賀県東近江市)で隠棲していた小野宮惟喬(これたか)親王(文徳天皇の第一皇子でありながら、母方が紀氏であったので立太子されず。母方が藤原氏の弟が清和天皇となる)が、周辺の杣人(そまく)に木工技術を伝授したところから始まり、日本各地に伝わったと言う伝説がある。 蛭谷(ひるたに)、君ヶ畑近辺の社寺に残っていた『氏子狩帳』などの資料から木地師の調査、研究が進んだ。木地師は惟喬親王の家来、太政大臣小椋秀実(おぐらひでみ)の子孫を称し、諸国の山に入り山の7合目より上の木材を自由に伐採できる権利を保証するとされる「朱雀天皇の綸旨」の写しを所持し、山中を移動して生活する集団だった。実際にはこの綸旨は偽文書と見られているが、こうした偽文書をもつ職業集団は珍しくなかった。綸旨の写しは特に特権を保証するわけでもないが、前例に従って世人や時の支配者に扱われることで時とともに実効性を持ち、木地師が定住する場合にも有利に働いた。木地師は木地物素材が豊富に取れる場所を転々としながら木地挽きをし、里の人や漆掻き、塗師と交易をして生計を立てていた。中には移動生活をやめ、集落を作り焼畑耕作と木地挽きで生計を立てる人々もいた。そうした集落は移動する木地師達の拠点ともなった。幕末には木地師は東北から宮崎までの範囲に7000戸ほどいたと言われ、 明治中期までは美濃を中心に全国各地で木地師達が良質な材木を求めて20〜30年単位で山中を移住していたという。
※参考文献 宮本常一 『山に生きる人々』

◎「コモンズ破壊」としての地租改正(明治6年・1873) 日本国の土地はすべて「官有地」か「私有地」となる。土地の所有者がおらず納税が困難な入会地は「持主不明」ということで、事実上、政府に「官有地」や「御料林」として没収された。地租改正反対一揆が頻発し、自由民権運動などにも影響を与えた。とくに入会地の官有地編入に抗議して3万人が実力行使に及んだという明治14年(1881)の「群馬県入会地騒擾」は有名。※「共」は、すべて「公」に含まれてしまった。「共」よりも「公」の方が上位に来る。「公共」問題。結果、国民には「共意識」(自治精神)がない。すべて「公任せ」(官僚頼み)。

◎「コミュニティ破壊」としての市区町村合併(村切り) 過去、日本政府は「明治大合併」(明治22~23年。市町村数71,314→15,859)、「昭和大合併」(昭和31~36年。市町村数9,868→3,472)、「平成大合併」(平成11~18年。市町村数3,232→1,821)と3度の大合併を行っている。

◎ナショナリズム コモンズを破壊し、コミュニティを破壊し、近代国民国家意識(ナショナリズム)を植え付けた。近代国民国家は、しかし、セーフティネット機能も有している。国民皆保険、生活保護、障害者福祉などなど…。※「国民」であれば誰でも享受できる特権。「国民」でなければ享受できない。

◎タックスヘイブン 東西冷戦構造が資本主義陣営の勝利に終わり、近代国民国家という枠組みを超えて資本主義が肥大化・メタボ化(グローバル資本主義の蔓延)。企業の多くは無税都市、無税国家に拠点を移して、近代国民国家に税金を納めなくなった(タックスヘイブン問題)。結果、近代国民国家のセーフティネット(国民皆保険、生活保護、障害者福祉…)が機能不全に陥り、「弱者切り捨て」「自己責任」の格差社会へ。

◎コミュニティ・デザイン 劣化していく近代国民国家や超巨大なグローバル資本主義はセーフティネットになり得ない。どうすれば新しいセーフティネットが構築できるのか?そこで「コミュニティ・デザイン」(コミュニティ再生、コミュニティ回帰)が始まっている。しかしコミュニティは万能ではない。最大の問題は基本的に閉鎖的構造をしていること。コミュニティの当事者のみの救済(セーフティネット)でしかない。※「コミュニティ難民」(アサダワタル氏提唱)の問題。

◎コモンズ・デザイン 「他者」のための場作り。そんなことが可能なのか?と思いながら陸奥賢は日々、悪戦苦闘している。大阪七墓巡り復活プロジェクト、まわしよみ新聞、直観讀みブックマーカー、当事者研究スゴロクなどは陸奥なりのコモンズ再生、コモンズ回帰の模索であり、社会実験。最大の問題は「他者」(幻想)のためなので儲からないこと。


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逍遥舎にてトークイベント「コミュニティ・デザインからコモンズ・デザインへ!」開催! https://www.facebook.com/events/1540947156209132/

2016 年 5 月 19 日 Comments off

逍遥舎にてトークイベント「コミュニティ・デザインからコモンズ・デザインへ!」開催!

https://www.facebook.com/events/1540947156209132/

あっというまの3時間。ニッシーが某さんとか某団体とかをディスりまくるんで怖かったです…ww (ぼくは某さんも某団体も大好きですけどね!)

ラストは直観讀みブックマーカーで締めました。いかにして想像もしない何か=「他者」と出逢うか?その出逢いのデザインは結局「偶然のデザイン」となる。直観讀みブックマーカーはそういう「偶然の出逢い」が巻き起こるように設計された本遊びです。

以下のサイトで栞が無料でダウンロードできます。ぜひいろんな栞を作って、いろんな本に挟み込んでください〜!(直観讀みブックマーカーテロといいますw)

■直観讀みブックマーカー
tyokkannyomibookmarker.info

■直観讀みブックマーカー栞

http://tyokkannyomibookmarker.info/bm_A4prt.pdf

■直観讀みブックマーカーの遊び方

http://mutsu-satoshi.com/wp-content/uploads/2015/07/e6e9300bddf74ecabd1f20271868c1b6.pdf


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【富山県】恒例の法林寺温泉@まわしよみ新聞!^ ^ 法林寺温泉さんでのまわしよみ新聞も1年以上になるんですなあ。今回は地元情報誌『jojojo』さんの取材も入ったとか。どんな記事になるのか?楽しみですなw

2016 年 5 月 19 日 Comments off

【富山県】恒例の法林寺温泉@まわしよみ新聞!^ ^

法林寺温泉さんでのまわしよみ新聞も1年以上になるんですなあ。今回は地元情報誌『jojojo』さんの取材も入ったとか。どんな記事になるのか?楽しみですなw

画像、記事はむらかみさんからシェア。ありがとうございます〜!m(_ _)m

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南砺市の法林寺温泉さんにて、まわしよみ新聞を実施しました!こちらで開催させていただき、一年以上。参加していただき、ありがとうございます!!地元情報誌『jojojo』の取材も入り楽しい時間になりました!!久しぶりにスタンダードな まわしよみ新聞。ぜひ皆さんも次回参加してみてください!法林寺温泉さんでは来月は6月18日(土) 16:00~18:00に予定しております。


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