ホーム > 雑感 > 【兵庫県】お世話になっております!の毎日新聞阪神支局長・伊地知克介さんが「直観讀みブックマーカー@尼崎・園田地区会館」をコラム記事にしてくれました!^ ^ 臨場感のある、素晴らしい記事です。

【兵庫県】お世話になっております!の毎日新聞阪神支局長・伊地知克介さんが「直観讀みブックマーカー@尼崎・園田地区会館」をコラム記事にしてくれました!^ ^ 臨場感のある、素晴らしい記事です。

2016 年 7 月 11 日

【兵庫県】お世話になっております!の毎日新聞阪神支局長・伊地知克介さんが「直観讀みブックマーカー@尼崎・園田地区会館」をコラム記事にしてくれました!^ ^ 臨場感のある、素晴らしい記事です。

直観讀みブックマーカー、ぼくは、まわしよみ新聞より好きですww コモンズ・デザインとして優れている。いろんな本屋、図書館、古本屋で広まってほしいなあと思ってます。伊地知さん、毎日新聞さん、ありがとうございます〜!m(_ _)m

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■毎日新聞「支局長からの手紙 直観読みブックマーカー /兵庫 2016年7月7日 地方版」

http://mainichi.jp/articles/20160707/ddl/k28/070/441000c

先月28日夜に尼崎市東園田町の園田地区会館で開かれた行事「直観読みブックマーカーを作ってみよう!」を見学しました。「本を使った新たな遊び」と題したこの「直観読みブックマーカー」は、「まわしよみ新聞」の発案者として知られる陸奥賢さんが考えたものです。この日は陸奥さん自身が園田地区会館に来てこの「ブックマーカー」について説明しました。

新聞を持ち寄り、好きな記事を切り抜いて張り付け「自分だけの新聞をつくる」まわしよみ新聞は、新聞の新しい楽しみ方として全国的に注目されています。ただ陸奥さんは「私自身は『ブックマーカー』の方が面白いと思うんですね」と言います。

「ブックマーカー」の遊び方は、(1)参加者は本をそれぞれ5〜6冊以上持ち寄る(2)何か「問い」を決め、本を選んで「答えを教えてください」と祈る。問いは「愛とは何か」でも「私の最期の言葉は?」でも、何でも構わない(3)目を閉じて本を開き、適当なところを指さし、その文章を問いの「答え」とする(4)ブックマーカーに「問い」と「答え」を書き込む(5)これを見せ合って意見交換する、というものです。

当然、全然かみあわない「問い」と「答え」になります。ところが、不思議にも適切な答えが出てしまってびっくり、ということもある。園田地区会館でも「私の最期の言葉は?」という問いに「思う存分楽しんだ」という文章が偶然出てきて、「大往生だねえ」と一同感心、という場面がありました。突拍子もない答えに笑ったり、解釈によってはこれは適切な答えなのではないか、と議論になったり、なかなか興味深い2時間でした。

人の悩みに自分の本で答える、ということもでき(当然意味不明の問答になるのですが)、これは自分の知らない本に出合い、視野を広げる、ということにつながります。

本好きの人にとっては、本との新しい出合い方、楽しみ方になるでしょうし、あまり読書習慣のない人でも参加でき、本の魅力、文章の魅力と出合う機会になるかもしれないなあ、と思いました。本という文化の豊かさを感じた時間でした。


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